ドル円時間の関係で少し

 [2014-8-24] 今日の更新は、出張でくたくたですが、しっかりと更新しておきたいと思います。

 まず、イエレン総裁の話についてですが、ジャクソンホールにてどのような発言があったのか?ご覧ください。

 ・イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長「FOMCは労働力の活用が極端に低いと判断」
 ・イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長「目標への進展が緩やかなら利上げが遅れる公算」「目標への進展が早ければ利上げが早まる公算」
 ・イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長「雇用増加でも労働市場は完全に回復していない」「FOMCの関心は雇用市場のたるみの水準に移行」
 ・イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長「FOMCは2つの責務で目標に近づいた」「FOMCはたるみの度合いを測る段階にある」
 ・イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長「賃金にはインフレ誘発することなく上昇する余地ある」「低い賃金の伸びは弱い労働市場を示唆」
 ・イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長「研究によると、労働市場はリセッション以降変わった」「退職率(Quits rate)は上昇したものの、依然落ち込んだ状況」
 ・イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長「労働市場の変化の一部は構造的、循環的なもの」
 参照: イエレン総裁の発言(ゴゴヴィ)

 全体的な内容を見渡して頂ければと思いますが、それほどタカ派?とはいえないような状況になっていることにお気づきになられることでしょう。

 そこで、私は週頭には日本勢の円買いもあるかと思いますが、下向きでの推移を想定しています。

2014年8月24日ドル円4時間足チャート

 次にチャートを見て頂けると分かるように、現在は、国内企業からのドル売りエリアに入ってきており、日本時間は高値売りが発生しやすい状況にあると考えています。

 また、週半ばには米GDPの改定値が発表予定となっておりますが、このGDPに向けては期待上げが起こりやすい状況となっているように考えています。

 そこで、安値買いについての戦略は日本時間や欧州タイムに打ち込まれた場合には入りやすいように考えています。

 時間的都合で、本日の更新はここまでとなってしまいますが、今週もどうぞ宜しくお願い致します。