上下に企業筋からの売買

 [2014-1-16] 先日のブログ「友人からの相談とドル円」に対して、きっちりとページ案内ができていなかった事を本日は文頭でお詫びさせてください。

 友人から電話を受けて、その指摘で気が付いたのですが、修正対応が昨日の19:00過ぎになってしまい、ご迷惑をお掛けいたしました。

 「これも2足の草鞋の弊害か?」と思ってしまう(思ってしまいたい)訳ですが、どう考えても私のウッカリミスなので、言い訳のしようも有りません。本当に申し訳ありませんでした。

 気を取り直して、本日のマーケットについて紹介してみたいと思いますが、私の短期トレードは比較的酷いモノがありまして、この上げ相場に対して売りで入り3戦3敗となっており、102.871で握ったロングポジションが伸びたのが不幸中の幸いと言ったところでしょうか・・。

 さて、今後のマーケットとの戦いなのですが、レンジ相場を意識して戦いところではあるのですが、上は105円、下は104.5と、非常に値幅が狭く、この間での攻防についてブレイク失敗を狙うのが吉なのか?と言った印象を持ち始めている訳ですが、値幅が狭い分、張り込む枚数にも影響が発生する事を考えると、やはりここでも半分利食い戦略をとっていく事になりそうだと考えております。

 本日は、米CPIの発表が予定されているのですが、もしかすると、このCPIの発表において強い動きを見せるのでは?と言う期待がマーケット関係者からチラホラ聞こえている訳ですが、その理由として、本日の米CPI予想が前年比1.5%と強気なためです(米CPI前年比の推移グラフへ)。

 個人的には、ここまで強気の予想で良いのだろうか?と言う気持ちで見ている訳ですが、米量的緩和縮小をした12月なだけに、米ドルの上昇が有る程度CPIの上昇を抑えるのではないか?と見ているためです。

 アメリカの天候悪化による物資の運搬による問題や食料品の高騰または原油価格の高騰も有りますが、そう言った季節的要因を考えた強めの数値とは言え、CPIが1.5まで伸びるとするならばドル円相場としても底堅く推移してくる可能性は否めないと考えております。

 次に、本日は木曜日ですが、明日金曜日には住宅指標やミシガンの指標が有れど、そこまで大きなマーケット材料となるような経済指標は用意されておりません。

 そこで、来週アメリカの休日を考えると(アメリカは3連休)、手仕舞いモードが本日から始まってもおかしくないと考えております。

 既に、ドル円では高値を打ちつけるようにして、利食い売りが発生しておりますが、CPI発表後にはその流れは加速傾向になるでは?と考えております。

 つまりは、戻りを狙う方が本日は旨いか?

 また、本日はドル円相場において、本邦輸入系からの買いが入っており、さらに輸入筋からのドル需要は切迫しているイメージをマーケット関係者に与えております。

 三尊を否定して上昇を見せるドル円。この流れの継続がどこまで続くのかは未知数ですが、本日から明日にかけて一定の調整局面の流れは起こりうると考えております。

ドル円4時間足のチャート

 さて、後半はドル円の4時間足チャートですが、時間が押して参りましたので、チャートだけを紹介しておきたいと思います。

2014年1月16日ドル円4時間足チャート

 こうして見て頂けると、先に紹介している通り、かなり売り買いのレンジレベルが狭くなってきており、なかなか手を出し難い状況となっている事がお分かりになられると思いますが、上下のレンジ水準にはキッチリオーダーが入っているようですので、短期的に反発狙いのマーケットは狙い目かなと考えております。