「ドル円102輸出系売り」について書き殴る
[2014-5-26] 先日、議員さん達からパーティーへの御招待を受け、他県にまで足を運んでしまっていたため、できるだけ更新をしたい「週末ブログ」が更新できませんでした。大変申し訳ありませんでした。
一日遅れの週末ブログ更新となりますが、宜しくお願い致します。
まず、本日は、米・英とマーケットがお休みと言う事で、夜にはマーケットが落ち着いてくる事が予想されます。
また、心配されていたウクライナ選挙については、「ウクライナ東部地区の大多数が選挙を開催しなかった」と言う話が出ておりますが、押収よりの大統領ポロシェンコ氏が誕生する運びとなり、それについてロシアが抑え込むような姿勢を示していない事から、ウクライナ問題としては、一時休戦状態という流れを歩みそうになっています。
気になる点としては、欧州議会選挙でギリシャにて急進左派連合(貸付けに対する拘束が強すぎると現政権に対して反対し、欧州連合脱退まで話題に上げている政党)が躍進を見せているようで、また、またギリシャの話題が出てきております。
急進左派連合は、「貸し付けられた援助金を返さないのではないか?」とも取れるような発言を前回の選挙期間中に行っている政党で、緊縮財政策に反対する市民からは強い支持を受けています。
現在、ギリシャでは第二党と言う立場になっているため、欧州不安からマーケター達は安堵していた訳ですが、ここに来て、「やはりギリシャが怪しい」となると、再び目がギリシャへと向かう事になり、最近、格付け会社がこぞって引き上げているギリシャ国債の格付けについて、本当にそれが正しいのか?と言う事も論議となってくる可能性も否定できないので、頭の片隅においておきたいと思っています。
次に、ドル円マーケットについてですが、本日は、101.9と言う、絶妙な間(輸出系が参入を始めるあたり)でのオープンとなりましたが、102の壁を破る事になりました。
後でチャートでも紹介しますが、ここでは、どうやら国内輸出企業と国内投資系の銀行の売買が交錯したようで、102の壁を破るようにして国内投資系の銀行が買いを入れたところに、国内輸出系による売りオーダーがヒットし、上値を一気に刈り取り102円台での重さを見せる形となったようです。
101.8が輸出系の参入ラインで有った事から、102では参入してくる事が想定されるので、現状の動き方としては多くの方が「想定通り」と言ったところになっているかと思います。
さて、今週の話題としては米GDP(四半期ベース)が弱気予想になっており、天候による影響がどれほど下振れを引き起こすのか?と言う事も興味があるところです。
ただ、全体的には米の景気は底堅さを見せている事から、突拍子も無い数値が出ない以上は、そこまで大きな材料とされないように考えています。
また、GPIFによる外貨買いが6月頭に入る事がマーケター等から噂されておりましたが、これも先送りになってしまいましたが、日本が増税を行った事による、次なる株価引き上げ手段をマーケットが期待始めているようにも見えます。
この期待が空振りしないような策を持ち出すかがドル円については大きな話題となっておりますが、一週間全体としては、月末ドル需要も重なって、大きな話題が出ない限りは、底堅い動きを見せ始めるのでは?と考えています。
後半戦は、いつものようにドル円4時間足チャートです。
上のチャートを見て頂けると、輸入系企業からの売りオーダーが入る水準で推移している事から、比較的底堅さを意識する展開になっているように思います。
また、今後は夜にかけて動きが鈍くなってくる事が考えられるので、ゆっくりとした一日になると良いように考えています。
[2014-5-26] 先日、議員さん達からパーティーへの御招待を受け、他県にまで足を運んでしまっていたため、できるだけ更新をしたい「週末ブログ」が更新できませんでした。大変申し訳ありませんでした。
一日遅れの週末ブログ更新となりますが、宜しくお願い致します。
まず、本日は、米・英とマーケットがお休みと言う事で、夜にはマーケットが落ち着いてくる事が予想されます。
また、心配されていたウクライナ選挙については、「ウクライナ東部地区の大多数が選挙を開催しなかった」と言う話が出ておりますが、押収よりの大統領ポロシェンコ氏が誕生する運びとなり、それについてロシアが抑え込むような姿勢を示していない事から、ウクライナ問題としては、一時休戦状態という流れを歩みそうになっています。
気になる点としては、欧州議会選挙でギリシャにて急進左派連合(貸付けに対する拘束が強すぎると現政権に対して反対し、欧州連合脱退まで話題に上げている政党)が躍進を見せているようで、また、またギリシャの話題が出てきております。
急進左派連合は、「貸し付けられた援助金を返さないのではないか?」とも取れるような発言を前回の選挙期間中に行っている政党で、緊縮財政策に反対する市民からは強い支持を受けています。
現在、ギリシャでは第二党と言う立場になっているため、欧州不安からマーケター達は安堵していた訳ですが、ここに来て、「やはりギリシャが怪しい」となると、再び目がギリシャへと向かう事になり、最近、格付け会社がこぞって引き上げているギリシャ国債の格付けについて、本当にそれが正しいのか?と言う事も論議となってくる可能性も否定できないので、頭の片隅においておきたいと思っています。
次に、ドル円マーケットについてですが、本日は、101.9と言う、絶妙な間(輸出系が参入を始めるあたり)でのオープンとなりましたが、102の壁を破る事になりました。
後でチャートでも紹介しますが、ここでは、どうやら国内輸出企業と国内投資系の銀行の売買が交錯したようで、102の壁を破るようにして国内投資系の銀行が買いを入れたところに、国内輸出系による売りオーダーがヒットし、上値を一気に刈り取り102円台での重さを見せる形となったようです。
101.8が輸出系の参入ラインで有った事から、102では参入してくる事が想定されるので、現状の動き方としては多くの方が「想定通り」と言ったところになっているかと思います。
さて、今週の話題としては米GDP(四半期ベース)が弱気予想になっており、天候による影響がどれほど下振れを引き起こすのか?と言う事も興味があるところです。
ただ、全体的には米の景気は底堅さを見せている事から、突拍子も無い数値が出ない以上は、そこまで大きな材料とされないように考えています。
また、GPIFによる外貨買いが6月頭に入る事がマーケター等から噂されておりましたが、これも先送りになってしまいましたが、日本が増税を行った事による、次なる株価引き上げ手段をマーケットが期待始めているようにも見えます。
この期待が空振りしないような策を持ち出すかがドル円については大きな話題となっておりますが、一週間全体としては、月末ドル需要も重なって、大きな話題が出ない限りは、底堅い動きを見せ始めるのでは?と考えています。