ウクライナ情勢注目

 [2014-3-4] 本日は、既に4時を回っており、打ち合わせまで残された時間は後僅かと言う事で、慌ててブログ更新を行っていきたいと思います。

 まず、現在のマーケットについて再度語る必要も無いと思うのですが、ウクライナ情勢によって、「ロシアが軍隊を引き揚げる」と言う話で、一気にドル円の買いが進み102の手前まで上昇を見せています。

 これも、ロシアが世界各国からの経済制裁について、「ヤバい」と思った事もあると思いますが、クリミア半島を既に奪取した事で、軍事機密等の漏えいの可能性が無くなった事も折れた理由になるのでは?と考えています。

 さて、先日私が作成したドル円の4時間足チャートです。

2014年3月2日ドル円4時間足チャート

 上のチャートを見て頂けると、トレンドがしっかりと下向きに出ている事が分かると思いますが、現在、101.8辺りの攻防と言う事で、私はタイミングが若干遅れましたが、101.88にてショートを打ち込んでいます。

 もちろん、102のストップを巻き込んでも良い状況ではあるのですが、基本的にこう言った動きでは窓を埋めたポイントをローソク足のボディーがカバーすると元気が無くなる(アノマリーです)ため、個人的には売りで入り易かったのもあります。

 ただし、上値カットでは102のストップ巻きもあるので、ストップはタイトにしておき、抜けたら抜けたで再度売りで入る事を検討しています。

 最後に、6日にはEUで緊急会議が行われる事になり、今回のロシアの発表で若干マーケットから緊張が緩和したものの、それでも、まだまだ警戒が続いている状況と言えるでしょう。

 本来であれば、明日のADPには注目して警戒態勢となる訳ですが、今週の場合にはウクライナ問題の影響で、ADPに対してさほど数値以上の動きは無い事を想定しています。

 突如とした動きが出やすい状況と言えますので、皆様もチャートにアラームを入れたり、FX業者が提供するメール送信機能などを上手く使い、絶対に資産を死守する事を意識して頂ければと思います。

ドル円4時間足のチャート

 さて、後半はもう日課となっていますがドル円の4時間足チャートです。

2014年3月4日ドル円4時間足チャート

 ウクライナ情勢によって、どちらでも転ぶことができるチャートとなっていますが、全体的に見ると、まだまだ下押し圧力は残っているように見えています。