ドル円材料不足相場

 [2014-6-2] こんな状況でもトレードをやっております。

 と、思わず言ってしまいそうなほど、正直なところ体から疲れが抜けきっておりませんが、本日は、週末ブログが更新できなかった事、月頭であることを含めて更新しておきたいと思い、パソコンの前で文章に向かっております。

 さて、マーケットは、全般的に材料不足が否めない中で、今週は6月第一週と言う事で、週末には雇用統計が予定されているなど、少しマーケットに動きが生まれる事を期待しております。

 6月は、5月と違い、どうしてもマーケットが穏やかになりやすいイメージを持っている月なのですが、日本生命によるM&A絡みのニュースを受け(5000億規模)、日本株が上昇する中で、ドル円は102を上抜け少し強気の日本時間となりました。

 このドル円上昇の背景は、株価上昇もあったようですが、どうやら本邦の輸入系が101.8~9にて買いを入れたとの話も聞かれており、オーダー消化により、上値を追う展開とまでは至っていないようです。

 それにしてもレンジ相場が長い・・。

 次に、本日のドル円買いが本邦輸入系が動いてきたと言う事で、輸出系からの売りオーダーは直近で102オーバーで入っている事を考えると、レンジ幅は大きく見ても20~30pipsと言う事になり、材料不足が続くようならば「値幅が出無い」と言う感覚になっております。

 ただ、週末の雇用統計は、先月の流れを引き継ぎ、「強いデータが出るのでは?」と言うのが大方のマーケット関係者による見方となっているため、101円台前半で推移するような展開があるならば、週末に向けては買いで流れてくる事を想定しています。

 私のトレードは、今100円台で結構な買いを行っているため、ポジションがカットされる事が無い限りは、基本的にレンジ内でコツコツ小さなポジションを取っていく事を予定しております。

ドル円4時間足のチャート

 ドル円4時間足チャートです。

2014年6月2日ドル円4時間足チャート

 材料不足ある中で、トレンドは右肩状況となっておりますが、上値は日本時間にかけて102を上抜けてくると重いように見えています。