ドル円来週の流れは下?

 [2014-2-23] 先日、久しぶりにFXブログをお休みする事になってしまったのですが、3月の半ばまでの仕事を急遽受注してしまい、嬉しい反面、皆様にご迷惑をお掛けする事になる事を、大変申し訳なく思っております。

 日々本業にも追われている兼業トレーダーの方々の事を考えると、「こんなに苦労して、寝る間を削ってトレードをされていたのか・・」と、頭の下がる思いでおります。

 本日は、週末日曜日と言うことも有りまして、まず来週のマーケットについて語っていきたいと思うのですが、まずは現在のチャートを見てください。

2014年2月23日ドル円4時間足チャート

 まず赤い〇で示したポイントがあると思うのですが、ここがチャート的には「明日からの戦いに大きな影響を与えるであろう」と考えられるポイントになります。

 このポイントがなぜ注目に値するのかと言うと、4時間足ベースでは上髭になっており、上値が重いかな?と言う印象を与えるチャートとなっているのですが、日足ベースでは「テクニカルラインをクリアできなかった」と言うイメージを強く認識させる事になっています。

 そこで、基本的には結果102.7をクリアできなかった事を意識してくる事を考え、明日は高値売りをベースに組み立てていきたいと考えております。

 また、来週は月足ベースでの戦いとなる事から、チャート的には下値を追いやすい状況にあるように見えます。

 しかしながら、フローを考えると月末ドル需要が出る事も頭に入れておきながら、日本時間に掛けての戻りについては意識をしておかなければならず、特に25日に向けての戻りについては注意しておきたいと考えております。

 最後にファンダメンタルズベースについて考えてみると、どうもウルグアイの様子が怪しい状況となってきており、EUが参戦してくる事を表面したため、マーケットに影響を与える可能性は非常に高くなっているので、特にブレイキングニュースと呼ばれるようなリアルタイムで流れる不安心理を煽るようなニュースには警戒が必要になってきそうです。

 経済指標に関しては、どちらかと言うとドル円への影響を考えると小粒とも言えるものが並んでいますが、イエレンFRB議長の上院銀行委員会での証言については、注目して見ておきたいと考えております。

 それでは、基本は週頭から下向き25日に向けては上向きバイアス、そして週末に向けて円買い方向と言う流れをベースにして来週は取引してみたいと考えております。

 皆様も忙しい時間を縫って取引されていると思いますが、今週も張り切って参りましょう!!