「本日のFOMCドル円の動き」について書き殴る
[2013-12-18] 本日は、FOMCが予定されており(正確には日本時間明日午前4時)マーケットが荒れる事は確実と言える日となっております。
しかしながら、私は今夜もしくは明日夜に、ある会社の方との会食に出かける事になる可能性が有り、下手をすると「お酒の入った状況でFOMCを見なければいけない」と言う可能性に少々怯えております。
長くブログを読まれている方は既にご存じの事と思いますが、最近、来年の会社立ち上げに向けて(夏ごろを目途にしています)、急激に忙しくなってきており、ブログにも影響を与えてしまっている事をお許し頂ければと切に思っております。
さて、それではFOMCについて、私の立ち回りをベースにしたマーケットを紹介してみたいと思いますが、まずは昨日作成したドル円4時間足チャートをご覧ください。
先日の値動きは、100%に近い形で表現する事ができているかと思いますが、これは102.6ストップを完全に狙い撃ちにする動きがおきた事です。
こう言った動きは、基本的にヘッジファンドの得意分野の打ち込みで、最終的には短期ダブルボトムの底を狙った超短期ロングポジションのストップを刈り取っての上昇を見せました。
気になる方は先日の底値付近の値動きを15分か30分足で見て頂けると、理解して頂けるかと思います(また別サイトにて特徴を詳しく紹介してみたいと思います)。
しかしながら、先日の打ち込みは、輸入系の買いオーダーを引っかけていく事に躊躇して、一気に反転をする流れとなりましたが、これもまた想定通りの動きとなり、証拠金がガチガチの年末相場ですが、サブ口座にてそれなりの利益と含み益が出す事ができるマーケットになりました。
さて、これからが本題であるFOMCについてですが、FOMCについて、これまでにも紹介しているように、米量的緩和、「据え置き」「縮小」の2パターンがありますが、どちらのケースに転んだ場合においても売りで反応してくると考えています。
具体的には、「据え置き」のケースでは米株が強気で反応を見せますが、一時的に強烈なドル売り円買いが起こり、その急落は長くは続かない事が想定されます。
それは、マーケットが「今回は据え置きだったとしても来月は縮小するんだろ?」と言う考えが、かなり強い確率で起こるからです。
そのため、一時的には据え置きの結果を受けてのドル売りに火が付き円買いへと波及を見せてきますが、結局は期待感からのドル買いと、株式相場の安定を考えたリスクオンの円売りへと波及しやすくなるためです。
次に、「縮小」を選んだ場合にですが、縮小が発表されると、ドル円の場合には「円売りドル買い」で一時的に反応を見せてくる事を想定しています。
しかしながら、その中身を注意深く考えてみると、米国債は十中八九の確立で利回り上昇を刻むと考えられるのですが、その一方では米国株の崩れは否めないと考えています。
そこで、米国債の反応が強いか?それとも米国株の反応が強いのか?と言う綱引きが起こる訳ですが、米国債(10年債)は現在2.85%と3%に近い水準まで利回りが上昇しています。
そんな中で、上昇がかなり厳しい水準であるため、なかなか国債売りで反応し辛い部分も有り、顕著に反応を見せやすいのが下値を大きく持っている米国株になります。
そこで、米国株売りがリスクオフの展開を牽引し、米国債買いへと流れ始め、一時的に上昇した米国債利回り上昇に連れたドル円上昇も、上値を崩しはじめ、米国株売りの影響を受けた日本株崩れの影響からドル円の売り(円買い)の流れとなる可能性が高いと考えています(日本円と日本株の関係については次で詳しく紹介しています:日本株が売られるとなぜ円高に?)。
つまりは、最終的に考えると、どちらの場合においても一時的、もしくは少し長めにも円買いで反応を見せる可能性が高いのが今回のFOMCとなっています。
そして、その反応が終わったころに、FRB総裁であるバーナンキ氏の会見が始まる訳ですが、その発言には非常に大きな興味をマーケットが寄せる事になるでしょう。
恐らく、バーナンキ氏は米国を守るために株高に推移する発言と、ドル売りになる発言を合わせてくる事が想定されますが、不確定材料となりますので、基本的に彼の演説ではサプライズ要因が無い限りには戻り更なる下押し後の戻り材料を提供して来る事になるのでは?と考えています。
さて、後半戦はいつものようにドル円の4時間足チャートを紹介して終わりにしたいと思います。
