「米利上げは年内予想が主軸」について書き殴る
[2015-09-26] 私が兼業トレーダーになったお話は以前からさせて頂いておりますが、これまで個人で行っておった事業を、友人が従業員として手伝ってくれることになり、来年度からその友人のためにも個人事業から法人会社へと変更することが濃厚になりました。
とは言え、まだまだ今年も残り2カ月超を残し、いつ業績が悪化するか分かりませんので、友人および友人の家族の人生を保守するためにも私と働くことについて強制もしておりません。
そのため、来年になってまだ個人事業状態となっているかも知れませんが、その際には、温かい目で見守って頂ければと思います。
さて、マーケットについてですが、このところのレンジ相場状況を狙って、実は、かなりの割合で打ち合わせを入れてきましたが、流れを見る限りレンジは来週辺りにブレイクするような動き方になってきているように考えています。
この形は、先週までのフラッグ状況(三角持合い)とは違って、完全に上下均衡した並行レンジとなっており、フラッグ状況で爆発のエネルギーを使ってもレンジを打破できなかった状況になっています。
一度こうなってしまうとテコでも動かないのがドル円相場の特徴とも言える訳ですが、「この流れを打破するのでは?」と言う発言が次々とFRBメンバーから出ていることがポイントとなりそうです。
これは上向きにブレイクする場合の話題ですが、イエレン総裁の発言内容等を追いかけてみても海外情勢による影響の悪化が利上げを先送りにしている理由となっており、経済状況は失業率の面を見ても限界付近までの改善が行われており、弱いインフレ状況となっているとは言え、若干の調整が必要となるタイミングが迫っているような趣旨を示すものが頻発しております。
こうした状況になっている要因として、「前回のFOMC会合時に利上げを行わったことにより米国株式相場が崩れた」と言う点がポイントとして取り上げられております。
と言うのも不思議なもので、最近になり資源国と呼ばれる新興国側からは「米国が利上げするしないでグラグラ揺れることが問題である」と言う話が出始めており、これまでの「米国の利上げによる新興国からの資金流出が厳しい」と言う状況は一定のバランスが取れるところまできて、今度は「利上げに揺れる米国での大幅な相場変動が問題」と言うところにきているようです。
つまり、「新興国の状況を考えるなら、利上げするなら早くしろ!そして、その後、しばらくの期間は政策を動かすな!」と言うメッセージが飛び出しているわけです。
結局、周りが何を言っても、米国は米国が得をする方向で金利調整を行うことは間違いありませんが、今回の利上げが行われなった理由が、習近平氏の米国訪問に向けて、中国からの資金流出を加速を行わないためのカードだったのかも?と言う話も出てきそうです。
さて、話を戻してこの米国利上げに関する話題が出るとマーケットが揺れますが、実際には利上げをしなければ、株式相場が崩れてしまうのであれば、「今のように株式相場に対するダメージが小さい内に最初の利上げをしてしまいたい」と思うのは当然のことです。
市場の利上げ予想は12月に集中していますが、もしかすると本当に10月の利上げもあるのでは?と私も考え始めているだけに、今後、「高い確率で10月の利上げは無い」としながらも、上へと突き上げるマーケット参加者が出てくるように考えられます。
マーケットが上がる材料は上記のようなものですが、逆に下げる材料と言うのは、中国、フォルクスワーゲン、アメリカの債務上限、ギリシャ債務など挙げればきりが無いです。
つまり、マーケットの変動が利上げムードを抑えることになるため、「世界的な株安の動きが発生すれば利上げ先送り濃厚」と言う風に頭の中でインプットしておく必要があります。
下向きにレンジを破るような展開では、かならず世界からのマイナス材料が出るので、そうした場合にはリスクオフの動きが加速しやすい1週間になっていることは頭に入れておきたいと思っております。
また、9月末になりますので貿易収支がマイナスなことから円売り需要がいくらか出やすい環境でもありますので、材料無しでは底堅く、底堅さを打破する材料が出れば一気に急降下と言う、レンジ相場特有のトレードスタイルで臨むことを考えております。
ですが、材料が無ければ週明けから上抜けをし突き上げてくることもあるかと思い、特に週出だしには注意してみたいと思っております。
さて、最後にいつものドル円4時間足チャートですが、もうしっかりとレンジ状況になってしまっているため、期待するのはレンジブレイクのみとなっております。
ただ、かなり固いレンジとなっていますので、余りにも上下のレンジブレイク狙いで叩かれるようですと、マーケット参加者の大半はリスクを取らないのが今のトレンドとも言えますので、例えば騙しになってレンジに収束することも視野に入れておきたいと思っております。
結局、材料は何であれ、全ては「レンジ」と「レンジブレイク」と「だまし」と言うレンジ相場トレードで十分取れると思っておりますが、日本時間には追加金融緩和の話題で大幅に突き上げるようなこともあるかと思いますので、「噂」と言うものが出れば短期逆張りの旨さも狙ってみるつもりです。
本日も長々と書いてまいりましたが、トレーダーとしては、「やっぱり動く相場が良いですよね(笑)」、動いてくれれば何も言いませんので、値幅が出るマーケットを期待しています。
週末ゆっくり休まれて、来週からまた頑張って参りましょう☆
