ドル円恒例週末分析
ドル円4時間足のチャート
ドル円の4時間足チャートについて、いつものようにチャートを作成しておきました。
ポイントは、やはり強すぎる上昇を見せていると思われるトレンドで、このトレンドに対して調整が行われる事が考えられます。
調整が起こったならば、オレンジ色のテクニカルラインより上で推移すれば強気、下抜けを起してくるようであれば弱気と言う風に意識したいチャートになっています。
また、102.2を最後に、大き目の輸入関連企業からのドル売りが見られていない事も不気味であるため、日本時間の打ち込みについても頭の片隅に入れておきたい状況だと判断しています。
[2014-3-9] 数日間、ブログの更新ができずに申し訳ありませんでした。
実は、余りの多忙の中にいたにも関わらず、「あれ?肩こりと頭痛が出ていないな?」と思っておりましたら、突如として歯が激痛となりまして、薬を飲んでも痛みが治まらず眠れぬ日々を送っておりました。
そこで急遽、歯医者さんへと向かったところ、虫歯では無く、「歯の噛みしめ過ぎにより歯がすり減ってしまっている」との事で、「ストレスは有りませんか?」との事・・。
どうやら、トレード中にストレスを感じている際、もしくは寝ている間に異常に歯を噛みしめているそうで、それにより歯がすり減り、「神経近くまで到達している」との事でした。
現在の状態だと、手を加えるよりも意識的にストレスを軽減させ、目の疲れから来る歯の痛みも併発している可能性があるので、「とりあえず休む事」を先生に薦められました。
そこで、突如ブログの更新を行っていなかったのですが、現在、症状が少し改善した事で再度FXブログの更新をしてみたいと思います。
さて、前置きが長くなってしまったのですが、先週のトレードは今年初の負けトレードで終わってしまい、情報収集の少なさ、勉強不足、疲れ、など数々の要因を分析しておりましたが、一番重要な物は「健康」でしょう。
体が健全な状況で無ければ、トレードと言うのはどうしても安定性に欠け、頭の働きも抑制され、通常であれば入らないタイミングで無理やり入ってしまったり、「何となくこうなるだろう」と言う感覚だけのエントリーをしてしまうなど、泥沼に足を踏み入れてしまう事は良くあります(過去にも数回経験済み)。
仕方ないので、週末に掛けては「無理なトレードはしない」と意識した事から、大敗まではいかずにpipsにして30ポイントほどの負けで一週間を乗り越えましたが、3月のマーケット頭で負けてしまった事で、明日からのトレードには強い不安を抱えている状況です。
そんな状況ですが、現在のマーケットを考察すると、日本株が15000円を抜けてきた事で、マーケット的には上昇局面となってくるかと思うのですが、買い材料として何を重視していくのが問題で、ウクライナ情勢しかり、ロシアとのパイプラインしかり、FRBのテーパーリングしかりで、判断は非常に難しいものとなっています。
ロシアについては、世界各国からEU・アメリカを代表とした経済制裁を受けて、景気失速の危険がある事を示唆させるものとなっていますが、現在のように情勢改善が遅いのは、高い確率で「アメリカのリーダーシップ不足」に対する影響であると言う認識をマーケターに与えている事でしょう。
ロシア側からすると、「軽い経済制裁は受けて当然」くらいの気持ちでクリミア半島への進出を決定した事でしょうし、逆に強い制裁の立場を取る事ができていないアメリカの腰抜けぶりを露呈する格好になっているのが現状です。
ここで、ロシアが世界格好の言い分を上手く汲み取る形で、ある程度譲歩を見せるようならば現在のウクライナ情勢は表向きには一時安泰となる事が考えられるため、マーケット参加者はリスクオンで動いているのが今の状況ですが、若干、先走り気味であるようには感じられます。
来週は、月半ばと言う事もあり、年度末に向けた企業関連からのフローについても意識してみたいところですが、材料的には、後で解説を入れますが102.7を上抜けしている現状について、強気の買いを入れてくる輸入系からのフローが入る可能性もあるので、日本時間までの底値探りの動きには買いを入れてみたいと考えています。
あとは、102.7上抜けは105円を意識させるのは、間違いないので、材料次第では再びドル円が手を付けられなくなる状況になる事は、頭の片隅においておきたいと思います。
ただし、現状は複雑な世界情勢が裏ではうごめいているので、「行き過ぎの買い最中」での「急落」には注意してみたいと考えています。