前半戦を振りかえって

 [2013-6-1] 本日は週末と言う事でマーケットがお休み、6月に入ったと言うことで、残すところ今年のマーケットも6ヵ月となり、私としても折り返しの地点を迎えた事により、前半戦を振り返ってみておりました。

 今年の前半戦は1月は、ガツガツトレードしたと言うイメージは例年は無いのですが、今年は1月からガンガンと買いで攻めてきたイメージが色濃く残っています。

 今年の前半はボラが大きかった事も有り、半期刻みでは過去最高益となっている事は間違いないのですが、それにしても「失敗したな」と言うトレードや、「怒り心頭になったマーケットの動き」と言うのは沢山有ったように思います。

 もちろん、後半戦で利益を放出する可能性も「0」では無いので、きっちりと戦っていかなければいけない訳ですが、それでも「焦ってトレードする必要が無い」と言う意味では、前半戦を戦った自分を褒めてあげたいと思っています。

 また、今年は特に寝不足となったイメージも強く、「良く医者に掛かった」と言うのが本音なところで、トレーダーとして体力的な面を鍛え直す必要も感じています。

 どの分野で病院に行った時も医者からは、「不要なストレスと不規則な生活を直せ」と言われて(笑)、「それができる商売なら苦労しませんよ(トホホ)」と言う返しになります。

 さて、話を少しマーケットに戻しますと、どうやら来月の流れはECBの利下げ、米金融緩和から引締めへ、日本の株式、に注目が集まったスタートとなるかと思うのですが、少しキナ臭い動きとなり始めているのが、米株式相場です。

 これまで、指標が良かれ悪かれ上昇を見せてきたのが米国株式相場なのですが、その理由として次のような事が有ったからです。

 ・米国指標が良い ⇒ アメリカの経済状況が好転 ⇒ 経済活性化 ⇒ 株購入

 ・米国指標が悪い ⇒ アメリカの金融緩和が更に行われる ⇒ ドルが増える ⇒ ドルの価値低下前に他の資産へ ⇒ 株購入

 ようするに「米国株だけを買っておけば間違いない」と言う、相場から「ちょっと待て」と言う相場に変わって行こうとしています。

 それは、米国指標に対して株式相場の動きが通常の流れに戻ると言う事を意味している訳ですが、先日はその流れを受けて200ドル落ちと言う事になっています。

 FRBがこれを調整できるのか?非常に注目が集まる訳ですが、マーケットは緩和縮小は引締めだと考え始めている以上、今後、量的緩和と言う劇薬を数年間に渡り投入し続けていたアメリカの経済動向には注目集まるところかと思います。

 さて、本日は文字ばかりでここまでで終わりにさせて頂きたいと思いますが、それはまだ来週の戦い方が全く決まっていない(笑)と言う恥ずかしい状況だからです。

 また、明日色々と考えて更新させて頂きたいと思います。今週もお疲れ様でした。