ドル円の週末からの見方

 [2013-6-30] 先日は、月間恒例の同期会が有り、朝から飲んだくれてしまっていたため、ブログをお休みとなりました。

 今回の会の日程が決まったのが急だったので、事前報告ができなかった事について文頭でお詫びさせて頂きます。

 昨日の会合での収穫は、「かなりお酒を飲まされた事」と「散財となってしまった」と言う2点のみで、正直反省材料しか有りません(涙)。

 マーケット関連の話については、ほとんど無かったのですが、中規模企業で役員をしている人に「今後の為替動向」について、簡単なアドバイスを行った程度でした。

 鉄鋼関係の製造業に従事している役員からは、「まだ製造業が非常に悪い」と言う話が出ていました(日本の経済指標通りと言ったところか・・)。

 設備投資についても、やはり円高の間に厳しい状況に耐えてきた分で一杯で、なかなか「次の一手」を打つ状況にはない、と言うところのようです。

 良い点としては、景気の見通しは比較的上向き気味と推移しているとのことでしたが、リーマンショックと円高を乗り越えてきた企業の中には、“経営が怪しい”ところも多くあるようで、それが実体化して来る事になり、「もう一回しんどい時期」が設備投資等が伸びるまでにあるのでは?と言う役員の方もいました。

 こう言った動向を掴むと言うものは、数字上で経済を追いかけている私としては大変新鮮な情報源となっているので、この会に参加するようにしているのですが、どうも飲みすぎるのは注意したいと思う今日この頃です。

ドル円の4時間足チャート

 さて、二日酔いで回転数のかなり悪くなっている頭を必死に使って、明日からのマーケットを考えてみたいと思います。

ドル円2013年6月30日チャート4時間足

 チャートから見えるポイントとして、先日の上昇を受けて、ドル円は上ブレイクをしている事から、「しばらくは強気の反応を見せる事を想定しておくべきだろう」と考えています。

 そこで、基本的方針は押し目買いで攻めていきたいところなのですが、現在は99円台までの上昇となっているため、高値は100円がターゲットになってきます。

 一度上抜けているので、そこまで必死になって100円で売り込む必要は無いと思うんですが、それでもやはりオプションやらオーダーは100円辺りで並んでくる事が想定されるので、ロングで追いかける時には100円辺りまでを一定の目途に利食い売り、さらに押してきたところでは再度買いと言う形を想定しておくのも面白いと考えています。

 また、月曜日の窓が下窓であれば、ある程度様子を見て買ってみようと思っているのですが、月としては7月に入り、雇用統計が発表されるので、週全体ではそれに向けた動きが来週の戦い方になってきそうです。

 個人的に雇用統計は悪い結果を予想しており、10万人程度を仮定しているのですが、結果はどうあれ、雇用統計前には一度ポジションは清算するのが私のスタイルですので、金曜日の発表ですし、少し稼がせてもらえれば良いな?程度に考えています。

 本日は、もう二日酔いでグロッキーなのですが、来週もがんばって戦っていきましょう!!