ウクライナとGDPのドル円

 [2014-8-30] 8月最後の週も終わり、いよいよ来週火曜日からはヘッジファンドの巻き返しの日々が始まることになります。

 8月のトレードを見てみますと、104円を引っ掛けるような上昇局面を作ってくれたこともあり、スイングポジションにて300ポイント以上の利益確定がザクザク入ったのですが(まだ75円、80~90円、100円台を保有中)、一週間レベルまで目線を落としたならば、半分利益確定(20ポイント程度)の半分刈られが続き、旨みがあったトレードは104の壁で短期的に取ったものと、103円の下押し時に握ったロングくらいとなりました。

 どうしても値幅が出ないので、取引枚数が増えやすいトレードとなり、個人的な自制を促しているのですが、来月から11月末までの3ヶ月間の勝負を迎えるに当たり、再度、気を引き締めなければいけないと考え始めています。

2014年8月24日ドル円4時間足チャート

 上は、先週末に作成しておいたドル円4時間足チャートですが、今週の流れ的には、大きく移動平均線から乖離した現状を埋めるような調整期間を持ち、結局は上方向へと流れて引ける形になりました。

 調整期間となりやすい現状は分かっていたのですが、エントリーポイントが悪く、半分刈られる展開が続いた点について、今週は猛反省をしております。

 次に、マーケットの中身へと話題を移していきたいと思いますが、先週一週間のマーケットを動かしたものを考えてみると、やはり、ウクライナ情勢におけるロシア侵攻と、それに対するアメリカの対応がキーとなっているように考えています。

 市場では、一時、3000人(後の報道で1000人規模報道⇒ロシアは否定)のロシア軍が、ウクライナとの国境を越え激戦を行ったとの一報により、アメリカの軍事介入が話題となり、リスクオフの動きから円が買い戻される動きが生まれました。

 「有事のドル買い」という流れは静まり返っているように思うのですが、やはり、近年、日本株における海外投資家の参加により、有事が起きた際には、リスクオフ(リパトリ)の動きから日本株が売られることが要因となっているように考えています。

 日本株が売られて、株価下落からの円買いが起き、その後、円をドルへと移行させるのでドル買いが発生することを意識的に行っておけば、有事の際のファーストアクションである円買いにはついていけなくても、「底値で拾い全戻しを取る」という形は機能しそうであると考えています(順張り派の方は大怪我をするのでご注意を)。

 最後に、先週を振り返り、最も気になったのはGDP発表に対しての反応が非常に鈍かった点ですが、通常であれば、GDPが強い数値を出した場合には、下値を買い拾う強い動きが発生しやすいのですが、市場参加者の目は完全にウクライナ情勢と、米休日に向いてしまっていました。

 そのため、一足後れての先日クローズに向けての買い上がりが発生したと考えておりますが、週末に大きな話題が飛びなさない限りは、このトレンドは月曜日も継続するほどの強いものであるように私には見えております。

 通常であれば、上値で輸出系企業が大きな円買いを行ってくるところではあったのですが、大きな売りオーダーが入ったというニュースが出ていません。

 さすがに105円では、オプションバリアも含めた売り攻勢はあると考えておりますが、今後、輸入系の買いオーダーが入る時にも注目をしておきたいと思う週末の私がおります。

 さて、来週のマーケットについては、また明日書いてみたいと思いますので、お時間がある方は、チラッと覗いて頂ければ幸いです。それでは、皆様良い週末をお過ごしください。