ドル円落ちと本邦系の動き

 [2014-1-6] 本日、ドル円が落ちた事で、歓喜の連絡を昼過ぎから何人かの方からお受けしましたが、私、熱で完全にダウンしておりまして、まだメールについてはご返信できていない事をまずはお詫びさせて頂きたいと思います。

 通常、FXファイブでは夕方5時までにブログ更新をし、サラリーマントレーダーの方に少しでも良い情報提供をと考え、がんばっているのですが、本日は既に5時を回ってしまっており大変申し訳無く思っております。

 さて、気を取り直して先日のチャートからご覧ください。

2014年1月5日ドル円4時間足チゃート

 マーケットは、知人からのお礼の連絡が有った事からも分かるように、「堅いであろう」と考えられた流れ通りの展開で、ダブルトップのネックラインを破壊した上で落ちる形となりました。

 知人の中には、新年一発目から「3本(300枚)で打ち込んだ」と言う歓喜の悲鳴まで入ってきており(笑)、「ワントレードで200万ほど利益が出た」と、今度の飲み代をおごってくれる事になりました(笑)。

 この展開は1年を通して、“珍しい”少し投資経験のある方にとって「非常に分かりやすい場面」で有ったので、ブログ内では何度もこの動きについて紹介させて頂いておりましたが、今回は上手く行ったので良かったのですが、300枚打ち込んだ話を聞いて、逆に転んだケースを考えると責任は持てませんので、どうぞ投資は悪魔で自己責任で宜しくお願い致します。

 基本的に、このブログは知人関係が読んでいるものですので、私の書いている内容で負けた場合には、飲み代を出させられるはめになっているのですが・・・(笑)。しかしながら、こう言った話を聞きますと提供する情報については、さらに細心の注意が必要だな・・と思う次第であります。

 続いて、現在のマーケットについてですが、今回の下げについて、私の知人からの話ですと「表立った輸入系の買いオーダーは見られなかった」と言う話を聞いております。

 つまりは、「まだドル円の梯子外しには早い」と言う結果になると思うのですが、これが現在の底値の堅さを表しているように考えております。

 そこで、上値をうかがう展開が現在発生し始めていると考えている訳ですが、こう言った動きは基本的に日本時間を対象にして起こる事が今後も考えられますので、悪魔でも「本邦輸入系からの大きなオーダーが入った時」がチャンスであると考えている事には変わりはありません。

 しかしながら、本日ドル円が落下した事については、日本株が落ちた事に起因する訳ですが、新年にまとめて海外勢からの利益確定売りが入った事がポイントとメディアを筆頭としたマーケットニュースとして流れております。

 こう言った現在の日本株とドル円の連動性は、数年前には表立っていなかったのですが、これが海外投資マネーが日本に流入している最大の特徴となっているので、もしもFX初心者の方がこちらにいらっしゃいましたら、私の別サイトですが「日本株が売られるとなぜ円高に?」で詳しく解説しているので、納得して頂けるかと思います。

 最後に、この流れについての立ち回りについてですが、今週は米FOMC議事録発表や米雇用統計など、ドル円マーケットを大きく変動させる材料が多くある週でもあります。

 ここでの結果がマーケットに変動を与えた上で流れを作って行く事は間違いないのですが、それらの指標でどのような結果が出たにせよ、本邦系からのフローを基準にして動く事を今の私は考えており、フローが無ければその「フローをおびき出す動きに乗る事」を念頭にして戦ってみたいと思います。

ドル円4時間足のチャート

 最後に、ドル円チャートです。

2014年1月6日ドル円4時間足チゃート

 熱で、本日はこのチャートで限界でございます。下は104円ストップオーダーに警戒と言うところで、短期的にはカットしたタイミングで反転ロングのねらい目になる事を考えています。