簡単なFXトレード説明

 [2014-9-13] 先週は高値売りで調整高値を掴もうとしてもがき苦しんだ一週間となりました。

 まずは先週末に作成した以下のチャートをご覧ください。

2014年9月7日ドル円4時間足チャート

 チャートには「底堅さがある」と記載されているものも、全く今週のマーケットの役に立つものではありませんでした。

 週頭は、上値が重い流れを想定していたのですが、結局、月曜日からの上値追いの流れが発生してしまい、私の一週間の計画は週頭の時点で、もろく潰れてしまうことになりました。

 スイングトレードに変わってからは、こうした週頭の動きを読み違えてしまうと酷い状況になってしまうことが多いのですが、案の定、その予感は的中し、今週一週間は、ちょっと「赤字」となってしまいました。

 昔の自分であれば、こうした流れになると、かなりの赤トレードを作ってしまったのを思い出しますが、少しの赤で済んでいるのは成長の証であるとプラス方面で考えています。

 そこで、先週の流れを読めなかった自分が、先週の流れについて熱く語るのもおかしい話なので、本日は、どのようなトレード状況となっているのか、私の実践的なマーケットの立ち回りについて久しぶりに書いてみたいと思います。

 私のトレードはいたってシンプルに構成されており、現在のように長めのリミット(利益確定)を意識したポジションを構築する場合、2ショットにてエントリーをしております。

 ワンショットが5枚なら10枚、ワンショットが10枚ならば20枚という感じです。

 次にストップについてですが、今回のように上昇が起こっているマーケットでは、直近高値をバックに売り込みますが、現在のようなケースでは年初来高値がその照準になります。

 つまりは、「年初来高値更新が起こった場合に、私のポジションが刈り取られる」ということになります。

 ストップ幅は以前は8~14pips程度の取引を行っていたのですが、現在は一貫して5pipsのトレードにし、時折、逆指値が滑って約定することもあるので、実質、6~8pips辺りの損切りとなります。

 つまり、一回刈り取られた場合は、「6~8pips×2ショット=16pips」となり、感覚で言うならば約20pips辺りの損失が生まれます。

 しかしながら、上手くショートが調整の20~60pips程度の反発はまった場合には、2ショットの内の1ショット分を利益確定させることになり、基本的に利を伸ばすポジションは1ショットだけとなります。

 こうすることで、2つのポジションの内、1つは早めに利益確定が行われ、利益確定が早く何処までも上値を追いかける上での損失補填として使われます。

 このとき、特に意識することはありませんが、1ショットの利食いが20ポイント程度であれば、「全く反発無くポジションを刈られたケース」の負け分を相殺させることができます。

 もちろん、40ポイントならば2回分です。

 後は、残ったポジションについては同値にするか高値カットのストップのままにするかを決定し、ポジションの益が伸びることを見守ります。

 このトレードは、エントリーに最大の配慮を行い、絶対に5pips以内のストップ入るようにするため、かなり睡眠時間を削ったトレードとなりますが、利益が伸びれば、トレンド方向ならば放置で、いわゆる神ポジションを作ることも可能ですし、長期トレンド逆行方向でも300~500pipsの益は狙えます。

 一発入れば、それまでコツコツと貯めた損失も一気に補填し、利益へと繋がるので、もしも本気でマーケットに相対する時間があるのであれば、一度、ものにすると物凄いポジションを持つことができます(私の場合には、75円台のポジションが大量にあります)。

 注意点としては、利が伸びた場合においても、最初に決めた利益確定ポイントをずらさず、キッチリと利益確定させることです。ここで利益確定を迷ってしまうと、ポジション建ての理由すら無くなってしまうので、必ず利益確定させるようにしています(含み益は利益ではありません)。

 と、本日は、久しぶりに半分利益確定トレードについて書いて見ましたが、明日は気持ちを切り替えて、しっかりとマーケット展望について書いてみるので、お時間がある方は、またここでお会いできればと思います。