「来週のドル円相場と取引」について書き殴る
[2014-4-6] 余りの多忙な日々に、ブログの更新が滞っておりましたが、本日は週末と言う事で時間を捻出してドル円相場について考えてみたいと思います。
まず始めに、今年から私のブログを読まれている方もいらっしゃるようで、少しだけ、なぜ私が忙しい毎日になってしまっているのかを簡単に説明しおきますと(苦笑)、実は、本年度から専業トレーダーを引退し兼業トレーダーに転職しているからです。
さらに、4月からは新しい学習を始めようと、マーケットとは全く違う学問の学習を開始し、さらに、現在遂行中の案件が3つ重なっており、さらにさらに先日から、全く企業とは関係無い分野のお仕事の依頼まで受注してしまうと言う、人間の限界へと挑戦している状況となっています(笑)。
これまで、ずっと引きこもってチャートとにらめっこしていた頃を考えますと、正直100倍ほどの交友関係となってしまっており、新規登録した携帯番号だけでも、理解ができなくなる事も多々あるほどです(大変申し訳なく思っております)。
さて、そんな中でも、先週のマーケットでは転換の流れをしっかり捕えて、雇用統計上押し時に下げを完全に得る事ができたのですが、自分で言うのも恥ずかしい話なのですが、このようにマーケットに関わる時間が少ない中で、どうやって反転するのでは?と言う考えになったのかを、本日は書いてみたいと思います。
もしかすると、他の兼業トレーダーの方にとってもお役に立てるかも?などと思います。
それでは、どのようにして紹介してみたいと思うのですが、まず、どんなに仕事が忙しくても、毎日欠かさず2時間はニュースを読み込む事を行う事から全ては始まります。
これは、FXに限らず、様々な分野のニュースを読み漁る訳ですが、「FX要人発言・ニュースのゴゴヴィ」のようにニュースの一部は分析してまとめたりも行うようにしています。
すると、先週の動きの中で、ドル円の売りを入れる本邦系輸出業者が増えている事に気が付きます。
毎日、こうして世界中からのニュースを読みふけっていると、気が付くのですが、今週の輸出業者からで売りオーダーは、最初103円台に突入した時点で出してきたのですが、実は、102.2と言うのがそれまでの直近の輸出業者からのまとまった売りオーダーとなっていました。
しかしながら、これまで大量にオーダーとして並んでいたのは、105円台での輸出業者からの売りオーダーだっただけに、
102.2で出してきた業者は、かなり切羽詰った円需要が有ったと想定すると、103円台で出してきた業者と言うのは105円からのオーダーを落としてきた業者だったのでは?と考え始めました。
さらに、それらの売り需要をこなし、ドル円は104円台にまで上げてくる訳ですが、104円に乗ると、かなり強い輸出系企業からの売りオーダーを観測しました。
そこで私は、「これは、完全に円需要が輸出系から溜まっており、105円で設定していた企業も104円まで落とした可能性があるな・・」と考え始めていた訳です。
案の定、チャートは高値を狙うには厳しいトレンドラインの状況となってきていたので、「104円で勝負しても大怪我は無いだろう」と言う意味で104円で勝負に出る事ができた訳ですが、こうした目線を持ち、それがマーケットにキッチリとはまってくれる場合、チャートから目を離す間が長くなってしまっても、「比較的上手く乗り切れるのでは?」と言った事を最近になって自覚し始めています。
特に、私もそうですが、多くの兼業の方もマーケット参加時間が欧州から米国時間に掛けてと言う方がメインとなるかと思うのですが、そうした方にとって、こう言った、「日本時間の輸出企業の売りオーダーを巻かせない動き」と言うのは、かなり狙え目となるケースが多いので、欧米時間に張って、日本時間に回収と言うのもやり易いのでは?と思います。
最後に、来週のマーケットについてですが、来週は日銀の追加緩和についての話題がマーケットに上ってくる事になり、その追加緩和の思惑から、火曜日に向けては若干マーケットから円売りの期待値が高まる事を想定しています。
しかしながら、マーケットのコンセンサスでは、「日銀の追加緩和は5月」と言うのがメインシナリオとなっており、注目は発表内容と言う事になってくると考えています。
そこで、下目を伺いたいところではあるのですが、ここ数週間の間、本邦輸入系からの買いが入っていない事を考えると、5月にゴールデンウイークが控える事を意識すると、「なかなか下も追い辛いかな」と考えています。
と、考えるならば、余り面白いマーケットでは無いですが、やはり来週もレンジ目線を持ったトレードになるのかな?と言う相場観になっています。
また、ウクライナ情勢については、ロシアがウクライナ向けガスを大幅値上げするなど、水面下では、ロシアとウクライナの駆け引きは大きく広がっており、ガスに課税をするウクライナと、欧州向けガスよりも値上げ供給しているロシアガスと言う構造になっています。
武力による衝突は無いと考える事が本筋なものの、ニュース等でも、軽い軍事衝突がロシア・ウクライナ間でおきたと発表された場合には、速やかに円買い方向へとシフトさせた後に、正確な情報を見ての巻き戻しの買いと言う流れを考えてみたいと思っています。
それでは最後に、恒例のドル円4時間足チャートです。
チャートに関しては、米雇用統計で株価崩れに便乗したドル円ですが、トレンドラインを幾つかブレイクし、下押しが強くなっていますが、週跨ぎをしたと言う事で、「サポートラインまで」と言った様相を示すチャートとなっているように考えています。
