日経再び大崩700円安

 [2013-6-13] もう、今週は限界に近いくらいにクタクタとなってしまっています。

 その原因は皆様も御存じの通りの現在の相場展開が元となっている訳ですが、分散して睡眠を取っている私は合わせて7時間は寝たいタイプの人間なのですが、2時間刻みでアラームや約定通知メールで目が覚めると言う荒っぽい動きにもう金曜日の引け間際ほど疲れてしまっています。

 私のブログを継続して読まれている方は、先月と比べて、今月に私の書いている事が良く当たっているとお感じになられているかと思いますが、今月も結構良いせんでトレードができています。

 さて、マーケットの話になりますが、小耳にはさんだニュースでは、どうやらLIBORの次はロンドンFIXでも不正が有ったようで、もうイギリスはズブズブの金融市場と言う思いが離れません。

 新総裁であるBOE総裁のカーニー氏を投入しても、クリーンなイメージには戻れないと言ったところでしょうか?

 このロンドンフィックスについてですが、フィックスにかけて銀行間でレート操作をして自分のポジションが有利なものになるように、仕掛けており莫大な利益を出していたそうですが、その不正期間にしてなんと20年と言うから驚きです。

 こう言う話を聞くと、個人投資家なんてやってられるか!と思ってしまう訳ですが、そりゃFIXが動く訳も良く分かります。

 本日は、日経平均株価が下押しを再度始めて、またしても700円安まで押している状況ですが、こう言った状況が続いていると、もう一段安にきたところで反転、そして1ヵ月後のニュースでは「バフェットが買っていた」何て流れるケースが想像できます。

 しかしながら、ドル円相場については、「日足レベルの変則三尊の下抜けをした」と考えるテクニカルアナリストもいるようで、噂では90円カットでストップを投げるセリクラが起こるなどと言う話も聞いています。

 個人的には92.7辺りまで押してくるならば、ショートを解放していく事を決めているのですが、この水準は日銀の金融緩和発表ラインとなってくるので、ファンダメンタルズ的に考えても割れるのは外部要因が必要と言う事になりそうです。

 その外部要因としては、やはりアメリカからの株の崩れなのですが、これが崩れそうで崩れない、見ている感じでは、昨年のユーロドルのような動き方になってしまっており、崩れそうで崩れないものの、真綿で首を絞めるかのようにジワジワロンガーを殺しに来ています。

 その流れが本流に入ると、一気にストップを巻く動きが起こるのは確実なのですが、如何にアメリカの出口戦略が難しいのか、日本の将来の出口戦略時を考えると身震いする思いです。

ドル円の4時間足チャート

 さて、では後半ではいつものようにドル円の4時間足でマーケットをみておきたいと思います。

 また、マーケットが下押しを始めたので、ちょっと今日も後半はここまでにしたいと思います。

ドル円2013年6月12日チャート4時間足

 とりあえず、日本時間が終わった後に日経が打ち込まれる動きが最近目立っているので、この辺り、今日も追いかけておくことと、米小売りが良い数値だった場合に、マーケットが一気に売りかける可能性だけ頭に入れておきたいと思います。