「雇用統計後、来週の相場」について書き殴る
[2013-12-8] 米雇用統計もとうとう終わってしまい、投資家の皆様は冬休みモードへと移行し始めている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
当のブログを書いている私本人も、ほとんどマーケットは手仕舞いモードに入る事を考え、今は年末年始に向けて凍結している口座はおいておいて、予備の会社での取引を行っている状況となっております。
さて、本日は日曜日と言う事もありまして、来週のマーケットについて話をしていきたいと思いますが、まずは現在のドル円チャート(4時間足)からご覧ください。
まずチャートから読み取れる事として、マーケットは先週末の引け間際に上値追いで終了した事が分かります。
これは、米雇用統計と失業率の結果を受けての動きとなりますが、こう言った動きの裏ではダウと日本株の急上昇が有ります。
いつも書いている事ですが、こう言ったケースではマーケットオープン直後にも先週末の流れを「そのまま引き継ぐケース」が散見されるため、基本的に下窓オープンでも日本時間仲値に向けては強気で推移する事をメインシナリオに考えています。
日本の仲値までには、日本の経済指標等も予定されていますが、恐らくマーケット関係者の注目は、仲値以降に発表される中国の経済指標であるCPIとPPIに注目が集まるため、基本的に大きな決断はしないであろうと考えられるためです。
次に、上昇するマーケットに対して、「何処で売り込むのか?」と言う具体的な話ですが、やはりこれまでのマーケット同様に「103前でのオプションバリア狙いの売り」「103ストップカット後の反発狙いの売り」が硬いポイントになる事を想定しています。
しかしながら、年末と言う事もありますし、長い物は狙わずにエントリーする場合においても、慎重に短期的な売買で終わらせる事にしようと考えています。
続いて、中国のCPIとPPI発表時の見方ですが、CPIがプラスでPPIがマイナスに推移する事が想定されますが、このような不可解な数値が出た場合に、中国は過剰投資による状況にある事を再認識させる事になります。
特に、CPIの数値に注目し、CPIの上昇に関してはGDPが過去よりも減少傾向にあり、10%を超える状況下に無い現在、その上昇に関してはバブル崩壊へのステップと考える投資家も現れてくる事になります。
そのため、急激なCPIの上昇が指標結果として出てくるようであれば、中国の金融引き締めを考え(金融引き締め ⇒ 景気の後退)、マーケット全体がリスクオフの展開となり、中国指標に関して最も影響を受けやすいオーストラリアドルの取引には注意が必要になる事を考えています。
NYタイムに入りますと、米地区連銀総裁の演説が予定されていますが、基本的にタカ派な発言を出しやすい人物が揃っております。
これらの要人の発言に関しては、今月の金融緩和幅の削減について上ってくる事になると思いますが、そこで強い緩和からの脱却を訴えるような発言が出ているようならば、ドル円マーケットの下支え材料となる可能性が高いので注意をしておきたいと考えています。
また、米国債の利回りにも注意を払う必要が有り、2.9%を付けた直後に前回は打ち込まれましたが、依然としてトレンドは上昇傾向にあります。
再び3%を超えて推移する事を目指しているように見える現在の推移となっておりますが、「次なる米国債購入者は誰なのか?」と言う話題にも注目しつつマーケットを見ていくと、ドル円トレードの手助けになってくることを考えています。
基本的に私は逆張りトレーダーなので、高値を叩く事になりますが、マーケットが104円前まで上昇するならば、また売りが面白い展開になってくる事は間違いないのでは?と考えています。
[2013-12-8] 米雇用統計もとうとう終わってしまい、投資家の皆様は冬休みモードへと移行し始めている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
当のブログを書いている私本人も、ほとんどマーケットは手仕舞いモードに入る事を考え、今は年末年始に向けて凍結している口座はおいておいて、予備の会社での取引を行っている状況となっております。
さて、本日は日曜日と言う事もありまして、来週のマーケットについて話をしていきたいと思いますが、まずは現在のドル円チャート(4時間足)からご覧ください。
まずチャートから読み取れる事として、マーケットは先週末の引け間際に上値追いで終了した事が分かります。
これは、米雇用統計と失業率の結果を受けての動きとなりますが、こう言った動きの裏ではダウと日本株の急上昇が有ります。
いつも書いている事ですが、こう言ったケースではマーケットオープン直後にも先週末の流れを「そのまま引き継ぐケース」が散見されるため、基本的に下窓オープンでも日本時間仲値に向けては強気で推移する事をメインシナリオに考えています。
日本の仲値までには、日本の経済指標等も予定されていますが、恐らくマーケット関係者の注目は、仲値以降に発表される中国の経済指標であるCPIとPPIに注目が集まるため、基本的に大きな決断はしないであろうと考えられるためです。
次に、上昇するマーケットに対して、「何処で売り込むのか?」と言う具体的な話ですが、やはりこれまでのマーケット同様に「103前でのオプションバリア狙いの売り」「103ストップカット後の反発狙いの売り」が硬いポイントになる事を想定しています。
しかしながら、年末と言う事もありますし、長い物は狙わずにエントリーする場合においても、慎重に短期的な売買で終わらせる事にしようと考えています。
続いて、中国のCPIとPPI発表時の見方ですが、CPIがプラスでPPIがマイナスに推移する事が想定されますが、このような不可解な数値が出た場合に、中国は過剰投資による状況にある事を再認識させる事になります。
特に、CPIの数値に注目し、CPIの上昇に関してはGDPが過去よりも減少傾向にあり、10%を超える状況下に無い現在、その上昇に関してはバブル崩壊へのステップと考える投資家も現れてくる事になります。
そのため、急激なCPIの上昇が指標結果として出てくるようであれば、中国の金融引き締めを考え(金融引き締め ⇒ 景気の後退)、マーケット全体がリスクオフの展開となり、中国指標に関して最も影響を受けやすいオーストラリアドルの取引には注意が必要になる事を考えています。
NYタイムに入りますと、米地区連銀総裁の演説が予定されていますが、基本的にタカ派な発言を出しやすい人物が揃っております。
これらの要人の発言に関しては、今月の金融緩和幅の削減について上ってくる事になると思いますが、そこで強い緩和からの脱却を訴えるような発言が出ているようならば、ドル円マーケットの下支え材料となる可能性が高いので注意をしておきたいと考えています。
また、米国債の利回りにも注意を払う必要が有り、2.9%を付けた直後に前回は打ち込まれましたが、依然としてトレンドは上昇傾向にあります。
再び3%を超えて推移する事を目指しているように見える現在の推移となっておりますが、「次なる米国債購入者は誰なのか?」と言う話題にも注目しつつマーケットを見ていくと、ドル円トレードの手助けになってくることを考えています。
基本的に私は逆張りトレーダーなので、高値を叩く事になりますが、マーケットが104円前まで上昇するならば、また売りが面白い展開になってくる事は間違いないのでは?と考えています。