「円高で仕掛けるGWなるか?」について書き殴る
[2015-04-25] 今週一週間はちょっと疲れてしまうトレードになったのですが、もう自分を信じる限界ラインギリギリのトレードと言っても良かったのかも知れません。
先週の「下げるドル円もうGW意識?」で“円高方向に動くきやすい”と大々的に書いてしまったために、「少し自分に自信があったこと」と「このファンダメンタルズ崩れがおこることは難しい」と陶酔しきっていたことから、精神との葛藤に持ち込まれました。
こういうケースでは私のように心が弱いトレーダーは、色々な情報を見たり見落としている情報等を探し始めるのですが、キーワードとなったのが「米国債の利回り」です。
「米国債の利回りが0.1%動けばドル円は20銭動く」とも言われるほど相関関係が強いこの米国債とドル円ですが、米国債の利回り低下幅が無くなってきている2%以下の推移となっていただけに、その反発を受けて一気に買い上げられる展開になりました。
「週半ばからは落ちる」と見ていただけに、何度も上値を叩かれて下がっては再び上値を目指す展開に、イライラが募るってきていたのですが、ようやく週後半に売りが伸びて、100ポイントオーバー利益と言う逆転劇(80%の残りポジションはホールド)となりました。
「自信がある」ことはポジションの量にも影響するわけで、通常時の4倍にまで膨れ上がっていた売りポジションがストップを持っていかれるのは、通常のトレードでコツコツ積み上げてきた4倍に匹敵するダメージに感じられ、本当にきつかったです。
さて、こうしたトレードは毎回毎回できない訳ですが、今週はドル円の動きを見ていると上値ではチラホラと輸出系からの売りオーダーが出たことが印象的でした。
連休を前にして、少し早めに売りと言うこともあり120円手前からの売り参入に、久しぶりに120円以下で大口の売りを入れている感覚になったのですが、この流れは年末のマーケットに大きな影響を及ぼすように思いはじめています。
例えば、私の想定するようにドル円がゴールデンウィーク前半で円高方向に振れたとしても、何処か大型のロングポジションについてのストップを巻きこんだならば、後半にかけては強い巻き戻しの動きが想定されます。
それは、上値で輸出系の動きを意識して相場を伸ばしにくいと考えていた人たちが、輸出系の売りは消化してきているだけに、今度は一気にショートのストップを巻きこみくるためです。
つまりは「ロングポジションのストップを巻いたら買い」これがゴールデンウィークの戦い方の基本になるように考えています。
それでは、強い売り込みはありそうなのか?何を目安にして動くのか?と言う点ですが、基本は私の最も得意とする日本時間に向けての動きがキーポイントになります。
例えば、大きくマーケットが崩れるパターンとして、「欧州時間」「NY時間」この取引が最も集中する時間帯に下向き(リスクオフ)の展開になった場合マーケットの値幅が大きくなりますが、ここからの戻りを狙うことが相場のポイントになります。
最近の相場は、本邦公的機関からの下支えによる株式相場の堅調な動きにより、ドル円の下支えが起きます。これは「欧州・NYタイム」に円高で動いた場合に「戻りが起こりやすい」ことを意味します。
つまりは、NYタイム後半に下げたドル円の反転を狙って買いを入れておくと利益が出やすいことを意味します。
しかし、ゴールデンウィーク期間中には下支えを意識することができません。そこでどうするのか?
1つは、そうした事態に拍車をかけるようにして、オセアニア時間に下押しが起こった場合、その下値近辺が底値になり反発することを意識しておく(この場合、投げ売りが発生して大幅な値動きになりやすい傾向があります)。
2つ目は、ゴールデンウィーク後半に向かい、なかなか落ちないドル円にしびれをきらした「反対トレード(ショートの利益確定)」が入り始めたらショートは利益確定し、ロングポジションに持ちかえ、さらに下押しが起こるようであればロングで戻りを狙っていく。
3つ目として、輸入系企業のオーダーがヒットすると、底堅いと意識されやすくなるので大幅な戻りが期待できる。特に116円台まで落ちればかなりの戻りが期待できる。
このような戦略を持ってマーケットに挑むことができるようになります。
こうしたトレードは、「ふと感じる」と言う感覚的に近いものがあり、言葉や文字にすることは難しいのですが、もし、オセアニア時間に継続した落ち込みが有ったり、公的機関や輸入系からの買いが入ったニュースが出た時には、私の話を思い出して頂けると、有益なトレードになりやすいのでは?と思っております。
最後に期待するのは値幅ですが、こればかりはトレーダー次第と言うこともあるので、流れに乗れたならば、後は「値幅」を意識して頂ければと思います。
さて、それでは最後にドル円の4時間足チャートについてですが、まぁ、上のチャートを見て頂ければ分かるようにダウントレンドの最中となっておりますが、このトレンドを上にブレイクしたとしても目先の目線としてはターゲットラインとなる118.5が気になるところであるように見えています。
最終的なターゲットはこのラインのブレイクを持ち、全体的に下髭を引いてくるようなところをイメージしています。
チャートは全体的に週頭からの下押しを示唆している状況なのですが、週頭から下に動き出すには月曜日と言うこともあり無理をする必要も無いので、落とすケースの理想としては週頭から若干上向きに反応を見せて欲しいところであります。
土曜日と言うことで、まだ材料は揃っていないのですが、今週もお疲れ様でした。
私も張り切って参りますので、来週トレードをされる方は一緒に頑張りましょう☆それでは週末ゆっくりお休みください!
