本邦系参入2014年ドル円

 [2014-1-5] 本日は、先日チャートを紹介できていなかったので、チャートをメインに紹介してみたいと思います。

 まずは、週末時点でのドル円4時間足チャートをご覧ください。

2014年1月5日ドル円4時間足チゃート

 最初に注目しておきたいポイントは、ダブルトップを形成したネックラインです。

 基本的にチャートの形成上ネックラインを元にして落ちた今回のようなケースでは、ネックラインと言うのは美しいチャートでは「上抜けしない」と言う性質がある事から、まず最初の売りポイントとしてはネックライン辺りがポイントになります。

 もちろん、先日からお話させて頂いているように、本邦輸入系のからのオーダーが入る事が前提ですので、このネックラインについてはブレイクしてくるのでは?と考えています。

 そうするならば、今度はネックライン上抜けのブレイク時に対応をする事が規定路線となってくる訳ですが、上値は105.5でオプションバリアがキッチリ揃っている事から、このラインをブレイクしてくるようならば、強い上昇への“怖さ”をチャートが示す事になるため、売り手には不利なマーケット展開になる事を想定しています。

 特に、ストップを巻いた後に、ショートカバーが入り戻りが有った後に、再度叩き上げを目指す展開となると、ショートは少し我慢しておきたいと思います。

 次に、上抜けが起きた場合には、やはり目指す形は三尊形式を狙ってのショートとなってくる訳ですが、そのネックラインと言うのは、青色で引かれたライン103.8辺りがポイントになってくるように考えています。

 このラインをネックラインとする落とし込みが起こるのようであれば、それは101円程度までの下落が確認され、100円をバックに買いを入れるオーダーと重なり、100~105円を基準とするレンジ相場を形成しやすい展開が将来的に起きやすくなると考えているのですが、可能性は低くは無いようにイメージしています。

 さらに、米雇用統計が上下に振るだけの動きとなり、材料としては甲乙つけがたい展開となるのが、今週は美しいところとなるとは思うのですが、全体的に底値は固く推移する事は間違いないので、ある程度「握力が無いトレーダーを根絶やしにした」と考えたならば、その戻りを短期的に狙うのも旨いポイントになってくると想定しています。

 さて、月曜日から忙しい展開となってくる訳ですが、ポイントは輸入系からの買い上げで、その買いオーダーが大きく入らないケースでは、落とし込みも浅いと言う戦い方を行ってみようと考えております。

 それでは、明日も張り切って参りましょう☆