ドル円の米GDP反応と戻り

 [2014-3-28] こんにちは。毎日が“てんてこ舞い”となってしまっている私です(笑)。

 マーケットに仕事と付き合いなど、もう何が何だか分からない状況にまで日々の生活が忙しくなってしまっている中で、先週末から趣味に時間を使う事を考え、勉強を開始してしまいました(苦笑)。

 「こんなに暇が無いのに、何をやっているの?(苦笑)」と言う状況なのですが、どうしても私的な時間は全てマーケットに吸い上げられてしまうので、何とか気分転換ができる時間が欲しいと考え勉強を始める事にしました。

 勉強が、趣味や気分転換になるとは、中学・高校生時代には思いも寄らなかった訳ですが、これが意外にも楽しく、元々、本を読む事すら苦手だった私から考えると信じられない話となっています(笑)。

 何について勉強をしているかたは、恥ずかしい過ぎて言えないのですが(笑)、数年スパンで勉強して、このFXブログで紹介している内容についても、もう少し“知的な表現”や“意味深い話”などを紹介する事ができればな・・と思っております。

 さて、それではマーケットの話に戻っていきたいと思うのですが、仕事が忙しいと言っても、完全に自営ですので睡眠時間を削ればいくらでもトレード時間が作れる訳ですが、先日のようなやる気の無いマーケット展開となると、トレード機会を待つのも大変ですし、目も覚めませんよね。

 そこで、今日は先日発表された米GDPに関して、マーケットの反応について個人的な見解を将来の自分に対してのメッセージを込めて残しておきたいと思います。

 以下は先日作成しておいたドル円の4時間足チャートです。

2014年3月27日ドル円4時間足チャート

 先日は、ポイントとして米GDPを挙げておいたのですが、予想+2.7%に対して+2.6%と予想を下回る結果となった事を受けて、ドル円は上値を抑えられて下落する形になりました。

 しかしながら、実際、前月2月28日に発表された数値は+2.4%と言う事を考えると、0.2%アップと言う事で、決して悪い数値では無かったと言う事を頭に入れておく必要があると考えています。

 そんな中で、下落傾向に動いた理由として米国債利回りの低下が挙げられると思うのですが、これは、やはりロシア・ウクライナ情勢が大きく絡んでいるように考えられますが、やはり米GDPについてFRBメンバーの事前発言についてもその動きを加速させたように考えるべきだと私は思っています。

 と言うのも、最近、FRBメンバーは大きくタカ派よりに傾いた発言やコメントを出す機会が増えており、そう言った状況について、サブプライムショックを予想していたルービニ教授も、その動きについて指摘するほどになっています。

 そのため、米国の景気回復について強い自信を見せるFRBメンバーの発言から、マーケットは既にGDPから強気の数値が出る事を織り込む状況となり、指標発表前にドル円は上昇(昨日のブログでの想定通りですね)、そして、結果は予想よりも0.1ポイント悪いだけでガラガラと下落です。

 案の定、値幅は出ませんでしたが、そう言ったマーケットの期待する動きを事前に察知する事ができていた時点で、今回のトレードは、“ほぼ完ぺきにこなした”と考えます。

 さて、米GDPの話はこれくらいにして、本日のマーケットについて語っていきたいと思いますが、本日は、金曜日と言う事もあり、動いた方向とは逆の方向へのバイアスを考えてみたいと思っています。

 もちろん、動かなければチャンスは無くなる訳ですが、本日の場合には、よほどの材料が無い限りには、動いた方向からの戻りは、それなりに入ると考えています。

 その理由として、やはりウクライナ・ロシア情勢がキーワードで、ロシアや米国・欧州から週末どのような見解や動きが見られるか分からないため、張り込んだ投資家は資金巻き戻しの逆売買をする可能性が高いからです。

 つまりは、上げてくる動きがあれば、ある程度伸びた時点でショートに入り、そのストップを巻かれても追いかけて数回程度ショートを打ち込めば、戻りは102.2辺りまではあるだろう・・と言った目星を付けて入っていこうかな?と言う事です。

 週末と言う事で、朝までの長期戦となりますが、まぁ、毎週の事ですので本日も張り切って逆張りを入れてみたいと思っています。

ドル円4時間足のチャート

 さて、後半はいつものドル円チャートですが、動きが少なくなると、チャートが寂しくなる事を感じてしまいます。

2014年3月28日ドル円4時間足チャート

 上のチャートを見て頂けると、止まるべくして止まる位置でマーケットは下値上値を作っています。

 これはレンジ相場の特徴とも言える訳ですが、本日も少しレンジを意識しつつ、抜けたケースでも逆張りを狙って戻りを取りたいと思っています。