GDPと昨日FOMCマーケット
ドル円4時間足のチャート
さて、後半はいつものドル円4時間足チャートですが、本日は時間の関係で5時から遅れてしまったので、手短に文章をまとめて更新を終わりたいと思います。
本日のチャート形状は、底堅く見える流れで、ダブルボトムが成立するかどうかと言うところで、103.3を上抜けすれば目先は105円と言うところになってくるかと思うのですが、なかなか上値が重くGDP次第としておくことが吉だと考えております。
GDP指標は、ゆっくりと全体的に方向感を示す事が多い指標となるので、結果が悪かった場合の反転狙いは、少し余裕を持って底値を探してみたいと考えております。
[2014-1-30] 今日も元気にトレードをされているトレーダーの皆様、こんにちは、でございまする。
今朝方のFOMCでは、余り大きな動きが見られなかったものの、しっかりと私や他のトレーダーの方々の睡眠時間を奪ってしまった事は言うまでも無いでしょう(笑)。
さて、先日のマーケットを振り返ってみますと、米国株の流れを中心にしてドル円の値動きを追いかけていた私としては、FOMC後の米国株式相場の反応に対する話から紹介せずにはいられません。
先日のFOMCの声明文を読んで見ましたが、変更点は僅かで大した変更も無かった事から(若干の表現の変化のみ)、米国株も上下に振って終わる展開となりました。
米国株が下げで反応を見せた時には、「おっ、これはドル円が大きく底抜けしてくるか?」と、クロス円を中心に円買いへと走る様子を見ながら思っておった訳ですが、結果、下値が非常に堅いようだったので、日本時間のドル円の買い上げも入る事が想定される事から、底抜けを諦めて、101.89のほぼ“どん底”でロングする事ができました。
ポジションの一部は既に利益確定済みで、既に40ポイントほどの利益を出す事ができており、自分自身、今年のトレードは“神がかっているな”と思ってしまっておりました(笑)。
これも多くの方が私のブログを読んでくださる事で、その責任から“日々のマーケット分析について念入りに行っている”と言うものも大きく影響しているように考えており、大変感謝しております。
さて、それでは先日私が作成していたドル円チャートを見てみましょう。
まず反省点として、103円を付けてショートを打ち込んだまでは良かったのですが、「水色のテクニカルライン辺りで下押しは終わるであろう」との見通しを建てていたために、最大100ポイント以上の利食いが可能で有ったものが50ポイントほどの利益を止まってしまった点です。
この時、「米国債の動きをもう少し見ておくべきだったな」と反省している訳ですが、米国債の反応と、ドル円の下げ足の早さ、さらにはテクニカルラインの割り込み時のマーケットの反転感を感じるべきでした。
毎日、反省するばかりで疲れる訳ですが、「こうした反省を毎日行ってきたので今年のトレードが有るのだ」と考えると、反省しか出て来ませんね(笑)。
それでは、話を本日のマーケットへと変更してみたいと思いますが、正直なところ、「難しい」と言うのが有ります。
本日は米国GDP発表などが予定されており、天候の影響を受けて若干弱めの数値が出る事が想定されていますが、昨年、第4四半期は、強弱が入り乱れる展開であっただけに、マーケット参加者も悩むところだと思います。
恐らくは、米国指標に対して株価は純粋に悪いなら下向きに、良いなら上向きに動いた後に下向きへと移ってくれる事を想定しているのですが、それをそのまま受け取ると、ドル円は基本的に下向きと流れる可能性が高くなるように思ってしまいます。
指標が悪いならば、円買いで良いとは思うのですが、米国債利回りは、結構低水準まで落ちている事を考えると、発表前に「強気で売りたい」と言う気持ちにはなっておりません。
そこで、本日も、得意の後出しジャンケンを狙っていきたいと思う訳ですが、ドル円はキリ番を上手くこなせば益が出やすい通貨ですので、私にショートタイミングを与えずに下落するようなケースでは、基本的に短期反発を利用して、101.5⇒101と言ったように逆張りエントリーを組み立ててみたいと思います。
もし、101をカットするような事になったならば、大分大きな反発が期待できるので、その辺りのオプションバリアも意識しながら101.2辺りからが勝負になってくる事を想定しています。
また、何も無くマーケットが上昇傾向になるようならば、私はとりあえず見ているだけで、春節を迎える中国が抜けるオーストラリアドル・ユーロを指を咥えて見てみたいと思います。