やはり今週の相場は難しい
ドル円4時間足のチャート
ドル円4時間足チャートについて、いつものように作画してみました。
チャート的に見てみても、ここで売らなきゃ何処で売るの?と言うポイントに差し掛かっているので、ここは売りで攻めるのがセオリーとなっているように考えるのですが、トレンドは日足ベースなので多少の誤差については覚悟をしておく必要があります。
ただテクニカル的な面から考えると、このトレンドラインは日足ベースでのトレンドを形成しているだけあって、ブレイクすると、それなりの上値余地が出てくるため、注意が必要だと考えています。
ただ、やはり日足レベル以上でのテクニカルポイントと言うのは、多くの人が注目しているポイントでもあるため、現在のように上値が抑えられるような展開になりやすいところではあります。
[2013-9-2] 昨日のブログ内で(ドル円来週の窓は難しい)で紹介していた通り、窓が難しいな・・と言う予想はズバリ的中してしまい(不本意にも・・)、既に2回ドル円のショートが刈り取られて、3度目のショート(98.652)を打ち込んでいる状況です。
かなり苦しい状況での今月スタートとなってしまっている事に、いささか怒りを感じながらマーケットと向き合っているのですが、私の場合、この怒りのコントロールが無ければ「大損をぶっこくトレーダー(笑)」ですので、今、心を落ち着ける意味も含めてブログを書き殴っています(笑)。
まずは、昨日作成したドル円4時間足のチャートです。
綺麗なチャートになっていた週末のドル円チャートですが、98.50をブレイクした事を受けて、現在は少しいびつな形状となっていますが、そのチャートについての説明は後にして、本日は、米国がお休みですので、本格的なマーケットは「欧州時間まで」と考えたポジション作りが必要になっています。
欲を出すのであれば、本日開いている上窓を埋める展開まで98.10水準までのショート利食いを行う事ができれば、黒字となる訳ですが、寝る間も惜しんでトレードしているのに月曜日の最初から赤字スタートだとイライラは隠せませんね(笑)。
さて、もう少し詳しくマーケットについて書いておきますと、先日のブログ内で書いていた、シリア問題については9月9日以降との見方が出ているため、先延ばしだろう(9月11日に当てて来るのか?)と言う意味で、先に確定した材料として中国のPMIの結果をエネルギーにした買いが入っています(中国製造業PMIの結果グラフへ)。
この流れを受けての展開が優勢だと捕えているマーケットなのですが、私、個人的な考えではリスク専攻とは言えずに、欧州タイムに入るに連れて、窓埋め方向での動き(下方向)を想定してのショートとなっています。
また、中国からの材料が大きい事も有ったのですが、この牽引の原因となっているのが日本の株価で、日本にオリンピックが招致されるで有ろうとの見方から、オリンピック関連株に対して買いが入り、強気の推移を見せている事からの、円安の動きとも言えそうです。
つまりは、勝負は3時からのマーケットの流れと言うのがポイントとなってくる事が想定されますが、欧州組の流れとちょうど重なるので、「マーケットは上手くできているな」と改めて考えさせられています。
現在の推移では、上値を突っかけている状況にはなっているのですが、上値を99円台まで押し上げるような材料は依然として見つからず、99.2辺りからは、本邦輸出系の売りが入ってくる事も想定されるので、マクロ関連のフローも手前では観測される事になるでしょうし、今は売りで攻めてみる気持ちは変わっていません。