ドル円テクニカルライン到達

 [2014-3-6] さて、今週はもう疲れてしまっていて、マーケットも散々な目に逢っているのですが、トレードで利が入っても伸びないため利食いができずと言った状況になっています。

 現在も最後の砦である102.72をベースにショートを打ち込んでおりますが、日本株の急騰に15000円をカットした勢いはすさまじく、これを抜けてしまうと正直ショート路線を考えている私としてはお手上げと言ったところです。

 まずは、昨日作成したドル円チャートからです。

2014年3月5日ドル円4時間足チャート

 正直、この時点で既に強すぎる上昇が見られている訳ですが、トレンド(青いライン)をブレイクして、さらに勢いが付いたと言うところです。

 しかしながら、フロー的には102.2より上で推移していると言う事で、日本時間に対しては本邦輸出業者からの売りが入りやすい水準である事から、NYタイム後半からは為替レートを意識しやすい状況になっているため、戻りは狙いやすい水準まで上昇してきていると言えます。

 102.7カットについては、もうテクニカル局面として長めのショート打ち込みが厳しくなってくるので、102.7をカットしたならば、週末に雇用統計も有りますし、今週は負けで座して待つ形にしてみようと考えております。

 最後に、ウクライナ情勢について日本政府(安倍総理)が、「ロシアを名指しで批判する事無く、関連国全てが悪い」と言ったニュアンスの発言を出している事に私は驚いておりまして、外交貿易上の日本の立場や状況を考えると、思わず「素晴らしい」の一言です。

 私は今年度初めに「日本株が18000円以上まで上昇するのでは?」と言う見通しを話しておりましたが、この政府の対応があれば、問題無く実現できると言う確信を持ち始めています。

 米国にとって日本の対応は面白く無いと思っているでしょうが、もしかすると日本が表舞台に突如として現れる時期が近付いているのかも知れませんね。

 ただし、安倍政権が終焉を迎える流れになってしまうようであれば、円高回帰は高い確率で起こり、世界中の投資家が日本から引き上げる事も頭に入れておきたいと思う今日この頃です。

ドル円4時間足のチャート

 本日も時間が無いので、ドル円チャートのみです。

2014年3月6日ドル円4時間足チャート

 申し訳ありませんが、本日もチャートだけですが、高値ラインは過去にも大きく揉めているポイントとなるので、日足レベルでの攻防が本日行われる事を留意しておきたいと考えています。

 下値目途は、大きくあるため、ショートが上手く乗れば、大きな巻き返しも有るチャートに見えてます。