「テロ・利上げ・緩和の日々」について書き殴る
[2015-11-21] ここのところ私のブログが飛び飛びになってしまっており、知人からクレームが入っておりますが、実は、裏では自分でも驚くほど多忙な状況となっておりまして、ご迷惑をお掛けしていることお詫びさせて頂きたいと思います。
今週は、なんとかパソコンの前に座る時間を作ることができましたが、これを機に溜まっているマーケットに対する思いをぶちまけてみたいと思います。
さて、最近のマーケットの主な話題は、今回のタイトルにも挙げさせて頂きましたが、「テロ・利上げ・緩和」これだけです。
正直、これだけの材料で上下に振り回されている状況で、逆に言うならば多角度から分析が必要無いだけに、マーケットとしては非常に簡単な展開になっているように考えています。
このブログ内でも時折お話させて頂いている、半分利益確定の残り伸ばしと言うトレードスタイルに、かなりマッチしている展開とも言えるはずです。
その要因として、やはりレンジ相場内での動きのためポジションの半分利食いをかなり掛けやすく、ストップカットが“フェイクブレイク(だまし)”として終わっているため、レンジ戻りラインで新規逆張りと言う形に移行しやすくなっています。
また、上値ではしつこいように利益確定と新規売りが入っているため、なかなか上抜けでの走りも無いことからショーターと一緒になって売り込みやすい部分もあります。
これが、ここ2~3週間のドル円相場についての流れとなっております。
次に、簡単なテロ等に関しての心構えについて書かせて頂きたいと思いますが、まず、基本的にテロが起きるとリスクオフの形でマーケットは反応しやすい傾向がありますが、その後、世界的な動きとして「我々はテロには屈しない」と言う流れが生まれやすくなります。
そのため、基本的にマーケットからは「テロによる経済への影響は一時的なものである」と言う判断が先に立ち、今度は、リスクオフを巻き戻す形で反応するようになります。
不謹慎な話ですが、このような事態がアメリカで起きた場合も同様に、米国株が売られる流れから日本への経済的影響を考えて一時的に日本株も売られて、日経平均株価の下落やリスクオフからの米国債利回り低下の流れから、ドル円に対しては円が買いこまれることが予想されます(瞬間的には有事のドル買いで反応することも考えられます)。
その場合についても、結局のところテロによる影響で下落した場合にも、その落ち幅については巻き戻しの動きがある可能性を頭に入れておくことで、突然マーケットが大きく動いた場合にも変な動揺を起こさずに済むかと思います。
トレーダーは、こうした悲惨な状況を頭の中で常に想像しているので、周りの人からは変な目で見られることがありますが、自己資産を守るためには、まさに必須となる行為だと私は考えています。
度々、事件や災害等の値動きで儲けたトレーダーに対して、まるで宝くじにでも当たった人を扱うように、「寄付しろ!」と簡単に言う方がいらっしゃいますが、トレーダーから言わせると「これは何年も掛けて考えて感じて準備した結果で宝くじでは無いですよ」と思わず言いたくなる時があります。
もしもの事態に対して保険を掛けておく行為との違いが、私には理解できず、やっぱり胸が痛いですよね。同じ思いをされたことのあるトレーダーの方もいらっしゃいますよね・・。
と、重い話になってしまいましたが、ここで大きく軌道修正をしたいと思いますが、来週のマーケットは、やはり米国の利上げに関する話題がマーケットのベースになってくることを想定しています。
市場はほぼ12月の25ベースでの米国の利上げを織り込みについて織り込みに入っていますが、やはり、この利上げが行われるまでは、なかなか底堅い動きがドル円には残るように考えています。
そこで、やはり大幅に落ちた場合には、押し目を意識しての買いで攻めてみたいと考えております。
また、最近余り話題に出ていませんが、やはり中国経済はかなり悪いと言う見方を私は行っております。
そうした意味で、特に上値を突っかけてに行っている時に、中国の悪い話題が出るようなケースでは、慎重に対応したいと考えています。
それでは最後にドル円の4時間足チャートですが、基本的にダブルトップを伺うような綺麗な流れになってきてはおりますが、形成が確定するのかな?と言われると個人的には「?」と言う形に見えています。
どちらかと言うと、もう1度上値を伺ってみて、抜けなければと言う形で落ちてくるような変則ヘッドアンドショルダーの方が綺麗なチャートに見えています。
トレードはレンジ意識さえきっちり持って、ストップをしっかり意識しておけば、そこまで大怪我をするようなマーケット状況ではありませんので、来週もテロ等の突然の動きには注意しながらも、落ち着いたトレードを心掛けたいと考えております。
