twitterで動く相場
ドル円の4時間足チャート
本日は、前半で頑張りすぎたので、後半はチャートのみを掲載しておきたいと思います。
特に言う事も無いのですが、若干ローソク足的には底堅く推移するような下髭が見え始めているので、もう一度上値試しをしたところとなっていますが、日足レベルでのローソクとしては、本日底狙いを掛けたい形となっています。
基本的には、CPIの数値次第でマーケットが動いてくる事になるとは思いますが、その流れの続きとなる明日のバーナンキ総裁、それを前に買い上げ以外では大きく振れるのは難しいように考えています。
ショーターとしては本日が勝負の日となるので、仕掛けたい気持ちがあるでしょうが、CPIが極端に低く無い限りは少し買ってみようと考えています。
全体的に高値売り、下値買いのレンジ相場で乗っていくのが良いと思うのですが、特に今日の場合には材料が手薄と言う事もあるので、気楽にコツコツが良いかな?と個人的に考えています。
[2013-6-18] 本日今朝方、twitterを材料にしたニュースによってドル円が大きく下落すると言う事が起こっている。
その内容は以下の通りとなっています。
簡単に説明すると、大手ニュース配信企業であるファイナンシャルタイムズが「アメリカの金融緩和が縮小する」と言う事を書いたが、tiwitterで、「それは私の妄想で、根拠は全くない」とつぶやいた訳です。
これに驚いたマーケットは高値の堅さを確かめた後であっただけに、50ポイントほどの下落を見せた訳ですが、この話題について「そうか、twitterで落ちたのか・・」と納得してしまった方と言うのは、恐らく投資家でも、トレードを始めたばかりの方でしょう。
実は、今年に入り、この「twitterが原因となりマーケットが大きく揺れ動く事」が出始めている事に注目するのが投資家だと私は考えます。
以前にも、「ホワイトハウスが爆発して」「オバマ負傷」と、FTのツイッターが乗っ取られ、マーケットが一時的に急ピッチで動くケースがありました。
これが何を意味しているのか?
私が考えるに、1つ目として、「これからのハッキング対象はtwitterやfacebookアカウントが狙われる可能性」
もちろん、有名人や著名人のアカウントは多くの人が見ているので、そのアカウントにハッキングをかけ、自分が思うふうマーケットを動かしたいタイミングで呟けば、大儲けとなるからです。
例えば、それが非常に大きなストップの手前やテクニカルポイントとして意識されているポイントで呟かれたならば・・、100や200ポイントのマーケットの動揺は軽いと考えられます。
次に、2つ目として、「投資家の多くは情報源としてtwitterを活用している」と言う点です。
恥ずかしながら私も、5、6年ほど前からtwitterで情報を集めると言う行為を行っている者の1人でして、その他スカイプも情報の収集元として使っています。
つまり、投資家をやるのであれば、「twitterアカウントを持っていないと損をしている可能性がある」と言う事が言えると思います。
また、こちらが恐ろしいのですが、恐らく著名人のtwitterは大手ファンドの自動ツイート解析ツールにより、自動で分析されその中身を元に売買がコンピュータにより行われている事です。
今朝のケースも先日のオバマ大統領の時もそうですが、ツイートが有ってからマーケットの反応速度が、人間では無理なほど早すぎるため、恐らくは当たっていると思います。
さて、このようにマーケットが高速化していく中で、トレードも難しくなっていく訳ですが、1つだけ可能性として見えてきているのは、私達個人がツイートする事によりマーケットを動かす日も近いと言うことなのかも知れません。
それは、個人投資家の発言が世界相場を動かす事にもなる事を意味し、もしかすると、私達のツイートは既に「一般論」としてデータ収集されてしまっているかも知れませんね。