「マーケット組み立て試行錯誤」について書き殴る
[2014-2-10] 本日は、先日紹介したように日本時間の高値を叩き、ドル円を売り構えで入っている状況となっておりますが、正直、思ったよりもドル円の上げが鈍かった事から、若干、今後の展開を考える状況となっております。
と、言うのも、まだ、4時間足レベルでの上値をカットしていない事から、恐らくは、下値付近ではダブルトップ到達を目指した買い上げが入りやすい展開が想像されるからなのですが、案の定上窓を埋めた状況になると、底堅く推移してしまいました。
上は、昨日私が作成していたドル円の4時間足チャートとなっておりますが、理想的には102.7を少しだけカットして、その後、綺麗に落としてくれる事を希望しておったわけですが、その辺り、マーケットは単純では無く理想通りに動いてくれない現状について、少々危惧しております。
こう言ったケースでは、私の場合、現在の売り持ちポジションがカットされるケースが多く、再度、上値抜けのタイミングを見計らって、反転狙いの逆張りを入れる事が多いのですが、その高値抜き時でのポジション(ショート)が刈り取られてしまった場合には、本日の投資が上手くいかなかったと反省し、再度マーケットの組み立てを行う必要があります。
さて、続いて本日発表された日本の経済指標について少し紹介しておきたいと思いますが、案の定、貿易収支の結果は悪く、市場予想の-1兆2600億円より若干良かったものの、結果-1兆2126億円と言う酷い結果となっております。
これも原発停止での燃料調達費が非常に大きな問題となっている事が考えられますが、これほどの貿易赤字が続く事を考えるのであれば、やはり最終的にはドル円相場は120円付近まで一時的にも上昇してくる事がメインシナリオとして組み込まれてくるように考えています。
特に、円高時に海外に生産拠点をシフトした企業では、現在の円安状況が逆に問題となっており、今後の日本経済動向を考え、120円に到達するような場合には、輸出系企業自体の有り方が変わってしまって、海外に進出した企業による日本への逆輸出を想定していたものが不発に終わり、結果的に、日本へと戻ってこない事(日本へと戻ってこられない事)も考え始めておく必要がありそうだなと思っております。
少し話が個人的な妄想へと飛躍しすぎてしまったので現在のマーケットに話を戻しますと、この後、4時辺りから欧州勢が入ってくると、マーケットは日本が休みになるための攻勢に向かう事が想定されます。
攻勢へと出るのは、上値で言うならば102.7カットと言うところですが、下値で言うところは101.7のダブルボトムのネックラインブレイクと言ったところです。
狙いとしては、下値の方がブレイク時に巻き込む要素が大きいと考えられるので、NYタイムに関しても打ち込んでくるような状況ならば、再度101円台の攻防へと移っていく事を想定しています。
しかしながら、101円台では輸入系からのフローが警戒されるので、水曜日に向けては買い進められる事がメインシナリオになる事を想定しております。
そこで、明日、もしくは本日NYタイム後半あたりにでも、“最後の打ち込み”と見られるような動きが有った場合(下げ状況で)には、ポジションを回収してみたいと考えております。
最後に、本日のNYタイムでは、米雇用統計の結果生じた違和感(個人的感想)をどのように調整してくるのか?を見ていくたいと考えております。
ここでの調整で、米株が大幅な上昇へと移行してくるようならば、再度マーケットを組み立て直す必要がある事を、最後にもう一度書いておきたいと思います。
さて、後半はいつものようにドル円の4時間足チャートですが、本日は特に昨日と変わっていないのでチャートだけ紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ、先日のものとラインの変更等は有りませんので、説明は割愛させて頂きたいと思います。
できれば組み立て直しの無いマーケットを希望しますが、これから欧州・NYタイムの動き、頑張って見て行きましょう☆
[2014-2-10] 本日は、先日紹介したように日本時間の高値を叩き、ドル円を売り構えで入っている状況となっておりますが、正直、思ったよりもドル円の上げが鈍かった事から、若干、今後の展開を考える状況となっております。
と、言うのも、まだ、4時間足レベルでの上値をカットしていない事から、恐らくは、下値付近ではダブルトップ到達を目指した買い上げが入りやすい展開が想像されるからなのですが、案の定上窓を埋めた状況になると、底堅く推移してしまいました。
上は、昨日私が作成していたドル円の4時間足チャートとなっておりますが、理想的には102.7を少しだけカットして、その後、綺麗に落としてくれる事を希望しておったわけですが、その辺り、マーケットは単純では無く理想通りに動いてくれない現状について、少々危惧しております。
こう言ったケースでは、私の場合、現在の売り持ちポジションがカットされるケースが多く、再度、上値抜けのタイミングを見計らって、反転狙いの逆張りを入れる事が多いのですが、その高値抜き時でのポジション(ショート)が刈り取られてしまった場合には、本日の投資が上手くいかなかったと反省し、再度マーケットの組み立てを行う必要があります。
さて、続いて本日発表された日本の経済指標について少し紹介しておきたいと思いますが、案の定、貿易収支の結果は悪く、市場予想の-1兆2600億円より若干良かったものの、結果-1兆2126億円と言う酷い結果となっております。
これも原発停止での燃料調達費が非常に大きな問題となっている事が考えられますが、これほどの貿易赤字が続く事を考えるのであれば、やはり最終的にはドル円相場は120円付近まで一時的にも上昇してくる事がメインシナリオとして組み込まれてくるように考えています。
特に、円高時に海外に生産拠点をシフトした企業では、現在の円安状況が逆に問題となっており、今後の日本経済動向を考え、120円に到達するような場合には、輸出系企業自体の有り方が変わってしまって、海外に進出した企業による日本への逆輸出を想定していたものが不発に終わり、結果的に、日本へと戻ってこない事(日本へと戻ってこられない事)も考え始めておく必要がありそうだなと思っております。
少し話が個人的な妄想へと飛躍しすぎてしまったので現在のマーケットに話を戻しますと、この後、4時辺りから欧州勢が入ってくると、マーケットは日本が休みになるための攻勢に向かう事が想定されます。
攻勢へと出るのは、上値で言うならば102.7カットと言うところですが、下値で言うところは101.7のダブルボトムのネックラインブレイクと言ったところです。
狙いとしては、下値の方がブレイク時に巻き込む要素が大きいと考えられるので、NYタイムに関しても打ち込んでくるような状況ならば、再度101円台の攻防へと移っていく事を想定しています。
しかしながら、101円台では輸入系からのフローが警戒されるので、水曜日に向けては買い進められる事がメインシナリオになる事を想定しております。
そこで、明日、もしくは本日NYタイム後半あたりにでも、“最後の打ち込み”と見られるような動きが有った場合(下げ状況で)には、ポジションを回収してみたいと考えております。
最後に、本日のNYタイムでは、米雇用統計の結果生じた違和感(個人的感想)をどのように調整してくるのか?を見ていくたいと考えております。
ここでの調整で、米株が大幅な上昇へと移行してくるようならば、再度マーケットを組み立て直す必要がある事を、最後にもう一度書いておきたいと思います。