「ドル円金曜日の相場」について書き殴る
[2014-4-11] 今朝にかけて少し思ったより深く打ち込まれてしまったドル円マーケットですが、上手く底値近くで拾うことができ、50ポイントほどを取る事ができています。
日経平均が1万4000円を割り込むなど有りましたが、今回の買いには自信が有ったので強気で攻めていた事が功を奏した形です。
まずは、先日作成していたドル円の4時間足チャートからです。
ダブルボトム形状を作りに行く事を想定していただけに、下値は101.4辺りがベストとなっておりましたが、想定より深めに打ち込まれた分、現在の上値が重い動きになっていると考えています。
今日のチャート展開については、後でチャートで紹介しますが、本日は、やはり102.2を明確に抜けて来るかどうかの戦いとなってきており、そう言う意味では少し早目ですが、50ポイントでポジションの一部を利食いしておいたのは正解であったと考えます。
マーケット材料としては、中国のPPI・CPIが以下のように発表されました。
3月CPI(前年比)前回+2.0%予想+2.4%結果+2.4% 中国指標 3月PPI(前年比)前回-2.0%予想-2.2%結果-2.3%
中国では、PPIとCPIのギャップが収まらず、依然として過剰投資状況における問題がイメージされる結果となり、景気落ち込みを示唆するものとなりましたが、中国政府・中央銀行等による発表では、「何かすると言うのはもう少し結果が悪化してから」と言うニュアンスが主流となっており、今後の景気失速に対して歯止めが掛かるかどうかが注目になっています。
また、ロシア・ウクライナ情勢では、ウクライナ側からの発表ではデモを誘発した情勢スパイを拘束するなど、まだまだリスクオンへとは移行しずらいニュースが出ていますが、その中でも、ウクライナ政府が発表している「ロシア産ガスを2年以内に輸入停止にする公算がある」との発表について、今後の動向が気になるところです。
ロシア側は、ウクライナ側からのガス供給における支払いの滞りを懸念しており、結果、今回のロシアとウクライナの対立の根本がガスである事を再度認識させる結果となっているように考えています。
最後に、本日は米PPIの発表が予定されていますが、個人的にはPPIよりもCPIに注目しており、極端な数値が出ない限りには、マーケットが余り大きな反応を見せる事は無いと考えています。
そうした意味ではミシガン消費者信頼感指数が、依然として強気の数値となるかどうかは、気に留めて追いかけたいと考えています。
さて、時間の関係上、本日はチャートのみの掲載とさせて頂きます。
チャート的には、ダブルボトムよりも逆三尊になったケースの方が綺麗な上昇が出やすいパターンとなっているように考えています。
[2014-4-11] 今朝にかけて少し思ったより深く打ち込まれてしまったドル円マーケットですが、上手く底値近くで拾うことができ、50ポイントほどを取る事ができています。
日経平均が1万4000円を割り込むなど有りましたが、今回の買いには自信が有ったので強気で攻めていた事が功を奏した形です。
まずは、先日作成していたドル円の4時間足チャートからです。
ダブルボトム形状を作りに行く事を想定していただけに、下値は101.4辺りがベストとなっておりましたが、想定より深めに打ち込まれた分、現在の上値が重い動きになっていると考えています。
今日のチャート展開については、後でチャートで紹介しますが、本日は、やはり102.2を明確に抜けて来るかどうかの戦いとなってきており、そう言う意味では少し早目ですが、50ポイントでポジションの一部を利食いしておいたのは正解であったと考えます。
マーケット材料としては、中国のPPI・CPIが以下のように発表されました。
3月CPI(前年比)前回+2.0%予想+2.4%結果+2.4%
中国指標 3月PPI(前年比)前回-2.0%予想-2.2%結果-2.3%
中国では、PPIとCPIのギャップが収まらず、依然として過剰投資状況における問題がイメージされる結果となり、景気落ち込みを示唆するものとなりましたが、中国政府・中央銀行等による発表では、「何かすると言うのはもう少し結果が悪化してから」と言うニュアンスが主流となっており、今後の景気失速に対して歯止めが掛かるかどうかが注目になっています。
また、ロシア・ウクライナ情勢では、ウクライナ側からの発表ではデモを誘発した情勢スパイを拘束するなど、まだまだリスクオンへとは移行しずらいニュースが出ていますが、その中でも、ウクライナ政府が発表している「ロシア産ガスを2年以内に輸入停止にする公算がある」との発表について、今後の動向が気になるところです。
ロシア側は、ウクライナ側からのガス供給における支払いの滞りを懸念しており、結果、今回のロシアとウクライナの対立の根本がガスである事を再度認識させる結果となっているように考えています。
最後に、本日は米PPIの発表が予定されていますが、個人的にはPPIよりもCPIに注目しており、極端な数値が出ない限りには、マーケットが余り大きな反応を見せる事は無いと考えています。
そうした意味ではミシガン消費者信頼感指数が、依然として強気の数値となるかどうかは、気に留めて追いかけたいと考えています。