FOMCと新興国マーケット

 [2014-1-29] 皆様、こんにちは。昨日、出かけてしまったため、ニュースを追いかけるのが本当に大変でして(笑)、ブログに辿り付くまでに数時間も掛かってしまいました(汗)。

 さて、先日は、私は外出していた事も有り、詳しい値動きを見る事ができなかった訳ですが、結果的には「FOMCに向けて戻りが入る」と言う完璧な相場観となっております。

 今年は、1月から余りにも完璧すぎる相場分析が続いているため、心の中では「少し投資が上手くなったかな?」と思う一方で、「相場観がずれた場合の対応」には注意して行かなければいけないと“勝って兜の緒を締める”では有りませんが、再度、“ふんどし”を締め直す思いでおります。

 さて、まずは先日のドル円チャートからです。

2014年1月28日ドル円4時間足チャート

 やはり、日足レベルでの下値下限を意識しての攻防が先日も行われた訳ですが、先日の時点で上昇波を形成してくる面影はチャートとして出ていたように思えます(もちろん後付論です)。

 ただし、ここで上昇傾向になったとしても、どうしても「105円を簡単に抜けてくるような流れになるとは考えにくい」ように、個人的には見えています。

 少しドル円から話は逸れますが、本日、トルコ中銀が政策金利を現行の4.50%から10.00%まで引き上げると言う荒業に打ってでました。

 これほどの金利引き上げは、正直なところ身震いをしてしまうような利上げとなった訳ですが、これに対してトルコ政府側が「利上げをしたくない」と言う立場を取っていた事を考えると、今後のトルコは、まだまだ安定的だとは言えないように考えています。

 続いて、ウクライナについてですが、ウクライナでは「内閣総辞職」が行われ、これまで「ロシアより」であった内閣が崩れる事になり、「EUより」の内閣が誕生する可能性が生まれて参りました。

 ウクライナは、国内のエネルギーの源をロシアに頼っているため、どうしても「ロシアを邪険に扱う事」ができにくい状況で、政府としては難しい判断が有ったのは事実ですが、言語の問題においてもウクライナ語からロシア語を公用語として認める法案が出され大規模デモが行われるなど、その辺りの関係が非常にセンシティブな国となっております。

 また、タイでは相変わらず反政府デモにより選挙が妨害されるなど、非常事態となっております。

 タイについては、2010年のデモは現地で実際に目にしてきましたが、明らかにデモは観光客にとってはマイナスで、現在のタイでも“軍や警察が観光客を守る”と言った状況となっている事が考えられます。

 観光収入が非常に大きなタイでは、今後さらに景気が冷え込む事を考えると、これほど長く続く反政府運動はダメージは大きいものになってくるように考えています。

 こう言った新興諸国のニュースが相次いで取り上げられるようになったのは、逆に「先進国の景気回復が大きな要因である」とも考えられる訳ですが、もしも、ここに来て新たなショックが起こった場合には、間違いなく新興諸国経済は崩壊路線を歩む事になってしまうでしょう。

 そう言った意味でも、新興諸国に投資されている投資資金は、ショックによる巻き戻しは急ピッチで行われる事になるため、今の時点から心の準備をしておきたいと考えております。

 最後に、本日は(日本時間なら明日明朝)、FOMCによる発表が行われます。

 今回の材料は、「量的緩和幅が100億ドル縮小されるかどうか?」が焦点になっており、既にマーケットのコンセンサス(マーケットの多くの人の考え)では100億ドル縮小が既定路線となっております。

 そこで、据え置きならば、米株は下支えされる一方で、ドルに対しては売りで反応してのドル売り円買い、縮小が据え置きであれば、米株の下振れを注意しながらの米国株次第での動き、100億ドル以上であれば、一時的にドル円は上振れしやすい状況にはありますが、米国株の下落が起こるかどうかが焦点となってきそうです。

 基本的に、据え置き以外ではドル円の売りが目安となってきやすい状況になりますが、FOMCで上跳ねした場合に売っていく事をベースにして、突っ込んだ売りはやめておこうと考えています。

ドル円4時間足のチャート

 さて、後半はドル円の4時間足チャートです。

2014年1月29日ドル円4時間足チャート

 チャートは、FOMC次第でどうにでも変われるような状況を作ってくる事が考えられるため、FOMC辺りでは102.7辺りの水準まで押してくる事も想定しておきたい状況です。

 FOMCまでに買い上がる状況ですと、さらにFOMCでの上跳ねは叩きたい思いが生まれて来るわけですが、いつものように発表の中身を見てから行動を起してみたいと考えています。

 それでは、本日も張り切って参りましょう☆