ドル円は底堅い動き

 [2013-5-22] さて、本日もブログの更新をしていきたいと思うのですが、実は、この度プリンタを新調しまして、何かとデータを取ってはファイルする私にとっては必需品のプリンタなのですが、こいつで悪戦苦闘しています。

 マーケットは、ドル円が若干上昇傾向にある形状を短期トレンドで作ろうとしているのですが、プリンタの設定にばかり手が取られてしまっており、全くマーケットに手が付けられていません。

 そこで、今日は、私がどのようにプリンタを活用しているのか?について少し前半部分で紹介させて頂きたいと思います。

 まず、指標の予定表などをまとめてプリントしておいて、デスクの脇に張り付けていて、いつでもどのような指標が予定されているのかを確認できるようにしています。

 そして、指標発表後に、その指標の予定表の脇に、簡単に感じた事を記載するようにしています。

 結構メンドクサイ作業なのですが、例えば、ある指標が発表された時に、ドル円は跳ねたのにユーロ円は跳ねたなど、簡単なメモが残っていると、その時の相場を思い出しやすくなりますし重宝しています。

 また、ある指標で高値が止まった場合に、その高値をちょこっとメモしておくことで、ファンダメンタルズ的な高値位置を探ると言う意味でも使っています。

 例えば、アメリカGDPの結果が良くてドル円が105円まで伸びた後、104円まで下落したとします。

 すると、その初動で付けた105円と言うのが、その時に発表されたGDPによる目安高値と言う事になり、それ以外の要因が加わり105円を突破すると言う風に目途を付けたトレードをするなどです。

 こうしておくことで、新しいニュースに対して柔軟に対応すると共に、どのような需要が出たのかを知る手掛かりとなるように考えています。

5月22日のドル円相場4時間足

 プリンタにばかり意識がいってしまっているため、本日のドル円チャートは至ってシンプルですが、トレンドライン状況の簡単な確認程度にご覧ください。

ドル円2013年5月22日チャート4時間足

 本日のチャートは簡単なものになっていますが、それは、プリンタで頭が一杯と言うのもさておきながら(笑)、本日予定されているバーナンキ議長の演説に全てが掛かっていると言う事もあるからです。

 個人的には、日本時間明日3時に予定されているFOMCの議事録よりも注目している訳ですが、なぜマーケット注目度が2に設定されているのか少し理解は不能な部分があります。

 特に、最近のバーナンキ氏は余り多くを語っていない事から考えても、やはり今回のケースは注目に値するように考えています。

 どうぞ、その辺り、NYタイムに入った辺りから十二分に注意して頂ければと思います。特に緩和幅削減の話に言及して来るようならば、ドル円は高値突破が目途にもなってくるので、その辺りのバーナンキ氏の景気考察の部分にも注目しておいて頂ければと思います。

 また、FOMC議事録については、どの程度まで踏み込まれた量的緩和からの出口戦略の話が有ったのか?が焦点となっているので、その辺りにも注意して頂ければと思います。