月曜日のドル円

 [2013-6-17] 先日、また飲み会の席が設けられておりまして、かなりの二日酔いと戦いながら上下に動くローソク足を船酔いの気持ちになりながら見つめております。

 旧友である役所勤めをしている者と、久しぶりに色々と話し合っていると気が付けば酷い時間まで飲んでいると言う、酒飲みに有りがちな「あんなに飲まなければ良かった・・」と言う状況となっている訳ですが、会話内容は中々有意義なものがありました。

 その内容と言うのは、日本の経済事情や状況について、役所が何処まで把握しているのか?と言ったところを聞いてみたのですが、その知人は役所の人間と言ってもかなり頭の切れる人物で、詳しく地域の状況を教えてくれました。

 新規ビジネスが起こる際の地域行政の対応など、面白い話も有ったのですが、地方の景気については「やはり活気が戻っていない」と言う話をしていました。

 世間ではアベノミクスを受けて株価上昇の円安の動きが出ましたが、その後、株価が調整の動きに出て、現在1万2000円台で推移している事を考えると、ちょうど今の企業の状況と重なり有っているようにも感じました。

 一時の円高時よりも、企業見通しは良好で、1万円を割れるような株価では売られすぎで、反対に1万5000円を超えるような株価では、企業業績がまだそこまで回復していない事を考えて買われすぎと言ったところなのかもしれません。

 投資家と言うのは未来に向けてお金を投げて、時代が追い付いてきた時に投げたお金が増えた分を回収すると言うものなのですが、期待値が大きかった分、ついつい行き過ぎてしまったと言うところだったのかも知れません。

ドル円の4時間足チャート

 それでは、いつものように後半のドル円チャートになりますが、本日もいつものようにドル円の4時間足チャートで紹介していきたいと思います。

ドル円2013年6月17日チャート4時間足

 特に書き綴る事も無いのですが、とりあえず先ほど売りを入れましたが、小額ですので今週一週間を占うポジションと言う事になっています(今週のアイスブレイクポジションとして)。

 基本は赤いラインを基準としたダウントレンドが形成されている事から、高値売りの姿勢と言う事には違いなさそうで、私の実需のドルを出したいため、できればもう一押し下と言う事でセリングクライマックス待ちと言うところです。

 ただ、セリクラについては、昨年のユーロドルのような展開を想定していて、ふわっとついて、じわっと上げるようなタイミングこそが底値だと踏んでいます。