[2015-11-21] ここのところ私のブログが飛び飛びになってしまっており、知人からクレームが入っておりますが、実は、裏では自分でも驚くほど多忙な状況となっておりまして、ご迷惑をお掛けしていることお詫びさせて頂きたいと思います。
今週は、なんとかパソコンの前に座る時間を作ることができましたが、これを機に溜まっているマーケットに対する思いをぶちまけてみたいと思います。
さて、最近のマーケットの主な話題は、今回のタイトルにも挙げさせて頂きましたが、「テロ・利上げ・緩和」これだけです。
正直、これだけの材料で上下に振り回されている状況で、逆に言うならば多角度から分析が必要無いだけに、マーケットとしては非常に簡単な展開になっているように考えています。
このブログ内でも時折お話させて頂いている、半分利益確定の残り伸ばしと言うトレードスタイルに、かなりマッチしている展開とも言えるはずです。
その要因として、やはりレンジ相場内での動きのためポジションの半分利食いをかなり掛けやすく、ストップカットが“フェイクブレイク(だまし)”として終わっているため、レンジ戻りラインで新規逆張りと言う形に移行しやすくなっています。
また、上値ではしつこいように利益確定と新規売りが入っているため、なかなか上抜けでの走りも無いことからショーターと一緒になって売り込みやすい部分もあります。
これが、ここ2~3週間のドル円相場についての流れとなっております。
次に、簡単なテロ等に関しての心構えについて書かせて頂きたいと思いますが、まず、基本的にテロが起きるとリスクオフの形でマーケットは反応しやすい傾向がありますが、その後、世界的な動きとして「我々はテロには屈しない」と言う流れが生まれやすくなります。
そのため、基本的にマーケットからは「テロによる経済への影響は一時的なものである」と言う判断が先に立ち、今度は、リスクオフを巻き戻す形で反応するようになります。
不謹慎な話ですが、このような事態がアメリカで起きた場合も同様に、米国株が売られる流れから日本への経済的影響を考えて一時的に日本株も売られて、日経平均株価の下落やリスクオフからの米国債利回り低下の流れから、ドル円に対しては円が買いこまれることが予想されます(瞬間的には有事のドル買いで反応することも考えられます)。
その場合についても、結局のところテロによる影響で下落した場合にも、その落ち幅については巻き戻しの動きがある可能性を頭に入れておくことで、突然マーケットが大きく動いた場合にも変な動揺を起こさずに済むかと思います。
トレーダーは、こうした悲惨な状況を頭の中で常に想像しているので、周りの人からは変な目で見られることがありますが、自己資産を守るためには、まさに必須となる行為だと私は考えています。
度々、事件や災害等の値動きで儲けたトレーダーに対して、まるで宝くじにでも当たった人を扱うように、「寄付しろ!」と簡単に言う方がいらっしゃいますが、トレーダーから言わせると「これは何年も掛けて考えて感じて準備した結果で宝くじでは無いですよ」と思わず言いたくなる時があります。
もしもの事態に対して保険を掛けておく行為との違いが、私には理解できず、やっぱり胸が痛いですよね。同じ思いをされたことのあるトレーダーの方もいらっしゃいますよね・・。
と、重い話になってしまいましたが、ここで大きく軌道修正をしたいと思いますが、来週のマーケットは、やはり米国の利上げに関する話題がマーケットのベースになってくることを想定しています。
市場はほぼ12月の25ベースでの米国の利上げを織り込みについて織り込みに入っていますが、やはり、この利上げが行われるまでは、なかなか底堅い動きがドル円には残るように考えています。
そこで、やはり大幅に落ちた場合には、押し目を意識しての買いで攻めてみたいと考えております。
また、最近余り話題に出ていませんが、やはり中国経済はかなり悪いと言う見方を私は行っております。
そうした意味で、特に上値を突っかけてに行っている時に、中国の悪い話題が出るようなケースでは、慎重に対応したいと考えています。
ドル円4時間足チャートについて
それでは最後にドル円の4時間足チャートですが、基本的にダブルトップを伺うような綺麗な流れになってきてはおりますが、形成が確定するのかな?と言われると個人的には「?」と言う形に見えています。
どちらかと言うと、もう1度上値を伺ってみて、抜けなければと言う形で落ちてくるような変則ヘッドアンドショルダーの方が綺麗なチャートに見えています。
トレードはレンジ意識さえきっちり持って、ストップをしっかり意識しておけば、そこまで大怪我をするようなマーケット状況ではありませんので、来週もテロ等の突然の動きには注意しながらも、落ち着いたトレードを心掛けたいと考えております。