ブレイクの逆が答え

 [2013-6-11] 二日酔いも抜けて、今週は火曜日と言うのに早速睡眠不足気味?となっている訳ですが、合計すると「大体6~7時間は寝る事ができている」と言う意味では、「私は本当に幸せなトレーダーの1人なんだな」と思う事が最近良くあるようになりました。

 さて、本日のタイトルは「ブレイクの逆が答え」と題しまして、ブログの更新を行っていきたいと思うのですが、このブレイクと言うのは私の中で大変面白いものだと感じています。

 それは、例えば短期足と長期足のブレイクはどちらも有効的に使えると言う意味からなのですが、恐らく多くのトレーダーは、どちらのブレイクも意識してマーケットに臨んでいるからだと考えています。

 さて、では現在の相場に置き換えてそのブレイクについて考えてみると、現在ドル円は日銀の据え置き発表が行われた事を受けて、ドル円はガッツリと売り込まれています。

 ここで逆張り買いといきたいのはやまやまですが、この売り込まれるさなかで幾つかのレンジをブレイクしている事をマーケットは意識するはずですので、97円台なら買って様子見と言う感じだと思っています。

 そして、ターゲットは97.2辺りとなってくる訳ですが、それは、日足レベルでのトレンドブレイクをだましとして終わらせているポイントで、だましのだましをマーケットが狙ってくる可能性を意識させます。

 基本的に最近のマーケットは特に欧米筋を基本として、「期待しすぎ」だと私は考えているため、今回の発表は一定のガス抜きを考えても当然の結論であったように考えます。

 恐らく日本人の大多数は、日銀が動くはずないでしょ?と前回までの黒田総裁の発言を見ていれば何となくイメージできた方ばかりだと思います。

 さて、しかしながら、本日の大き目の陰線はドル円相場にとっては正に大きな陰線となる可能性が高く、昨日の夜に100円アタックが来るのかな?と言うイメージまでしていた私にとっては若干の残念材料ではあります。

 それは、押し目買いで99円抜けたポイントでポジションを途転させたのですが、100円近辺まで勢いよく来て上髭で日足が引けて、本日の発表にポジション持越しをすると、多少の振れ幅でも流れに乗ったら益が乗ると考えていたからです。

 落ちる分には申し分ない訳ですが、それにしても最近のマーケットはボラが大きくなっているので出たところに付いて行くだけで良いと言う意味では、毎日頭を転換するだけで済むので、ある程度の経験のある個人投資家ならば勝っているなと思っています。

 このブレイクの反対が答えと言うと、少し変に思うかも知れませんが、特に最近の相場は“かなり”ファンド勢の資金が流れている可能性があるため、だましを作りたがっているように感じています。

 そんなだましに騙されないようにするには、だましに3回騙されてやれば正のポジションが持てるくらい考えてリミットを上手く設定しておけば、ボラが大きいのでそれなりに取れるように考えています。

 また、これから欧州タイムに入っていきますが、先ほども書きましたが欧州の人は日本の金融政策に対して“かなり”期待してると言う事を覚えておくと比較的楽に見物しながらマーケットを追いかける事ができるように考えています。

ドル円4時間足チャート

 ちょっとマーケットが激しいので、今日はチャートだけにさせて頂きます。

ドル円2013年6月11日チャート4時間足