FXとサッカーワールドカップ

 [2014-6-14] いよいよサッカーワールドカップも開幕し、自由な時間と海外時間で行動をしておられるFXトレーダーにとって、最も集中力を奪われる一ヵ月が始まりました。

 FXトレーダー(専業)の方の多くは、海外時間をメインに取引をしておられるため、「時間に自由を付ける事ができる」と言うサラリーマンには無い最大の利点を持っています。

 私は、今年から兼業となっておりますが、それまでは、自由気ままにワールドカップやオリンピックなどをパソコン画面に映しながら、トレードを行っておりました。

 トレーダーの多くは「今」と「未来」に対して非常に敏感なため、どうしても録画放送等で納得する事ができず、ライブ放送を見る傾向にあります。

 「遅い情報=飯の食いそびれ」ですからね。

 さて、本日の話題はワールドカップについてなのですが、実は、ワールドカップやオリンピック等のイベントと、FXは大きな関わりがあります。

 嘘だと思われるかも知れませんが、例えば、欧州時間に欧州国同士でサッカーのビッグマッチが行われると、その試合時間中にトレード高が急激に少なくなります(笑)。

 トレーダーも、マーケットをホッポラかして、サッカーの試合に釘付けになっている訳ですね(笑)。

 このような傾向は、日本でもあり、高校野球の決勝等に大きな注目が集まっていると、日本株の出来高が急激に落ちてしまいます(笑)。

 特に、日本の年配の方々が多くのマネーを動かしていた事を示唆させる訳ですが、このように多くの人が注目するイベントと言うものは、FXを始めマーケットに大きな繋がりがある事を、頭の片隅において頂ければと思います。

 そして最後に、ワールドカップで初心者トレーダーがついついやってしまう事ですが(笑)、ワールドカップを見ながらお酒を飲んでしまい、その勢いでついつい「記念ポジション」を持ってしまいます。

 私も、過去に酔っぱらった勢いもありますが、日本がワールドカップ予選で勝った事で気分が良くなってしまい、そのまま、ドル円のロングを入れて爆睡・・。

 その後、1ヵ月して数十万円の代償を支払った事は忘れられません(笑)。

 日本が勝ったのに、なぜ、日本売りをしたのか理解が不能でしたが、トレーダーは常に平常心を持つべきだと言う事を高い授業料を支払って覚えた訳です。

 どうぞ、皆様はワールドカップ期間中、日本が勝ったからと言って、計画も無く記念ポジション等は作らないでくださいね(笑)。

 「勝った日が分かるようにトレードして記録を残しておこう・・」この考えは、後で非常に痛いしっぺ返しを受けます(笑)。

 マーケットについては、明日更新してみたいと思いますので、ご興味のある方は、明日お会い致しましょう。