ドル円の金曜日の見方
ドル円の4時間足チャート
さて、後半戦はいつもの4時間足チャートですが、本日は金曜日と言う事もあり、既にマーケットに対しては私が個人的に手仕舞いムードとなっています(笑)。
短期的には入るポイントを探して売買しているのですが、4時間足レベルのテクニカルポイントに届いた場合でも短期逃げをする予定をしています。
それではテクニカルポイントをご覧ください。
今回も、何もチャートについて語る事は無く、全てチャートに書き込んでしまったのですが、要は現在レンジを上に離れており、テクニカルポイントがネックラインとなる99.2辺りにあると言う点でしょうか?
ここらまで持ち上げたなら短期的に厚めに売ってみて、10~20ポイントを狙った“スケベショート”と言いますか、スキャルピング気味なトレードをやってやろうと考えています。
後は、三尊の下離れを嫌った事も有り、底は堅めの推移で年金砲をバックに背負っている以上はドル円は強気のフローが出やすい状況のように考えています。
[2013-6-28] 本日は、月末ドル需要も重なって、ドル円は強気の動きを見せていますが、ロンドンフィックスに掛けてのフロー情報が流れていた事もあり、昨日は欧州タイムからも強気となって推移しました。
これは悪魔で結果論でしか有りませんが、先日「時間軸トレードを止める」と書いていたおりましたように、時間軸を意識したトレードを止める事により損失は抑えられたように思います。
トレードとしては、時間軸トレードを止めた事で、ブレイク狙いへとシフトしていたのですが、案の定、下方向のブレイクは無く、上方向で有ったために、ただ付いて行くだけの狭いリミットを持ったトレードのみとなってしまいました。
一時、私の相場観は大きく崩れかけましたが(100円突破頃)、現在は完全に手の中でマーケットが動いている状況となっているので、後はボラを期待しているだけとなっていますが、それでも今週は負けが今のところ無かった分、500pips程度は抜けている状況に大満足と言ったところです。
しかしながら、このような時には、「しっかりと張り込む事」が大切なのだと私は考えていますが、張り込めているところと言うと、時間軸トレードの日本時間にかけてまでのロングだけで、後は張りこめていません。
基本的に私は、分散を意識したトレードをしているのですが、今週は上手くなってしまったのか、本当にさっきぽで入れてしまっているので(笑)、分散したポジションの「ぶ・ん」ほどしか入れていないためです。
こう言った自分の相場観とポジションのタイミング等については、これからの私の研究材料となり、これまでにもずっと課題としている部分なのですが、手当たり次第にガンガンと投資する状況でもありませんし、やはり、マーケットとは心を映す鏡のようだ思う今日この頃です。
さて、話をつまらない私のトレードについて哲学(?)のようなものからマーケットへと推移させますと、“やはり”と言うべきでしょうか?中国の落ち着きを材料にした強い動きが見られています。
ドル円に関しては、99円レベルまで到達してきており、99.20から前回散見されていた輸出系の売りラインが目前と言ったところとなっています。
99.2で輸出系が捌けている事を考えると、日本の輸出企業の今年の想定為替レートが90円が平均だと言われている中で、来年に期待ができる為替レートである事は間違いないところだと思います。
一方、首相が変わったオーストラリアでは、炭素税について再度検討するなどの見方を、現首相となったラッド氏が話しており、国民の支持をある程度受ける事はできても、世界的な信頼の意味では前職のギラード氏の方が良かったのではないか?と言う気はしています。
また、このラッド氏は以前首相を務めていた訳ですが、中国大好き首相としても知られており、中国語がペラペラな人物です。
今後、次の選挙戦でどうなるかは分かりませんが(選挙に向けて党首を変えたようなものですが(笑))、ラッド氏が勝つとするならば、中国とオーストラリアの関係は更に深いものへと移行し、チャイナリスクからのオーストラリアドルへの影響はさらに大きなものとなる可能性が有る事に留意しておく必要があるように考えています。