本日はFOMCですので、大きな値下がりが起きた場合には101.6のストップを巻き込むと、強い反転を想定していますが、基本的には先に述べた通りとなります。
[2013-12-18] 本日は、FOMCが予定されており(正確には日本時間明日午前4時)マーケットが荒れる事は確実と言える日となっております。
しかしながら、私は今夜もしくは明日夜に、ある会社の方との会食に出かける事になる可能性が有り、下手をすると「お酒の入った状況でFOMCを見なければいけない」と言う可能性に少々怯えております。
長くブログを読まれている方は既にご存じの事と思いますが、最近、来年の会社立ち上げに向けて(夏ごろを目途にしています)、急激に忙しくなってきており、ブログにも影響を与えてしまっている事をお許し頂ければと切に思っております。
さて、それではFOMCについて、私の立ち回りをベースにしたマーケットを紹介してみたいと思いますが、まずは昨日作成したドル円4時間足チャートをご覧ください。
先日の値動きは、100%に近い形で表現する事ができているかと思いますが、これは102.6ストップを完全に狙い撃ちにする動きがおきた事です。
こう言った動きは、基本的にヘッジファンドの得意分野の打ち込みで、最終的には短期ダブルボトムの底を狙った超短期ロングポジションのストップを刈り取っての上昇を見せました。
気になる方は先日の底値付近の値動きを15分か30分足で見て頂けると、理解して頂けるかと思います(また別サイトにて特徴を詳しく紹介してみたいと思います)。
しかしながら、先日の打ち込みは、輸入系の買いオーダーを引っかけていく事に躊躇して、一気に反転をする流れとなりましたが、これもまた想定通りの動きとなり、証拠金がガチガチの年末相場ですが、サブ口座にてそれなりの利益と含み益が出す事ができるマーケットになりました。
さて、これからが本題であるFOMCについてですが、FOMCについて、これまでにも紹介しているように、米量的緩和、「据え置き」「縮小」の2パターンがありますが、どちらのケースに転んだ場合においても売りで反応してくると考えています。
具体的には、「据え置き」のケースでは米株が強気で反応を見せますが、一時的に強烈なドル売り円買いが起こり、その急落は長くは続かない事が想定されます。
それは、マーケットが「今回は据え置きだったとしても来月は縮小するんだろ?」と言う考えが、かなり強い確率で起こるからです。
そのため、一時的には据え置きの結果を受けてのドル売りに火が付き円買いへと波及を見せてきますが、結局は期待感からのドル買いと、株式相場の安定を考えたリスクオンの円売りへと波及しやすくなるためです。
次に、「縮小」を選んだ場合にですが、縮小が発表されると、ドル円の場合には「円売りドル買い」で一時的に反応を見せてくる事を想定しています。
しかしながら、その中身を注意深く考えてみると、米国債は十中八九の確立で利回り上昇を刻むと考えられるのですが、その一方では米国株の崩れは否めないと考えています。
そこで、米国債の反応が強いか?それとも米国株の反応が強いのか?と言う綱引きが起こる訳ですが、米国債(10年債)は現在2.85%と3%に近い水準まで利回りが上昇しています。
そんな中で、上昇がかなり厳しい水準であるため、なかなか国債売りで反応し辛い部分も有り、顕著に反応を見せやすいのが下値を大きく持っている米国株になります。
そこで、米国株売りがリスクオフの展開を牽引し、米国債買いへと流れ始め、一時的に上昇した米国債利回り上昇に連れたドル円上昇も、上値を崩しはじめ、米国株売りの影響を受けた日本株崩れの影響からドル円の売り(円買い)の流れとなる可能性が高いと考えています(日本円と日本株の関係については次で詳しく紹介しています:日本株が売られるとなぜ円高に?)。
つまりは、最終的に考えると、どちらの場合においても一時的、もしくは少し長めにも円買いで反応を見せる可能性が高いのが今回のFOMCとなっています。
そして、その反応が終わったころに、FRB総裁であるバーナンキ氏の会見が始まる訳ですが、その発言には非常に大きな興味をマーケットが寄せる事になるでしょう。
恐らく、バーナンキ氏は米国を守るために株高に推移する発言と、ドル売りになる発言を合わせてくる事が想定されますが、不確定材料となりますので、基本的に彼の演説ではサプライズ要因が無い限りには戻り更なる下押し後の戻り材料を提供して来る事になるのでは?と考えています。