ドル円来週の月曜日の戦い

 [2014-1-26] さて、土日と言うものは非常に早く通り過ぎていきますよね(涙)。

 もう、来週のマーケットについて考えていかなければ間に合わなくなってきているのですが、来週のマーケットのキーワードは“株”と“FOMC”です。

 FOMCが日本時間木曜日朝の4時に発表される訳ですが、私のような後出しトレーダーはこう言った大型発表は動き始めを見てから行動を起す事になるため、本日は、それまでの戦いについて書いてみたいと思います。

 まずは、いつものようにドル円の4時間足チャートを作ってみたので、以下のチャートをご覧ください。

2014年1月24日ドル円4時間足チャート

 上のチャートを見て頂けると分かるように、今回の下落の中では多くの輸入系からの買いオーダーが入りました。

 逆に言うのであれば、「これだけのドル買いオーダーが入ったにも関わらず下落してきたドル円」と言うのが注目になってくる訳ですが、実は、チャート形状上、もしも上の水色のラインを上抜けて足を付けない限りは、ターゲットが100.6になると言うところまできております。

 ターゲットが100.6と言えば、高値から約5円の値下がり(円高)と言う事になる訳ですが、この比較的に急角度な動きは1月特有のマーケット展開だと考えて貰って良いのでは無いでしょうか?

 現在の値動きのお蔭で、昨年から狙っていた年明け高い高いドスンのショートポジションは、かなりの含み益となっておる訳ですが、この流れについての一旦の箸休めとなるのがFOMCと言う事になるのでは?と考えております。

 FOMCでは、既に量的緩和縮小が100億ドルをベースとしてマーケットのコンセンサスとして出てきており、FOMCにて100億ドル引き下げられたところで、大きく株価(米株)が下落する展開にはならないのでは?と個人的に考えております。

 200億ドルの場合には大きく反応は違ってくるとは思いますが、100億ドルと言うケースがコンセンサスなので、FOMCまでに、行き過ぎたところに対しての戻りが入る事を想定できると思います。

 そこで、木曜日に向けてはロングポジションを狙ってみたいところなのですが、まず鬼門となるのが月曜日です。

 月曜日は、先週末に大きく下げた株式相場に対してトレーダーが大慌てする事が考えられる訳ですが、そこで、利食い逃げに走る人もチラホラいらっしゃるように思います。

 そう言った流れから、基本的にマーケットは先週末の流れを引き継いで、日本時間が始まる前、もしくはオセアニアタイムに下攻めが有る可能性を想定しています。

 そこで、大きく下攻めを行ったならば、個人的にはそこが底値だと判断して、FOMCに向けて買い上げを狙ってみたいと考えている訳ですが、逆に月曜日の朝から上攻め(上窓でオープン)をするようならば、今度は一転、高値叩きの底値割れを、上の水色のラインまで狙ってみたいとかんがえています。

 つまり、私の現時点での考えは、「まだ、底値は深い所にある」と言う事をベースに組み立てていきたいと思うのですが、ここまで下押しをしても、恐らく日本人個人投資家のロングストップは100円割れにあるでしょう。

 ファンド関連としては、どうしてもそのストップを狙いたいところですが、ハッキリ言って輸入系からのフローで段々と厳しくなってきている点と、FOMCにてどのように転ぶか分かりません。

 そこで、現在の下値を大きく下抜けた場合には、とりあえず買ってみて、FOMCはFOMCで、動いてから判断する事で流れに取り残されないように考えています。

 本日、今年から始めた仕事のお蔭で、1時間半と1時間の合わせて2時間半程度の睡眠しかできておらず(涙)、もしかすると文章がおかしいかも知れませんが、基本は大きく落ちたら買い、上げれば売りの月曜日の戦略でいきたいと思っております。