「米雇用統計に対する違和感」について書き殴る
[2014-2-8] 本日は、ブログの更新時間が恐らく書き上がる頃には5時を過ぎているかと思いますが、現在は2014年2月8日の3時30分です。
今週は、2月の第一週だったと言う事で、本当にマーケットが忙しく、それはそのまま睡眠時間にも直結してしまっておりまして、他に事業立ち上げの仕事もしている事から、今日は“ストレートで7時間も寝る”と言う普段では全く考えられない睡眠を取る事ができた事から、久しぶりの絶好調状態となっております(笑)。
こうして、まだまだFX中心の生活ですが、他の仕事を始める事になってつくづく、“やっぱり日本のサラリーマンをされている方々は凄い”と思ってしまいます。
FXばかりをやっていた頃と比べて、完全に「自分の時間」を失ってしまった今、昔は見ていたテレビ番組や暇な時間に弾いていたギターなどに使う時間が一切無くなってしまい、自分の趣味事態を“仕事”にして、睡眠時間を削って趣味に没頭している状況を作る事になっております。
兼業でFXされている方は、私と同じようにトレードをされた上で、これまでもずっとお仕事にも出かけられていた事を考えると、本当に、これまでの私の“怠慢ぶり”を反省する毎日となっております・・。
中には、子育てもされている方々もいらっしゃると思いますし、思わず時間を無駄にしてしまった自分に後悔の念が浮かんで参ります・・。
さて、気を取り直して本日のFXブログ本編へと入ってみたいと思うのですが、上は先日私が作っておいたドル円の4時間足チャートで、今日は、この後に起こった米雇用統計発表後の値動きについて書いてみたいと思います。
まずは、皆様は既にご存知かと思いますが、再度先日発表された、非農業部門雇用者数の数値と米失業率の数値について紹介しておきたいと思います。
・非農業部門雇用者数 前回+7.5万人↑ 予想+18.0万人 今回+11.3万人 (⇒ 非農業部門雇用者数のグラフへ) ・米失業率 前回6.7% 予想6.7% 今回6.6% (⇒ 失業率のグラフへ)
本日は、ニュースを読んでいないのですが、数値を見る限りでは、発表後にドル円が上昇した事について、米株の上昇に釣られた日本株上昇に煽られた影響でドル円が上がったと言った内容になっている事が想定されます。
また、「失業率の向上(数値低下)が米国経済の良さ示す結果となった」と言った内容も出ている可能性や、「米雇用指標の悪化で量的緩和縮小が先伸びするとの思惑から米株が上昇した」と言ったニュースも出ている事も想定されますが(全くニュースを読んでいないので、悪魔で現在の想像の範囲です)、それらの解説に対しては疑問符を持っておくべきだと考えています。
と、言うのも、「米雇用指標悪化で米株が上昇した」と言うのであれば、米量的緩和縮小ペースを遅らせる事がイメージされると思うのですが、米国債利回りの反応をベースに見ると米国債が買われる流れになっておらず、どうしても説明が付きません。
また、金価格が上昇している事に注目すると、金価格とは相反する動きを取りやすいドルインデックス(米ドルの価格)は低下しており、こう言った状況を追いかけて見ても、「米国債が動かなかった事」に対して疑問が残る展開となっております。
これは、もしかするとマーケットが「雇用者数の増減に対しては量的緩和縮小のペースが遅れる」と捕え、米失業率については米経済の好転として考えると言う、非常にアベコベナ状況となっているのでは?と言う想像が頭をよぎります。
さらに、考え方によっては、「前回値が上方修正された事(マーケットには事前にFRBメンバーから可能性の示唆が有った)での安心感」と、「雇用指標が大雪の中でも比較的良好な数値だったと考えた」可能性も有りますが、どうも値動きとして誰しもが納得できるようなものでは無かったと考えております。
そもそも、米失業率の低下は、即ち「雇用希望者数の減少」による物がベースとなっており、この数値については、今後、悪化の兆しを見せる可能性が十分想定されます。
つまりは、「マーケットのバイアスが一定方向では無い」可能性を、今の私は“ヒシヒシ”と感じている状況にあります。
次に、先日のブログで「ドル円を雇用指標発表後に下げれば買う」と言う話をしておりましたが、マーケットは、高い確率で月曜日に日本の輸入系企業から入るドル買い需要を意識している可能性があるため、日本時間通過後の月曜日は、火曜日に休みが控えている事を考えると、「ドル円売りについて大きなチャンス」となる事を考えております。
まだ月曜日のトレードについて深く考えておりませんが、とりあえず、今回の雇用統計発表後の動きについては「違和感のある結果」となっている事について、個人的にも記しておきたいと思います。
また、明日はいつものように、月曜日のマーケットと、大まかな1週間の戦略について紹介してみたいと思いますので、お時間のある方は明日再度お会いできればと思います。
最後に、不安な幕開けとなっていた2月の第一週のトレードが、思った以上に想定通りに動いてくれた事も有り、緊張の一週間が終わった事に一安心しております(緊張の余り、肩こりが酷過ぎて現在両手が肩より上に全く上がらない状況なんですけどね(笑))。
