12月でも相場を見る理由

 [2013-12-25] 世界はクリスマスモード一色と言う事で、FX並びに株式・国債マーケットもやる気がでない状況になっています。

 と、マーケットからやる気を感じられない私ですが、私自身も12月に入ってからは腰の入った重いトレードはする訳では無く、両建ての外すタイミングのみに気合を入れている状況です(笑)。

 ※ 本日はクリスマスモード全開のマーケットなので、特に展開についての話題は有りません。気になる点はソフトバンクの動きです。

ドル円2013年12月24日チャート4時間足

 上は、私が作成した先日のドル円チャートです。

 基本的に12月のマーケットは、このように腑抜けとなっている私ですが、実は、そこまで腑抜けにもなれずに今でも休みながらマーケットを追いかけているのには理由があります。

 それは、「年始のトレードが怖くなる」と言う点です。

 私ほど“チキン”で“ビビり”な小心者のトレーダーは、余りいらっしゃらないと思うのですが、私自身、「マーケットから離れる事に対する恐怖」と言うものを常に感じています。

 こう言った感情を持たれた事が無い方にとっては「何を言っているんだ?」と、馬鹿にされてしまうかと思うのですが、精神病院等にお世話になった事は無い物の、「マーケット依存症」だと直感で理解をしています。

 とにかく、マーケットに関するニュースを1日でも欠かしてしまうと、心配になってしまい、365日必ずノートにまとめています(「FX要人発言・ニュースのゴゴヴィ」は私のサイトですが、この更新が毎日行われているのもそのためです)。

 友人や知人からしても「本当に病的だな」と言われてしまうのですが(笑)、私がマーケットに対してここまでやっている理由は、「マーケットへの恐怖感」が潜在意識に染みこんでしまっているからです。

 例えば、1日でもニュースを読まない日を作ってしまうと(そんな日は、過去何年遡る必要があるだろうか・・)、その次の日に大きなマーケットの変動が起こった際に勝負ができなくなってしまいます。

 それは、「自分がここまでやっているのだから間違いは無いだろう」と言う裏付けの元で、大事なお金を張り込んでいるのに対して、その裏付け無しに大切なお金をマーケットと言う「超巨大悪徳銀行(笑)」に預金する事ができないからです。

 つまりは、自分を信用できなくなる事で、自分のトレードについても不信を抱くようになり、勝負時で躊躇する。

 そんな状況では、もちろんトレードが上手くいく事も無く、出た結果に対しても常に納得ができるものではありません。

 そこで、12月に入ったから「休みだ」と言いながらも、何だかんだと言ってブログを書いたり、チャートを追いかけていたりしている訳です。

 マーケットは非情な一面があり、努力した者に対してリワード(財)を与えるのではなく、努力をしなかった者にパニッシュメント(損失)を与える物のように感じる事が多々あります。

 要は勝てば官軍な世界なのですが、ビギナーズラックや運要素はあれど、毎年毎年積み重ねるとなると、マーケットは精神と髪の毛をすり減らす怖い世界だなと感じる訳です(笑)。