日本株の強さにドル円反応

 [2013-11-25] 現在のドル円相場は一直線で102円を目指す形となってきており、これは多くの逆張りトレーダーにとっては頭の痛いところかと思います。

 まずは、大した情報はありませんでしたが、昨日のドル円4時間足チャートからです。

ドル円2013年11月24日チャート4時間足

 101.5円に大型のストップが観測されていた事もありましたが、市場ニュースを見てみますと、この101.5を超えた時点でかなりのストップを巻き込んだ事が報告されており(ショートのストップ)、102円の水準にもまた、大型のストップが置かれている事を考えますと、このストップを刈り取った直後のショートで短期的な益が狙える可能性が大だと考えています(もちろん、半分残しの長期保有も検討予定です)。

 しかしながら、12月に近づくにつれて、私のポジション取りは、ほぼ両建てをメインに組み立てられてきているので、これと言った勝負をするつもりは無く、今週の焦点である「月末のフロー」を見極める事に注力を注ぎたいと考えています。

 と言いますと、本日のタイトルにも有ります通り、日本株が強い反応を見せており、この反応にドル円マーケットは下支えされる事で、大幅な上昇を見せている現在の状況ですが、米株が裏では16100ドルを超え、売り場は何処なのか?と探すトレーダーが増え始めている点です。

 そこで、先日のブログにも有ったように、「月末フロー」と「ファンド勢の手仕舞い」と言う事をポイントにして、これから週末にかけて、どれほどの梯子外しが行われるのか?を見て行きたいと考えています。

 この梯子外しが行われる時には、ドル円・日本株・米株が揃い踏みする事が大切で、どれか1つだけの動きでは対した反転時の益は上げられないと考えています。

 理想は、米国株の大幅な崩れ落ちを筆頭にした、日本株落ちのドル円落ちとなる訳ですが、株式相場に対して余り実績の無い私にとって難しい相場である事は言うまでもありません。

 次に、12月に向けての両建てシフトを強いて行く事についてですが、私は、75.614からを筆頭にしたドル円のロングポジションと、103.638を筆頭にしたショートポジションを持っています。

 この両者は、両建ての意味で持っているポジションでは無く、長期ホールドタイプとして持っているものなのですが、このポジションに関する両建てと言う意味では無く、新規建てでも両建てを取る事が今後行っていく事になります。

 それは税金の対策に関してのお話になるので、ここでは省略させて頂きますが、12月のマーケットでは、上下どちらでも良いので値幅が出る事を期待する事になります。

 既に、投資資金の多くは両建てに当てられているのですが、個人的に、毎年バラしてエントリーをしているため、本年度は小額ですが実験的にオーストラリアドルでも両建てをしてみようかな?と考えています。

 それは、ここ最近比較的に良いパフォーマンスが得られている事と、動きに対して方向性が出るのでは?と考えているためです。

 ここにいらっしゃる多くの方も、両建てを仕込まれていると思いますが、外すタイミングだけにはくれぐれもご注意頂ければと思います。

 3年、4年前ですか?私は外すタイミングが悪すぎて100pipsも損失を出してしまった経験がありますので(笑)。

ドル円4時間足のチャート

 さて、後半はいつものようにドル円の4時間足チャートですが、本日のチャートもフローのみで余り役に立つものとは言えませんが、ご覧ください。

ドル円2013年11月25日チャート4時間足

 こうして見ると、102円をカットしないわけにはいかないチャートになってきていますが、やはりポイントとしては前述してる米株の動きになりそうです。

 この動き次第で、マーケットはどうにでも変わると言うところにまで来ているので、月末にかけてのドル需要のフローが一巡したタイミングには十二分に注意が必要な形のように考えています。

 本日は、中学生のヤンキー君達(笑)と会う約束があるので、ここまでにしたいと思います。

 では、今週も一緒にマーケットを乗り切りましょう!