ドル円狭いレンジの理由

 [2013-9-25] 先日、何とか一時的にも高値を付けてくれたドル円のおかげで、正直なところ先月1ヵ月分の利益と同等クラスの益を確定させる事ができました。

 その高値もほぼスッ高値の99.124での利食いだった事を考えると、レンジの上下を完全に取った、かなり優秀なトレードだったように思います。

 さらに、全力ロングだった事も有り、これほど無いと言う益を叩き出す事ができたのですが、このブログを読まれている方にとっても有益な情報が公開でて良かったと、胸をなでおろしております。

ドル円2013年9月24日チャート4時間足

 さて、上は昨日私が作成していたドル円チャートですが、キーとなる98.80ラインと、先日のブログ内では書いていた米国債利回りについてですが、先日の動きもやはり米国債が牽引しておりました。

 本日は、その流れの中で構成されている「ドル円の上下に狭いレンジとなっている原因」について紹介してみたいと思うのですが、既出の内容が幾つか含まれるため、私のブログを毎日読んでくださっている方にとっては、少々物足りない内容となるかも知れないので、ご了承頂ければと思います。

ドル円が上下に狭いレンジの訳

 このドル円が狭いレンジになっている要因について、トレーダーによって様々な意見があると思いますが、ここでは「私の意見」、個人的なマーケット見解として御理解頂ければと思います。

 FXをする上で最も基本的な知識として、「誰が買っているのか?」もしくは「誰が売っているのか?」と言う事を元にトレードを組み立てて行く事がトレードにとって大切だと考えている訳ですが、現在のドル円相場を見ていますと、99円では「本邦系輸出系企業が売り」、98円では「本邦系輸入系企業が買い(一時99円でも出した)」を入れています。

 この状況は、現在のように月末になってくるに従って、その需要が伸びてくる傾向にあるため、今は、そのオーダーが意識されたマーケット展開となっています。

 そこで、多くの方が考えるのが、「ロングは輸入系購入ライン」で「ショートは輸出系売りライン」で入れば間違い無いのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、私もその考えに対して大賛成のトレーダーの1人だと言えます。

 しかしながら、マーケットはそれだけでは無く、他にも多くのトレーダーや海外企業、それに保険会社や年金基金なども売買を行っています。

 そう言ったところが売買する事によって起きるノイズの中に、もちろんヘッジファンドの売買が入ってきている訳ですが、現在のマーケットを見ていますと、レンジが狭くなっている理由は「ファンド関連からの動きが主となっていると考えるべきだ」と私は思っています。

 その理由として、元々、本邦輸入系のオーダーは97円台、輸出系のオーダーは100円台に並んでいたのですが、そのオーダーを引っかける手前でファンド関連が企業オーダーをバックにして売買を行っています。

 例えば、先日の話ですと、輸出企業からの売りオーダーは99.20~99.50辺りまでと言われていますが、そのオーダーを引っかける手前で仕掛けています。

 こうする事により、企業のオーダーはファンドのオーダーとは違い、実需オーダーですので、「本当は99.20で売りたいんだけどマーケットが上がってこないから、時間が無いし99.00で出してしまおう」と言う事になってくるからです。

 そこで、次回マーケットが上昇して99円で企業オーダーが観測された場合、次にファンドはそのフローをバックにして98.90で仕掛けてくる訳です。

 これが、三角持合い、フラッグと呼ばれるマーケットにドル円相場がなってきている要因だと私は考えています。

 しかしながら、先日のようにストップを見越したファンド関連の売買も当然入ってくるので、チャートで追いかけると、「ダマし」と言われる形状も散見されています。

 そう言った意味でレンジがいつまで継続するのか?と言う事を考えていくと、今月末辺りまで、つまりは来週頭にはどちらかにブレイクを仕掛ける動きが入りやすくなる事になり、その動きを見越しての今週末にかけてポジション取りが行われる事を留意したトレードを作ると、マーケットが読みやすくなってくるように考えられます。

 もちろん、こう言った考えは常に正解を導き出すものでは有りませんが、特に先週のように休み明けスポット日(実質の五十日)となる場合には、大きな効果を発揮する事が多いと言えるでしょう。

ドル円4時間足のチャート

 本日もいつものようにドル円の4時間足チャートでフィニッシュです!

ドル円2013年9月25日チャート4時間足

 現在のドル円の動きは比較的小動きなので、マーケットの全容を4時間足で紹介する事ができ便利なのですが、チャートを見る限りでは、もうしばらくレンジ相場が続くかな?と言う先に紹介した内容と合致するもののように見えています。

 基本的な戦略としては、欧州・NYタイムに掛けて打ち込まれたり、買い上げられた場合には、その反転をさらって日本時間のオーダーを恐れての売買が入る事を期待したトレードを考えています。

 特に、米10国債の利回りについてですが、この動きには最新の注意が必要で、ここ最近、今までに無いような荒っぽい動きとなっているため、この流れを見極めた上での取引を心掛ける必要があるように考えています。

 恐らく利回りは、そろそろ底打ちとなってくる事が考えられるのですが、先日のようにイタリア国債格下げの噂などをマーケットにチラつかせてくる輩様もいらっしゃるので、特に、本日は決め打ちはできないと考えています。