[2015-04-25] 今週一週間はちょっと疲れてしまうトレードになったのですが、もう自分を信じる限界ラインギリギリのトレードと言っても良かったのかも知れません。
先週の「下げるドル円もうGW意識?」で“円高方向に動くきやすい”と大々的に書いてしまったために、「少し自分に自信があったこと」と「このファンダメンタルズ崩れがおこることは難しい」と陶酔しきっていたことから、精神との葛藤に持ち込まれました。
こういうケースでは私のように心が弱いトレーダーは、色々な情報を見たり見落としている情報等を探し始めるのですが、キーワードとなったのが「米国債の利回り」です。
「米国債の利回りが0.1%動けばドル円は20銭動く」とも言われるほど相関関係が強いこの米国債とドル円ですが、米国債の利回り低下幅が無くなってきている2%以下の推移となっていただけに、その反発を受けて一気に買い上げられる展開になりました。
「週半ばからは落ちる」と見ていただけに、何度も上値を叩かれて下がっては再び上値を目指す展開に、イライラが募るってきていたのですが、ようやく週後半に売りが伸びて、100ポイントオーバー利益と言う逆転劇(80%の残りポジションはホールド)となりました。
「自信がある」ことはポジションの量にも影響するわけで、通常時の4倍にまで膨れ上がっていた売りポジションがストップを持っていかれるのは、通常のトレードでコツコツ積み上げてきた4倍に匹敵するダメージに感じられ、本当にきつかったです。
さて、こうしたトレードは毎回毎回できない訳ですが、今週はドル円の動きを見ていると上値ではチラホラと輸出系からの売りオーダーが出たことが印象的でした。
連休を前にして、少し早めに売りと言うこともあり120円手前からの売り参入に、久しぶりに120円以下で大口の売りを入れている感覚になったのですが、この流れは年末のマーケットに大きな影響を及ぼすように思いはじめています。
例えば、私の想定するようにドル円がゴールデンウィーク前半で円高方向に振れたとしても、何処か大型のロングポジションについてのストップを巻きこんだならば、後半にかけては強い巻き戻しの動きが想定されます。
それは、上値で輸出系の動きを意識して相場を伸ばしにくいと考えていた人たちが、輸出系の売りは消化してきているだけに、今度は一気にショートのストップを巻きこみくるためです。
つまりは「ロングポジションのストップを巻いたら買い」これがゴールデンウィークの戦い方の基本になるように考えています。
それでは、強い売り込みはありそうなのか?何を目安にして動くのか?と言う点ですが、基本は私の最も得意とする日本時間に向けての動きがキーポイントになります。
例えば、大きくマーケットが崩れるパターンとして、「欧州時間」「NY時間」この取引が最も集中する時間帯に下向き(リスクオフ)の展開になった場合マーケットの値幅が大きくなりますが、ここからの戻りを狙うことが相場のポイントになります。
最近の相場は、本邦公的機関からの下支えによる株式相場の堅調な動きにより、ドル円の下支えが起きます。これは「欧州・NYタイム」に円高で動いた場合に「戻りが起こりやすい」ことを意味します。
つまりは、NYタイム後半に下げたドル円の反転を狙って買いを入れておくと利益が出やすいことを意味します。
しかし、ゴールデンウィーク期間中には下支えを意識することができません。そこでどうするのか?
1つは、そうした事態に拍車をかけるようにして、オセアニア時間に下押しが起こった場合、その下値近辺が底値になり反発することを意識しておく(この場合、投げ売りが発生して大幅な値動きになりやすい傾向があります)。
2つ目は、ゴールデンウィーク後半に向かい、なかなか落ちないドル円にしびれをきらした「反対トレード(ショートの利益確定)」が入り始めたらショートは利益確定し、ロングポジションに持ちかえ、さらに下押しが起こるようであればロングで戻りを狙っていく。
3つ目として、輸入系企業のオーダーがヒットすると、底堅いと意識されやすくなるので大幅な戻りが期待できる。特に116円台まで落ちればかなりの戻りが期待できる。
このような戦略を持ってマーケットに挑むことができるようになります。
こうしたトレードは、「ふと感じる」と言う感覚的に近いものがあり、言葉や文字にすることは難しいのですが、もし、オセアニア時間に継続した落ち込みが有ったり、公的機関や輸入系からの買いが入ったニュースが出た時には、私の話を思い出して頂けると、有益なトレードになりやすいのでは?と思っております。
最後に期待するのは値幅ですが、こればかりはトレーダー次第と言うこともあるので、流れに乗れたならば、後は「値幅」を意識して頂ければと思います。
ドル円4時間足チャートについて
さて、それでは最後にドル円の4時間足チャートについてですが、まぁ、上のチャートを見て頂ければ分かるようにダウントレンドの最中となっておりますが、このトレンドを上にブレイクしたとしても目先の目線としてはターゲットラインとなる118.5が気になるところであるように見えています。
最終的なターゲットはこのラインのブレイクを持ち、全体的に下髭を引いてくるようなところをイメージしています。
チャートは全体的に週頭からの下押しを示唆している状況なのですが、週頭から下に動き出すには月曜日と言うこともあり無理をする必要も無いので、落とすケースの理想としては週頭から若干上向きに反応を見せて欲しいところであります。
土曜日と言うことで、まだ材料は揃っていないのですが、今週もお疲れ様でした。
私も張り切って参りますので、来週トレードをされる方は一緒に頑張りましょう☆それでは週末ゆっくりお休みください!