中国バブル崩壊!緊急事態

 [2015-09-05] 先週は、老犬がご飯を食べなかったり、マーケットが崩れたり、友人の会社が倒産したりと大変な日々が続いており、完全な寝不足状態だったのですが、今日は、友人からの電話で目覚めると何と夕方5時でした。

 久しぶりの疲れを感じております・・。そんな中で・・。

 麻生太郎副総理兼財務・金融相「周小川・中国人民銀行総裁から株式市場のバブルがはじけたと説明を受けた」「中国人民銀総裁からはじけたという言葉3回ほどあった」

 これは凄いニュースが出てきてしまっております。

 もう5~6年になるでしょうか?下手するともっとですかね?「中国バブルが本格的に崩壊の危機にある」と言う話題がマーケットに流れ始めてから、投資家が2人集まれば常にこの中国バブル崩壊の話題で持ちきりでした。

 特に、私は中国関係のマーケット参加者の友人がチラホラいることから、中国についてお話を色々と聞く機会があったのですが、そうした交流の場においても、マーケット参加者である彼らの発言に力を帯びてきている、中国の経済力が鰻登りになってきている感覚を受けておりました。

 リーマンショックを予言したルービニ教授は2011年に「2013年に中国経済はハードランディングになる可能性がある」との発言を出していましたが、あれから4年、2015年の驚異の1つとして「中国のハードランディング(バブル崩壊)」を指摘していました。

 ついに出てしまいましたね。

 先月から大幅に落ちた株式・為替相場ですが、「これで下げ止まり」と言う展開となるようなニュースは全く無く、先週もずっと1人考えていたのですが、下げ止まりとなるようなものを見つけることができないままです。

 「前回の下げが最後なのか?・・」

 実は、前回の下げが終わった後に、「中国の灰汁抜きはこれで終わったか?」と言う質問をマーケット参加者に対して取った市場調査があるのですが、マーケット参加者の80%以上は「まだ中国の灰汁抜きは終わっていない」と答えていました。

 つまりは単純計算で、20%の灰汁抜きのために日本株価の下落は2000円規模であることを考えると、残りの80%の灰汁抜きが完了すると計1万円程度の日経平均株価に対しての調整が行われることになります。

 つまりは1万~1万1000円台・・・。

 中国バブル崩壊と、日本の経済実力を考えると量的緩和をゼロにしたら、ちょうどこれくらいになると納得できる水準が単純計算で出てしまいます。

 「中国バブル崩壊 = 日本の金融緩和分」

 この流れは日本の経済を直撃するため、消費増税時に非常に大きな問題として出てくることが想定されてます。

 さて、来週、マーケットは雪崩どころか大暴落に対して注意してみたいと考えております。

ドル円4時間足チャートについて

2015年9月5日ドル円4時間足チャート

 正直、4時間足チャートを売りの形が出ているだけで、何処で買うべきなのか?想像もできない状況になっております。

 中国政府が想像していた以上に脆弱であったため、これは、来週の下げ止まりを何にして、何処に置くべきか?と言うことを考える材料が全く無いような状況となっています。

 とりあえず、上値は徹底的に売りで入る必要が出てきていますが、週明け大きな下窓でオープンした場合には、そこに対して窓梅を狙うのでは無く、状況を待って戻りをショートで入ってみることを想定しております。

 特に株式相場・・。また眠れない日々が続くと思いますが、考えただけでも頭が痛いですね。

 しかしながら、こうしたマーケットを打開する大陽線が付くような展開になった場合、中国の下支えが入った可能性をチャートから示唆させるので、そうした動きについても注意をしてみたいと思います。

 特に、マーケット経験の浅い方は来週の深夜や早朝におけるドル円相場には要注意だと思っておいて頂ければと思います。

 それでは来週も頑張りましょう!!私も眠い目を擦りながら頑張ります☆