Xmasストップ刈りに注意

 [2013-12-24] 本日は、クリスマスイブと言う事で、海外に居た頃を思い出す今日この頃です。

 本日は、少しマーケットが変動をしてくれた先日の流れをベースにして、新たに確認されたドル円に関するフローを紹介してみたいと思います。まずは先日作成したチャートより。

ドル円2013年12月23日チャート4時間足

 先日は、クリスマスマーケットに入っている事から、値動きが余り起こらない事をベースに組み立てて、ファンド勢からの打ち込み、もしくは買い上げが有った場合に逆張りで乗り込んでやろうと考えておりました。

 案の定。ドル円は急落を見せた訳ですが、完全にオフモードで有った私は、急変を知らせるアラームでパソコンへと駆け寄ったのですが、その後、反転を狙うロングを取ろうと虎視眈々と待っていると、久しぶりにコーヒーをパソコンにこぼす大惨事を起こしてしまいました(涙)。

 これがオフモードと言うやつで、普段はパソコンの横には絶対においていないコーヒーを(トレードに怒る余り、パソコンにあたり散らした事が数々あるため(笑))、なぜか、そのまま持ってきていて、マウスパットを少し動かしたところコーヒーカップにクリーンヒットしたと言う次第です。

 まぁまぁ、12月の相場で気が抜けているトレーダーの方々なら「あるある!」と分かって頂けるのではないでしょうか?(笑)飲んでなかっただけ“マシ”と言うことで(笑)。

 さて、それでは前書きが長くなってしまいましたが、昨日のマーケットの特徴について(私なりの)解説をしますと、ファンド勢の動きが活発で、完全に板の薄いマーケットを狙ってのストップ刈りアタックだと判断しました(だから、反転ロングを取りたかった・・)。

 こう言ったファンドからのアタックが入った場合の見極めなのですが、基本的にアタックは短めのローソク足全てを意識したアタックが行われやすいと言う傾向があります。

 そのため、ローソクの作りが、短期足を中心にして完全に「下げますよ」と言う状況になります(ファンド勢がそう言ったローソクを故意に作り上げる)。

 つまりは、アタック時間が基本的にはローソク足が付く時間帯が多く、1時間ベースならば、50~60分辺りをベースに考えておくと良いです。

 また、このようなアタックには材料が付いて居ない訳ですから、もちろん短期的な物にしなかなりません(下げが起きたと同時に材料を探しをして、有れば材料の動き、無ければアタックだと考える)。

 次に、こう言ったアタックの戻りは“かなり速い”と認識する必要があります。

 通常、材料が有る時には、「まだ落ちるかな?」とマーケットは探りをいれる訳ですが、アタックの場合には、短期的に投入した大量の売りポジションを利益確定させ、さらに途転させるケースが多く有るため、急速にマーケットは元へと戻っていきます。

 そのため、初心者の方にとっては往復ビンタ(下げ相場でストップ刈り、上げ相場でストップ刈りと2重にくらいこと)となってしまうケースが散見されるので注意が必要です。

 最後に、本日は、輸出系から104.4辺りで売りが確認されており、一定の高値目途として意識されるポイントとなっております。

 今後、104.5をベースにした売り買いが行われる際には、1つの節目である事を意識しておきたいと考えています(ファンドも既に輸出売りに乗っています)。

ドル円4時間足のチャート

 後半はいつものドル円4時間足チャートですが、下値は堅そうに映っています。

ドル円2013年12月24日チャート4時間足

 輸入系のオーダーラインを引っかけてくれるところまで落ちてくるならば、完全に反転を狙えるようなおいしいポイントになるのですが、動かなければ手出しが無用と言ったイメージでおります。

 流動性が無くなってきているので、急変にはもちろん警戒です。