ドル円ロシア情勢で上昇
ドル円4時間足のチャート
ドル円4時間足チャートをいつものように作成しておきました。
特に書き込んだ材料は有りませんが、チャート的に大きなダブルボトムを形成しようとしている事から、下値である101が非常に重要になってくる事が考えられます。
101より下では輸入系からの大規模オーダーが並んでいる事が想定されるので、非常に底堅く推移する事は頭に入れておきたいところだと考えています。
ロシア・ウクライナ情勢の悪化が有ったとしても、100円台では、それなりのサプライズ状況とならない限りは底堅く推移を見せる事が想定されます。
[2014-3-17] 昨日は、友人の結婚式が取れていたので年甲斐にも無く12時間体制でお酒を飲み続け(苦笑)、朝のマーケットオープンを見てチャートの動きで吐き気を模様しながら・・・と言う最悪の状況でした。
案の定、心配していた大きな下窓と言う事では無かったので、トレードチャンスは無く、良かったのか悪かったのかは分かりませんが、眠りにつくことができました。
現在も、まだまだ二日酔いに悩まされていますが、とりあえずは現在までの相場状況についてはまとめておいたので、そのポイントとなる事を書き残しておきたいと思います。
現在のマーケットのポイントは言うまでも無いかも知れませんが、ロシア情勢です。
16時現在は、上値を切り下げながら下落を見せていますが、ロシア株が強気で始まった事を受け、クリミア情勢についての安堵感からのリスクオフの巻き戻しが見られており、リスクオフの流れで買いこまれた円と売り込まれた日本株が戻りを見せています。
「ロシア株の動きを見てのドル円の買い」と言う多角度からのマーケット判断となりますが、ダウも堅調な動きを見せている事から、勝負はNYタイムと言う事になってくると想定しています。
ドル円短期チャート的には、ダブルボトムのネックラインを上抜けた事を受けて、101.8~9が1つの節目となってくる事を想定していますが、102を大きく上抜けるには、ロシア・ウクライナ情勢は単純なものでは無いように考えています。
102.2は直近で本邦系の売りが観測されたポイントとなるので、上値が重くなるポイントと考えられるので、ショートを打ち込むのであれば、その手前がセオリーですので、売り上がっていくような展開となるのであれば、101.8~9をポイントに考えてみる予定をしております。
また、本日の上げにはファンド関連からの買いが101.4を目途に入っている事からも、その利食いポイントが101.8~9となるため、チャート的な節目となるかと考えております。
最後に、ロシア情勢に関しては、「欧米諸国からの経済制裁」がキーワードとなりますので、このキーワード関連の話題が出ると、マーケットは再びリスクオフへと回帰する事は頭に入れておきたいところだと考えています。