さて、来週はできるだけ時間を作りたいと考えていますが、一緒にトレード生活に張り切って参りましょう。
[2014-4-6] 余りの多忙な日々に、ブログの更新が滞っておりましたが、本日は週末と言う事で時間を捻出してドル円相場について考えてみたいと思います。
まず始めに、今年から私のブログを読まれている方もいらっしゃるようで、少しだけ、なぜ私が忙しい毎日になってしまっているのかを簡単に説明しおきますと(苦笑)、実は、本年度から専業トレーダーを引退し兼業トレーダーに転職しているからです。
さらに、4月からは新しい学習を始めようと、マーケットとは全く違う学問の学習を開始し、さらに、現在遂行中の案件が3つ重なっており、さらにさらに先日から、全く企業とは関係無い分野のお仕事の依頼まで受注してしまうと言う、人間の限界へと挑戦している状況となっています(笑)。
これまで、ずっと引きこもってチャートとにらめっこしていた頃を考えますと、正直100倍ほどの交友関係となってしまっており、新規登録した携帯番号だけでも、理解ができなくなる事も多々あるほどです(大変申し訳なく思っております)。
さて、そんな中でも、先週のマーケットでは転換の流れをしっかり捕えて、雇用統計上押し時に下げを完全に得る事ができたのですが、自分で言うのも恥ずかしい話なのですが、このようにマーケットに関わる時間が少ない中で、どうやって反転するのでは?と言う考えになったのかを、本日は書いてみたいと思います。
もしかすると、他の兼業トレーダーの方にとってもお役に立てるかも?などと思います。
先週のマーケット反転までの取り組み
それでは、どのようにして紹介してみたいと思うのですが、まず、どんなに仕事が忙しくても、毎日欠かさず2時間はニュースを読み込む事を行う事から全ては始まります。
これは、FXに限らず、様々な分野のニュースを読み漁る訳ですが、「FX要人発言・ニュースのゴゴヴィ」のようにニュースの一部は分析してまとめたりも行うようにしています。
すると、先週の動きの中で、ドル円の売りを入れる本邦系輸出業者が増えている事に気が付きます。
毎日、こうして世界中からのニュースを読みふけっていると、気が付くのですが、今週の輸出業者からで売りオーダーは、最初103円台に突入した時点で出してきたのですが、実は、102.2と言うのがそれまでの直近の輸出業者からのまとまった売りオーダーとなっていました。
しかしながら、これまで大量にオーダーとして並んでいたのは、105円台での輸出業者からの売りオーダーだっただけに、
102.2で出してきた業者は、かなり切羽詰った円需要が有ったと想定すると、103円台で出してきた業者と言うのは105円からのオーダーを落としてきた業者だったのでは?と考え始めました。
さらに、それらの売り需要をこなし、ドル円は104円台にまで上げてくる訳ですが、104円に乗ると、かなり強い輸出系企業からの売りオーダーを観測しました。
そこで私は、「これは、完全に円需要が輸出系から溜まっており、105円で設定していた企業も104円まで落とした可能性があるな・・」と考え始めていた訳です。
案の定、チャートは高値を狙うには厳しいトレンドラインの状況となってきていたので、「104円で勝負しても大怪我は無いだろう」と言う意味で104円で勝負に出る事ができた訳ですが、こうした目線を持ち、それがマーケットにキッチリとはまってくれる場合、チャートから目を離す間が長くなってしまっても、「比較的上手く乗り切れるのでは?」と言った事を最近になって自覚し始めています。
特に、私もそうですが、多くの兼業の方もマーケット参加時間が欧州から米国時間に掛けてと言う方がメインとなるかと思うのですが、そうした方にとって、こう言った、「日本時間の輸出企業の売りオーダーを巻かせない動き」と言うのは、かなり狙え目となるケースが多いので、欧米時間に張って、日本時間に回収と言うのもやり易いのでは?と思います。
来週のマーケット
最後に、来週のマーケットについてですが、来週は日銀の追加緩和についての話題がマーケットに上ってくる事になり、その追加緩和の思惑から、火曜日に向けては若干マーケットから円売りの期待値が高まる事を想定しています。
しかしながら、マーケットのコンセンサスでは、「日銀の追加緩和は5月」と言うのがメインシナリオとなっており、注目は発表内容と言う事になってくると考えています。
そこで、下目を伺いたいところではあるのですが、ここ数週間の間、本邦輸入系からの買いが入っていない事を考えると、5月にゴールデンウイークが控える事を意識すると、「なかなか下も追い辛いかな」と考えています。
と、考えるならば、余り面白いマーケットでは無いですが、やはり来週もレンジ目線を持ったトレードになるのかな?と言う相場観になっています。
また、ウクライナ情勢については、ロシアがウクライナ向けガスを大幅値上げするなど、水面下では、ロシアとウクライナの駆け引きは大きく広がっており、ガスに課税をするウクライナと、欧州向けガスよりも値上げ供給しているロシアガスと言う構造になっています。
武力による衝突は無いと考える事が本筋なものの、ニュース等でも、軽い軍事衝突がロシア・ウクライナ間でおきたと発表された場合には、速やかに円買い方向へとシフトさせた後に、正確な情報を見ての巻き戻しの買いと言う流れを考えてみたいと思っています。