12月2日の相場、注目は株

 [2013-12-1] さて、本日、今年最後の月のマーケットが始まりましたが、朝から突き上げる展開となり、その後、日本株が崩れた事を引き合いにしてドル円も下落する流れとなっております。

 本日注目しているのは、これまで強気で推移を見せていたユーロマーケットと言う事になるとは思うのですが、月末フローを抜けて、これから巻き戻しが起きるのかどうか?に注目をしております。

 以下は昨日私が作成していた、ドル円の4時間足チャートです。

ドル円2013年12月1日チャート4時間足

 さて、ユーロに対して若干の売りが出るようならば、ドル円マーケットにも少しは波及してくるのかな?と考えておった訳ですが(ユーロ円⇒ポンド円⇒ドル円の流れで)、まだまだ、円売り地合いが継続と言う事で、NYタイム待ちと言ったところでしょうか?

 悪魔で基本的なイメージと言う話ですが、12月中ごろに入るとトレンドの継続が難しくなり、一連のレンジを形成するケースが多かったように思っているのですが、今年もこれからドンドンマーケット参加者が少なくなっていく中で、一体どのように今のトレンドを終わらせるのか?それとも、引き続き板の薄い中でもトレンドを継続してくるのか?に注目は集まるかと思います。

 そこで、話は「株」についてと言う事になってくるとは思うのですが、どうにもこうにも株を手放す人が少ないようで、下値ではしっかりとした買いを入れてきているように思います。

 こう言った流れによる上昇が、本格的に作用するのは、まだ少し先の話だと考えていた私にとっては、少し驚きの展開と言う事になるのですが、特に、このまま株を押し上げ続ける材料が無い限りは厳しいかな?と考えています。

 次に、そう言った通貨・株に関する全般の流れの発端になった話を考えてみると分かると思うのですが、全てはバーナンキ総裁後任後に、イエレン副総裁が就任する事による、FRBの量的緩和からの撤退にあります。

 マーケットは一体何を思い行動に移しているのか、非常に理解しがたい点ではあるのですが、このイエレン副総裁もバーナンキ総裁ほどでは有りませんが、ハト派な人間である事を忘れてはいけないと考えています。

 つまりは、行き過ぎの修正は必ず起こってくるわけで、そのタイミングを私のような逆張りトレーダーは狙っている事でしょう。

 本日は、この後、家族で出かける用事があるので、長くは語りませんが、こう言ったマーケット展開(上値探りの展開)では、旨いように短期逆張り機能してくるケースが散見されます。

 特に、明確にストップを巻いたタイミングでは、週末に雇用統計も予定されている事から、高い確率で週末にかけては巻き戻しの動きが発生します。

 そこで、12月のマーケットと言えども、私も参戦予定をしているのですが、タイミングとしては値飛び(ストップカット)するような動きが起こって、その直後にオーダーを引っかけたように値が戻る場合には(利食い・新規ショートオーダー巻き)、再度押しがあるので注意しておき、その後、一定期間値動きが収まり始めた頃に、大き目の売りが入った場合にはポジションホールドになります。

 時間が無くなってしまったので本日はここまでですが、私のように半分利食いのような軽い形でも利益があげやすいマーケットになると想定しています。

ドル円4時間足のチャート

 本日は、時間の関係でドル円の4時間足チャートだけです。

ドル円2013年12月1日チャート4時間足

 上が本日のドル円4時間足チャートですが、上値を抜けなければ短期ダブルトップとなる形ですので、下値追いの展開となるならば101.85辺りまでの下押しが望めますが、それも米株に注目と言ったところだと考えています。