ウクライナとGDPのドル円

 [2014-8-31] 本日は、当初ゆっくりとブログ更新を行う予定でしたが、急遽、この後で不動産関連の話を聞かせて頂ける機会を頂き、出かけることになってしまいました。

 お恥ずかしいことに、これだけFXで毎日売買を行っているにも関わらず、米国の不動産市場は追いかけていても、リアルな不動産については、全く知識の無いのですが、どうしても事業の問題で不動産に関する知識が必要になってきております。

 こうした機会も余り無いと思いますので、どうぞ、お許し頂ければと思います。

2014年8月31日ドル円4時間足チャート

 上は、私が作成したドル円4時間足チャートですが、基本的にはトレンドは上向きに出ていますが、トレンド派生としては少し下値に対しても余裕の見えるチャートになっているように感じています。

 しかしながら、月曜日こそ米国は休みなため小動きが予想されるものの、火曜日からは各国が重要指標発表を行い、週末には米雇用統計が待っているだけに、特にチャートを意識しすぎた取引を行っていると、足元をすくわれる可能性もあるので注意が必要です。

 1つのポイントとしては、上値には105にオプションバリアとなる硬いガードが用意されていることが予想され、「105をヒットしようか?」という段階までの上昇が起これば、本邦輸出系企業もまた売りオーダーを入れてくることが想像できます。

 105は、高い確率で反発ポイントになるので、例えば、米雇用統計までに結局104.5~6辺りを上値とするような推移であれば、瞬間的に上昇をした105辺りからの全戻しを狙ってみるのも面白いように考えています。

 全戻しが起こるかどうかについては、米国株価の値動きを慎重に追いかけておき、指標発表後に米株の上値が重い状況であれば、畳み掛けてみても良いように考えています。

 データとしては、失業率が5%になると大幅なサプライズ要因となるので、そういった場合に反転を狙うケースでは、しっかりと上値でバリアオーダーや輸出系からのオーダー、それにファンド関連のオーダーが出ていること、さらに週末に向けての利益確定売りが入り始めていることを確認した上で取引をしたいと考えています。

 最後に、基本的にマーケットは米雇用統計をにらんだ動きになると思いますが、米国の労働感謝の日が終わると、どうしてもファンド関連のオーダーが活発化する傾向にあります。

 そこで、火曜日からの動きについて、米雇用統計があるから!とタカをくくらないようにしようと考えています。

 また、現在のところ材料が特に無いということで、このままであれば上窓スタートもあると思いますが、その際には、窓埋めを狙ってみようと考えています。