[2014-2-8] 本日は、ブログの更新時間が恐らく書き上がる頃には5時を過ぎているかと思いますが、現在は2014年2月8日の3時30分です。
今週は、2月の第一週だったと言う事で、本当にマーケットが忙しく、それはそのまま睡眠時間にも直結してしまっておりまして、他に事業立ち上げの仕事もしている事から、今日は“ストレートで7時間も寝る”と言う普段では全く考えられない睡眠を取る事ができた事から、久しぶりの絶好調状態となっております(笑)。
こうして、まだまだFX中心の生活ですが、他の仕事を始める事になってつくづく、“やっぱり日本のサラリーマンをされている方々は凄い”と思ってしまいます。
FXばかりをやっていた頃と比べて、完全に「自分の時間」を失ってしまった今、昔は見ていたテレビ番組や暇な時間に弾いていたギターなどに使う時間が一切無くなってしまい、自分の趣味事態を“仕事”にして、睡眠時間を削って趣味に没頭している状況を作る事になっております。
兼業でFXされている方は、私と同じようにトレードをされた上で、これまでもずっとお仕事にも出かけられていた事を考えると、本当に、これまでの私の“怠慢ぶり”を反省する毎日となっております・・。
中には、子育てもされている方々もいらっしゃると思いますし、思わず時間を無駄にしてしまった自分に後悔の念が浮かんで参ります・・。
さて、気を取り直して本日のFXブログ本編へと入ってみたいと思うのですが、上は先日私が作っておいたドル円の4時間足チャートで、今日は、この後に起こった米雇用統計発表後の値動きについて書いてみたいと思います。
まずは、皆様は既にご存知かと思いますが、再度先日発表された、非農業部門雇用者数の数値と米失業率の数値について紹介しておきたいと思います。
・非農業部門雇用者数 前回+7.5万人↑ 予想+18.0万人 今回+11.3万人
(⇒ 非農業部門雇用者数のグラフへ)
・米失業率 前回6.7% 予想6.7% 今回6.6%
(⇒ 失業率のグラフへ)
本日は、ニュースを読んでいないのですが、数値を見る限りでは、発表後にドル円が上昇した事について、米株の上昇に釣られた日本株上昇に煽られた影響でドル円が上がったと言った内容になっている事が想定されます。
また、「失業率の向上(数値低下)が米国経済の良さ示す結果となった」と言った内容も出ている可能性や、「米雇用指標の悪化で量的緩和縮小が先伸びするとの思惑から米株が上昇した」と言ったニュースも出ている事も想定されますが(全くニュースを読んでいないので、悪魔で現在の想像の範囲です)、それらの解説に対しては疑問符を持っておくべきだと考えています。
と、言うのも、「米雇用指標悪化で米株が上昇した」と言うのであれば、米量的緩和縮小ペースを遅らせる事がイメージされると思うのですが、米国債利回りの反応をベースに見ると米国債が買われる流れになっておらず、どうしても説明が付きません。
また、金価格が上昇している事に注目すると、金価格とは相反する動きを取りやすいドルインデックス(米ドルの価格)は低下しており、こう言った状況を追いかけて見ても、「米国債が動かなかった事」に対して疑問が残る展開となっております。
これは、もしかするとマーケットが「雇用者数の増減に対しては量的緩和縮小のペースが遅れる」と捕え、米失業率については米経済の好転として考えると言う、非常にアベコベナ状況となっているのでは?と言う想像が頭をよぎります。
さらに、考え方によっては、「前回値が上方修正された事(マーケットには事前にFRBメンバーから可能性の示唆が有った)での安心感」と、「雇用指標が大雪の中でも比較的良好な数値だったと考えた」可能性も有りますが、どうも値動きとして誰しもが納得できるようなものでは無かったと考えております。
そもそも、米失業率の低下は、即ち「雇用希望者数の減少」による物がベースとなっており、この数値については、今後、悪化の兆しを見せる可能性が十分想定されます。
つまりは、「マーケットのバイアスが一定方向では無い」可能性を、今の私は“ヒシヒシ”と感じている状況にあります。
次に、先日のブログで「ドル円を雇用指標発表後に下げれば買う」と言う話をしておりましたが、マーケットは、高い確率で月曜日に日本の輸入系企業から入るドル買い需要を意識している可能性があるため、日本時間通過後の月曜日は、火曜日に休みが控えている事を考えると、「ドル円売りについて大きなチャンス」となる事を考えております。
まだ月曜日のトレードについて深く考えておりませんが、とりあえず、今回の雇用統計発表後の動きについては「違和感のある結果」となっている事について、個人的にも記しておきたいと思います。
また、明日はいつものように、月曜日のマーケットと、大まかな1週間の戦略について紹介してみたいと思いますので、お時間のある方は明日再度お会いできればと思います。
最後に、不安な幕開けとなっていた2月の第一週のトレードが、思った以上に想定通りに動いてくれた事も有り、緊張の一週間が終わった事に一安心しております(緊張の余り、肩こりが酷過ぎて現在両手が肩より上に全く上がらない状況なんですけどね(笑))。