ドル円レンジブレイク待ち
ドル円4時間足のチャート
後半はドル円4時間足チャートを紹介しておきたいと思います。
チャートについては先ほど解説した通りの見方を持っているのですが、101.3のラインを入れてみますと101.5辺りでのストップを巻いた時点と言うのは短期的に反発ポイントになっても良いように見えてきます。
基本はレンジ相場となっているため、値動きが狭い可能性も有りますが、米小売りの指標結果を見て悪いようならば、すんなりと下値をカットしてきやすい展開なのかな?とは漠然に思えるチャート形状だと考えております。
さて、本日は先日のお酒がかなり残っておりまして、ウコンの力3本で要約動いている状況ですが、頑張ってマーケットを追いかけたいと思っております。
[2014-2-13] 先日は私用で外出していたので、全くトレードはしておらず昨日のブログ内で紹介したショートをホールドしているだけです。
マーケットは全般的にレンジの形状になる事を想定しておりましたが、以下の先日作成したドル円4時間足チャートで、再度考察を深めておきたいと思います。
上のチャートを見て頂けると、やはりテクニカルラインとして102.7が“かなり”意識されているようで、このテクニカルラインはもう1ヵ月ほど毎日チャートに掲載しておりますが、多くのトレーダーが意識している事について、先日の値動きは再度印象付ける事になったように思います。
102.7のテクニカルラインについて、一体なぜここまで意識されるのか?と言う疑問については日足レベルでチャートを見て頂けると一目瞭然なので、気になる方は日足チャートで102.7にラインを引いて頂ければと思います。
すると、日足レベルのダブルトップにおけるネックラインとなっており、ダブルトップのターゲットが100.5辺りとなりギリギリクリアできていない現状に対して違和感を覚えているトレーダーの売り所となっている事が分かります。
もちろん、買い手からするならば102.7ブレイクは上値を一気に105円まで切り上げる絶好のテクニカルポイントとなっている訳ですが、先日の値動きでは材料不足のため達成できなかったと言ったところでしょう。
次に、下値に関しては、102が焦点となっており、本日も下押しの中で中々ブレイクができずにいる訳ですが、その理由として、102ブレイクでターゲットが101.3辺りまで下に伸びてしまう事が要因で、101.3まで押したならばダブルボトムとなる100.6辺りまで下値目途が伸びてしまうからです。
つまりは、100.6まで落ちるのであれば、それ相応の理由が必要になってくる訳ですが、101円辺りでは、本邦系輸入業者からの強いドル買いが行われる事が想定されるため、売り手としてもそこまでの目安をベースにして打ち込んで良いのか?躊躇しているように考えています。
さて、そこでレンジ相場となっている今での私のトレード戦略ですが、既に準備はできておりまして、レンジ上下でそれぞれ売り買いを握っている状況となっております。
後は、ブレイク待ちで、ブレイクが起きれば利が大きく伸びる事が想定されるため、“だまし”にさえ掛からなければ・・と言ったところとなっております。
最後に、気になるニュースとしては、中国でのシャドーバンク問題が表に出る気配が強くなってきており、米債務上限引き上げが上手く転んだ事により、そちらへの注目がさらに大きくなっている状況とも言えます。
中国の悪化の話題は、日本株売りに直結するので、その辺りの話題についても週末含め敏感になっておく必要がありそうです。