ドル円はレンジの形状か?

 [2014-2-12] 先日のマーケットは、売りで2度エントリーし、一回目はイエレン総裁によるレポート時に売りを入れ、半分を102.25辺りで利食いする事ができましたが、その後、日本株・米株の強さから上昇したマーケットで残りのポジションは同値を刈られてしまいます。

 そして、上昇後にもう一度刈られたポイントよりも2ポイント上である102.675にて再度売りで入っており、現在もホールド中となっていますが、このストップが巻かれた場合には、102.7の日足レベルでの上昇が見込まれると言う事で、売り場としては入りやすいポイントとなっておりました。

 以下が先日のドル円4時間足チャートですが、テクニカル的な軌道となっている事がお分かりになられるかと思います。

2014年2月11日ドル円4時間足チャート

 さて、先日は、イエレン総裁のコメントを2時間程度見ておった訳ですが、特に目立ったところは無いかったものの、やはりバーナンキ元総裁と比較してしまう中、彼女の委員からの質疑応答等を見ておりますと物足りなさを感じてしまっておりました。

 特に、ゆっくりとお話になられるイエレン総裁ですので、聞き手がそう感じてしまったのかも知れませんが、特に今回再確認した点では、彼女自身の意見では無く、FRB(FED)全体の意見を話す傾向にある点でした。

 良く言えばチームワーカー、悪く言えばリーダーシップの欠如と言う事になるとは思うのですが、彼女が総裁となった事で、議論速度が大幅にスローペースになっているのではないか?と言う思いを再確認する事になりました。

 さて、今後のマーケット見通しですが、日本時間までに日本株下落を想定していた先日ですが、私の想定は難なくかわされてしまいまして、一日ベースで考えると大幅な上昇になっております。

 次に、本日のマーケットを組み立てて行きたいところですが、この後、私用が入っておりまして少し出かける事になっており、帰宅は恐らく遅くなる事が考えられます。

 そこで、私自身はトレードできないのですが、外出先からは値動きくらいは追いかけておこうと考えております。

 また、本日はドル円に対して大きな影響を与えるであろう経済指標発表が予定されていないため、基本的にはチャート通りに動けば大怪我は無いように考えております。

 そこで、目先のターゲットポイントとしては、102.00と102.70と言う事になる訳ですが、この辺りのレンジでの流れをベースにして、抜ければ逆張り禁止としてみたいと思っております。

ドル円4時間足のチャート

 時間が無くなってきましたが、いつものようにドル円チャートだけは紹介しておきたいと思います。

2014年2月12日ドル円4時間足チャート

 とりあえずは、先に紹介したようにレンジ局面を想定しておきやすいチャート状況となっており、刈られるまでは売り持ちで構わないと考えております。

 それでは、本日トレードされる方もされない方も、張り切って参りましょう。