ドル円期待上げか反発か?
ドル円4時間足のチャート
最後に、ドル円の4時間足チャートをご覧ください。
チャートは、かなり強い上昇トレンドを作っていますが、上値を攻める場合には、最後のストップ狩りがポイントとなる形となっています。
週明けについて、どちらかと言えば下窓の展開を想定しておりますが、大きな材料が無く下窓であれば窓埋めを狙い、上窓であれば、完全にストップを巻く動きを確認してからショートで窓埋めを狙ってみたいと思います。
それでは、来週は、まぁ間違いなく睡眠時間は短くなること間違いなしですが、張り切ってトレードしてみたいと思いますので、皆様も年末に向けてのマーケットを一緒に生き残りましょう。
[2014-9-14] 先週は大外しとなってしまいましたが、ドル円マーケットは5連騰ということで、来週の何処かでは高い確率で陰線で引けることが濃厚な一週間となります。
陰線で引けるようなケースでは最低でも100ポイント以上は狙えるのが、9月に入ってからドル円マーケットですので、しっかりと上値を掴むことを意識した逆張りトレードを行っていくつもりでおります。
しかしながら、先週のマーケットでは益を出せずにマイナスとなっているだけに、信憑性はありませんよね(苦笑)。
さて、それでは、マーケット情報について考えていきたいと思うのですが、来週のキーワードは、間違いなくFOMCで、今回は文面変更等が行われるか否か?が大きな焦点となっております。
FOMCに対する文面変更への期待、さらには利上げ期待は、かなりの勢いで発生しておりますので、文面変更を境にしてマーケットが「材料で尽くし」と考える可能性があることも頭に入れておきたいところであると考えています。
次に、やはりイスラム国問題・ウクライナロシア問題・スコットランドのイギリス独立問題が気になっております。
特に、直結してマーケットを動揺させる可能性があるのが、スコットランドのイギリス独立問題ですが、スコットランドが独立をする場合、イギリスでのアイルランド等の更なる分裂や、以前から独立を掲げているスペインのカタルーニャ地方の独立まで視野に入ってくることになります。
今回の独立は、イギリスの問題(ポンドの問題)だけでは無く、スペインを筆頭にした問題(ユーロの問題)へも波及してくることを覚えておかなければいけません。
FOMCへの期待が行われる一方で、上値を叩きつけれるスコットランド独立優勢のニュースが出る可能性も否定できないので、ポンドやユーロの動きにも目を配りながら、ドル円トレードを行っていくつもりです。
また、ウクライナについて、ロシア側はEU・アメリカからの制裁は何処吹く風で、週末でも数多くの戦争を示唆させるようなロシア側の軍事活動の状況が報じられております。
FOMCやスコットランドの話題で、マーケット参加者の頭がいっぱいになっている中で、冷静に考えるのであれば米国債の利回り上昇は厳しいのでは?という思いになります。
最後に、イスラム国への攻撃についてですが、恐らく、そろそろマーケット参加者もこの状況の最悪化について頭に入り始めているかと思いますが、これだけ大々的にニュースとして取り上げられている中で、今のところは大きな反応を見せていないことが気になります。
各国がテロ警戒レベルを引き上げている中で、突発的なテロで米国債買い・株売り・円買いの流れが発生しないともいえないので、しっかりと対応をしたいと考えています。
なお、こうした状況で円買いの流れになる場合には、マーケットニュースに相場が敏感に反応するので、情報交錯する中で新しいニュースが入り、マーケットが動き出す場合には注意をして頂ければと思います。