[2015-09-26] 私が兼業トレーダーになったお話は以前からさせて頂いておりますが、これまで個人で行っておった事業を、友人が従業員として手伝ってくれることになり、来年度からその友人のためにも個人事業から法人会社へと変更することが濃厚になりました。
とは言え、まだまだ今年も残り2カ月超を残し、いつ業績が悪化するか分かりませんので、友人および友人の家族の人生を保守するためにも私と働くことについて強制もしておりません。
そのため、来年になってまだ個人事業状態となっているかも知れませんが、その際には、温かい目で見守って頂ければと思います。
さて、マーケットについてですが、このところのレンジ相場状況を狙って、実は、かなりの割合で打ち合わせを入れてきましたが、流れを見る限りレンジは来週辺りにブレイクするような動き方になってきているように考えています。
この形は、先週までのフラッグ状況(三角持合い)とは違って、完全に上下均衡した並行レンジとなっており、フラッグ状況で爆発のエネルギーを使ってもレンジを打破できなかった状況になっています。
一度こうなってしまうとテコでも動かないのがドル円相場の特徴とも言える訳ですが、「この流れを打破するのでは?」と言う発言が次々とFRBメンバーから出ていることがポイントとなりそうです。
これは上向きにブレイクする場合の話題ですが、イエレン総裁の発言内容等を追いかけてみても海外情勢による影響の悪化が利上げを先送りにしている理由となっており、経済状況は失業率の面を見ても限界付近までの改善が行われており、弱いインフレ状況となっているとは言え、若干の調整が必要となるタイミングが迫っているような趣旨を示すものが頻発しております。
こうした状況になっている要因として、「前回のFOMC会合時に利上げを行わったことにより米国株式相場が崩れた」と言う点がポイントとして取り上げられております。
と言うのも不思議なもので、最近になり資源国と呼ばれる新興国側からは「米国が利上げするしないでグラグラ揺れることが問題である」と言う話が出始めており、これまでの「米国の利上げによる新興国からの資金流出が厳しい」と言う状況は一定のバランスが取れるところまできて、今度は「利上げに揺れる米国での大幅な相場変動が問題」と言うところにきているようです。
つまり、「新興国の状況を考えるなら、利上げするなら早くしろ!そして、その後、しばらくの期間は政策を動かすな!」と言うメッセージが飛び出しているわけです。
結局、周りが何を言っても、米国は米国が得をする方向で金利調整を行うことは間違いありませんが、今回の利上げが行われなった理由が、習近平氏の米国訪問に向けて、中国からの資金流出を加速を行わないためのカードだったのかも?と言う話も出てきそうです。
さて、話を戻してこの米国利上げに関する話題が出るとマーケットが揺れますが、実際には利上げをしなければ、株式相場が崩れてしまうのであれば、「今のように株式相場に対するダメージが小さい内に最初の利上げをしてしまいたい」と思うのは当然のことです。
市場の利上げ予想は12月に集中していますが、もしかすると本当に10月の利上げもあるのでは?と私も考え始めているだけに、今後、「高い確率で10月の利上げは無い」としながらも、上へと突き上げるマーケット参加者が出てくるように考えられます。
マーケットが上がる材料は上記のようなものですが、逆に下げる材料と言うのは、中国、フォルクスワーゲン、アメリカの債務上限、ギリシャ債務など挙げればきりが無いです。
つまり、マーケットの変動が利上げムードを抑えることになるため、「世界的な株安の動きが発生すれば利上げ先送り濃厚」と言う風に頭の中でインプットしておく必要があります。
下向きにレンジを破るような展開では、かならず世界からのマイナス材料が出るので、そうした場合にはリスクオフの動きが加速しやすい1週間になっていることは頭に入れておきたいと思っております。
また、9月末になりますので貿易収支がマイナスなことから円売り需要がいくらか出やすい環境でもありますので、材料無しでは底堅く、底堅さを打破する材料が出れば一気に急降下と言う、レンジ相場特有のトレードスタイルで臨むことを考えております。
ですが、材料が無ければ週明けから上抜けをし突き上げてくることもあるかと思い、特に週出だしには注意してみたいと思っております。
ドル円4時間足チャートについて
さて、最後にいつものドル円4時間足チャートですが、もうしっかりとレンジ状況になってしまっているため、期待するのはレンジブレイクのみとなっております。
ただ、かなり固いレンジとなっていますので、余りにも上下のレンジブレイク狙いで叩かれるようですと、マーケット参加者の大半はリスクを取らないのが今のトレンドとも言えますので、例えば騙しになってレンジに収束することも視野に入れておきたいと思っております。
結局、材料は何であれ、全ては「レンジ」と「レンジブレイク」と「だまし」と言うレンジ相場トレードで十分取れると思っておりますが、日本時間には追加金融緩和の話題で大幅に突き上げるようなこともあるかと思いますので、「噂」と言うものが出れば短期逆張りの旨さも狙ってみるつもりです。
本日も長々と書いてまいりましたが、トレーダーとしては、「やっぱり動く相場が良いですよね(笑)」、動いてくれれば何も言いませんので、値幅が出るマーケットを期待しています。
週末ゆっくり休まれて、来週からまた頑張って参りましょう☆