年初来高値に挑戦ドル円
ドル円4時間足のチャート
さて、現在のドル円チャート(4時間足)です。
こうして見て頂けると、正直ドル円相場はやり過ぎ感が強すぎる事、週末に雇用統計、明日、ADPやベージュブック発表が行われる事を考えると、その反応待ちであっても良いと考えられます。
独歩高となり年初来高値を目指すドル円の形には現在のところ全く変わりは有りませんが、やはり気がかりなのは上げるに上げない米株と言ったところでしょう。
この米株の動きを見ながら、円売りに積もり上がっているポジションを見ると、崩れに対する怖さを感じる方は私だけでは無いかと思います。
[2013-12-3] 先日は、半分利食いをする私独自のトレード手法で4回エントリーし、利益と言う面では半分は“しっかりと”刈られてしまうので何とも言えませんが、逆張りで稼ぎを出す事ができました。
本日は、そんな年初来高値更新を目指すドル円の流れと、昨日の逆張りタイミングの“オサライ”をしてみたいと思います。
まずは、先日のドル円チャートですが、見て頂けると分かるようにダブルトップを形成していたものが、本日は見る限りもありませんね。
つまりは、私のドル円分析がかなり間違っている事を示唆する訳ですが、12月のマーケットと言う事で許して頂ければと思います(涙)。
さて、それでは簡単に逆張りタイミングの“オサライ”ですが、先日は、103円を付ける前に2回、103円を上抜いたタイミングでも1回ありましたが、お気付きになられたでしょうか?
この動き方についてはローソク足を凝視していても分かり辛いので、私は直接プライスボード(板)を見て判断しているのですが、例えば、103円を上抜けた時に5pipsほどの値飛びが見られた事は覚えておいででしょうか?
ストップカットには、このように値飛びをするケースと、(深夜に)ジンワリと進み103.01と言った髭だけ付けて反転するケースが有りますが、今回は前者のケースでした。
このようなケースでは、その付けた水準から一気に値戻り102.99辺りまで戻りを加えるのですが、これは先日も言ったように新規売り玉や利益確定売りと言ったものが交錯した結果です。
先日の場合には全くそのパターンだったのは記憶に新しいことかと思います。
また、先日のブログでも書いていますが、こう言った戻りが強いケースでは再び買いが入り(さらにストップを巻き込み大きくマーケットを動かしてやろうとする人たちの買い)、先ほどストップをカットした時に付けた高値までで交錯します。
こう言ったケースでは、さらなる上値抜けが起きるケースも良く有るのですが、今回は円独歩安、日本株独歩高と言う中で、さらに年初来高値辺りまで動いてきている事も有り、マーケット全体では行き過ぎ感も有る中での動きですので、その反応が顕著となる可能性が高かったと言うことです。
次の大型ストップは103.5と年初来高値となってくる訳ですが、この動きを見る限りでは一旦付けにきても良いのかな?と言えるような、強さを感じています。
次に、ドル円チャートからなる、「流れ」についての話ですが、もしも時間がある方がいらっしゃいましたらドル円の週足チャートをおひらきください。
今週が陽線で引けるようならば何連騰しているのか分かりますか?
そうです。6連騰と言う事になりますよね?
そのまま、過去のチャートを見ていって頂けると分かると思うのですが、6連騰は有っても7連騰となると・・・?と言った事にお気付きになられるかと思います。
今週・来週中にドル円の調整が入る事は、チャート的にもかなり確信に近いものになってきているように感じています。もちろん、私は迷信を信じるタイプの人間ですが(笑)。
※ 追記
高値反発を狙う場合にはストップカットによる走りは小さいですが、安値反発を狙う場合にはストップの誘発で10~20pipsの走りは日常茶飯事なので、その差は理解しておく必要があります。