本日はただの雑談

 [2013-11-23] 本日は土曜日と言う事もありますが、この後、知り合いのアートギャラリーを訪れる予定になっているので、マーケット関連の話題では無く、簡単な雑記としてブログを更新してみたいと思います。

 そのため、マーケットに関する話題がお好みの方は、また明日来てくださると、来週のマーケットについて紹介する予定となっているので良いかと思います。

 さて、本日は何について買いてみたいかと思うと、地域復興から考える日本のマーケットについてです。

 来年からの企業準備に毎日追われておるのですが、こうして地域の経営者の方々の話を聞く機会が増えて参りますと、やはり多くの方は「バブルの頃は良かった」と言う話をされます。

 「バブルの時には休みを自分で作らなければいけないほどの繁盛ぶりで、黙っていても大金が転がりこんできた」と言う話も珍しい事ではありません。

 しかしながら、私自身バブルを経験した者では無いため、どれほど「バブル」と言うものが中小企業に影響を与えていたのか?を身を持って体験した訳ではないため、話を伺った上で想像をするしかないのですが、バブル崩壊による影響は「地域企業から活気を奪っている」と言う意味ではアベノミクスと言っても、まだまだ田舎には届きそうにも無い状況です。

 そんな中で、「如何に地域を復興させていくか?」が私のテーマであるのですが、その関係から、最近、地域の中小企業の社長さん方とマーケットをホッポラかして飲みに出歩いている訳です(笑)。

 さて、日本株は上昇し現在では1万5000円を超える状況で、米国株に関してはダウが1万6000ドルと信じられないような高値を付けている状況となっていますが、これが実体経済を反映したものでは無く、「期待」でしかない事は多くのトレーダーは知っておられることかと思います。

 市場は常に先行投資をするため、先走り気味に推移してくるわけですが、果たしてこの動きが将来の日本に重なってくるのか?と言うと少し疑問点を持つべきところだと考えています。

 日本は金融緩和を推し進め、消費税増税まで決定し、数年先には消費税が10%に達しようとする中で、過去のバブル崩壊時に失敗した日本と同じ道を歩もうとしているのでは?と疑いたくもなります。

 消費税の増税が決定するまでは、死に物狂いで景気の下支えを行う事は間違い無いことだとは思うのですが、問題はその後、量的緩和も終了し引き締めに向かっている中での景気の落ち込みと言うのは酷いものになってしまう事は、想像しやすいことだと考えられます。

 非常に難しい状況下におかれている日本で、今後5年間をベースに企業を行うのであれば、さほど難しい事では無いのかも知れませんが、この先10年20年と言うスパンで考えるのであれば、やはりマーケットの矛先は海外へとシフトして来る事は間違いないでしょう。

 このように考えると日本の技術と言うのは必然的に流出が行われている訳で、その流れを止める事は中々難しいと考えるのが基本路線となるでしょう。

 現在、日本の経常収支はマイナスに転落したまま復活するには、まだまだ時間が掛かりそうな様相ではありますが、企業が海外にシフトしているのであれば、現在の日本の経常収支についてはさほど気にする事も無いのかな?と考えたりもします。

 そうするならば、日本の株価と言うものは海外からの投資が流れやすくなり、その安定性は掛けて行くものになるかと思います。

 それが、現在のマーケットで、「なぜ上昇したのか分からないのに、ただ日本株が買われている」と言う状況でしょう。

 海外の投資家が気分で日本マーケットを次々と動かし始めている中で、今はオリンピックも予定され良いかも知れませんが、もう、その先の好景気材料を探す時期に入り始めているように私は考えています。

 その手段は、やはり日本の中小企業の海外進出が手掛かりになってくるのではないでしょうか?

 最近、ある繋がりの話で、「ベトナムからある日本の工業製品の買い付けに何度も日本に来ている」と言う話も耳に入ったり、中小企業と新興国の大企業とのパイプが生まれ始めようとしている話を聞きます。

 こう言ったパイプを確立させた上で、日本の中小企業が「ある重要部品の生産拠点」として新興国の大企業と対等の立場で経営が行われる事が良いと個人的には考えています。

 さて、本日のブログは“かなり迷走”しておりますが、ただ、頭の中でボンヤリと浮かんでいる将来の企業とマーケット像を個人的に書き残しておきたかったんですね(笑)。

 恐らく、来年に入ると更新回数が激減する可能性がある私のFXブログですが、何か新しい事を始める喜びだけは幾つになっても変わらないのかも知れません。