ドル円は最近朝は買い

 [2013-6-25] 昨日は、月曜日で基本的に月曜日と言うのは1回のトレードは上手く行って後は上手くいかずに利益を放出する事が私の場合多いのですが、昨日の場合は3回トレードして全て成功して、上下幅もほぼ限界まで取れるトレードができました。

 恐らく、ここ数日の流れを捕えると、時間軸のトレードを考えると結構簡単にイメージを作る事ができるので、今日はその事について書いてみたいと思います。

 まず、日本時間に入る前に、ドル円の安値圏ではひらっておきます。

 その理由として、日本時間にはドル円の買いフローが入る事が多く、銀行系も動いてくるため、特に本日のような五十日に向けてはやはり買いを入れておくと結構固めに推移するかと思います。

 日本時間の中値が過ぎた頃には、やはり売り。

 本日もそうですが、結構な角度を持って下降線を辿ってくれているように思いますが、これについては、既に買いフローが出揃ったのを確認してから入る事が大切かと思いますが、現在の相場ではスペインの国債利回りが急騰している部分やギリシャの問題が湧きだし始めているため、これを警戒しての売りがおいしいように思います。

 もちろん、その時間、時間によって流れが色々と変わってくる事も有りますが、一度押してくれるような展開となれば、基本的に6時あたりまでホールドが旨いように考えています。

 後は、NYタイムに入り忙しくなってきますが、欧州株式と国債の動き、さらには米国債を追いかけておきながら、後は株価の売り傾向をチェックしておきます。

 米株が下がれば、やはりドル円も厳しい動きとなってくるので、その時点で売りを持っているならばホールドしておいて、ロンドンフィックスにて振れ方を注意しつつ、反転のフローが出ていなければホールドして1~2時辺りを目途に確定益を作り出し、後は早朝にかけてドル円のロングを握ると・・。

 最近、ずーっとこの流れでトレードをコツコツとやっているのですが、比較的リズムが崩れる時と言うのは、日本時間頭から売りが始まっていたり、逆にNYタイムから上げ上げとなっているケースです。

 こういったケースでは、上記の傾向と言うのは全て崩れてしまうので、もしかすると相場の転換ポイントに刺さっている可能性も視野にいれるようにしています。

ドル円の4時間足チャート

 さて、本日も後半はドル円の4時間足チャートです。

ドル円2013年6月25日チャート4時間足

 特に本日もチャートを見て頂けるだけで状況は把握できるかと思うのですが、基本的に、今良いポイントまで落ちてきているので、買いたいところではありますが、欧州タイムにこれから入ってくるので、ちょっとここは我慢しようと思っています。

 これから日経がクローズに向けて盛り返してくるような展開が有るかも知れないのも事実なのですが、月曜日の貯金があるので、一旦は状況を見定めてみようと・・。

 さらに、FOMCの中身と言う話になってくるかと思うのですが、マーケットが「緩和が終了ではない」と言う雰囲気になってくれるようであれば、またドル売り相場となってくるとは思うのですが、少しゴタゴタしているニュースが欧州発で見え始めていますので、その辺りにだけ注意をしてみようかと考えています。

 また夜にはECBのドラギ総裁が登場しますが、マーケットはドラギ氏がハト派な発言をする事を期待している状態ですので、まだ手段への言及が無い場合にはユーロ買いが基本筋となってくるかと思います。

 反対に言及があるのであれば、ユーロ売り、またマーケット関連について突っ込んだ話を持ち出さなければ無視と言うことで良いかと考えています。