「FOMCに向けての攻防戦」について書き殴る
[2015-03-14] 実は、先日から中学時代に痛めている腰をまたまたやってしまいまして、先週のブログは休ませて頂きました。
この年になると、これも“ぎっくり腰”と言うことになるわけですが、まぁ、先週一週間は動かないドル円相場を見る流れになっただけに、ほっと一安心しております。
さて、株式相場について何度もダウが頭打ちに遭う流れとなっておりますが、日本の株は国内政府関連などGPIFを筆頭にした下支え意識の影響もあり、投資家は強気のスタンスとなっています。
そのためドル円に関しては強気の下押しとなることも無く、ダウが一時的に崩れた場合も、クロス円が崩れた場合も、株価による下支えやドル買い意識が下押しを支える形になり、強気を維持している状況となっています。
こうした流れに関して、全ては米国の利上げを意識した形となっていますが、マーケットは完全に6月利上げを意識した流れとなってきていると言えます。
ダウの崩れも「米国の利上げを意識した米経済の後退を示唆したもの」と言える状況になっており、全ての要因に関して米国の利上げが絡んだ状況となっています。
これは、ドル円にとっては所謂「材料不足」とも取れるような状況とも言え、利上げを待った流れになると言う風に見えます。
この利上げを待った流れとは「利上げと同時に材料出尽くしの売り」と言う流れで、利上げが行われると「追加の利上げには時間が掛かる」と言う意識から上値では徹底的に売りが入る流れです。
まだまだ利上げは最短でも3ヶ月後と言うことで、短期投資家には遠い話となるため、今後どのようにマーケットが転がるのか分かりませんが、利上げに向けて上げ続ける状況になれば、最初の利上げが逆に米株売りを誘い売り方向に動くかも知れないことを覚えておく必要が今からあると考えています。
さて、話を来週のことにすると、来週はFOMCが予定されており、やはり注目は言うまでも無いですが「辛抱強く」と言う点です。
今回のFOMCで「辛抱強く」と言う文面が外されるようであれば、ターゲットは間違いなく6月の利上げを意識する動きとなるため、ドル円相場は買い方向へと高い確率で推移してくることが考えられます。
反対に「辛抱強く」が残される場合には、「まだ利上げには時間が掛かる」と言う動きでドル円は下方向に動いてくることが考えられますが、底値付近では「利上げが近い」と言う意識が買い戻しにくることが考えられます。
今現在、「日本が金融引き締めへと動き出すことは無い」と言う中、「ドル買い」と言うのは硬いかも知れないと見ています。
また、ドル高は原油安にも繋がってきますので、商品マーケットについても目を振ると同時に、資源国の不安要素が表に出てくる可能性も否定できないので、新興国株価についてもチラチラと見ておきたいと思います。
さて、後半はいつものドル円4時間足チャートですが、トレンド上のレンジと言う動き方をしています。
チャート的に次の下押しはトレンドブレイクになるので、そこで下値が下髭と切り上げる形ができたならば、買いで上値狙いとなることを意識したいチャート形状になることを想定しています。
また、チャートは動きにくい中ではありますが、FOMCに向けてはやはり期待上げが想定されるので、下方向に走った場合には短期で買い戻しを狙ってみるのもありだと見ています。
それでは、来週も腰を治すことに専念しながら、マーケットを追いかけたいと思います。
それでは今週も張り切って参りましょう!!
[2015-03-14] 実は、先日から中学時代に痛めている腰をまたまたやってしまいまして、先週のブログは休ませて頂きました。
この年になると、これも“ぎっくり腰”と言うことになるわけですが、まぁ、先週一週間は動かないドル円相場を見る流れになっただけに、ほっと一安心しております。
さて、株式相場について何度もダウが頭打ちに遭う流れとなっておりますが、日本の株は国内政府関連などGPIFを筆頭にした下支え意識の影響もあり、投資家は強気のスタンスとなっています。
そのためドル円に関しては強気の下押しとなることも無く、ダウが一時的に崩れた場合も、クロス円が崩れた場合も、株価による下支えやドル買い意識が下押しを支える形になり、強気を維持している状況となっています。
こうした流れに関して、全ては米国の利上げを意識した形となっていますが、マーケットは完全に6月利上げを意識した流れとなってきていると言えます。
ダウの崩れも「米国の利上げを意識した米経済の後退を示唆したもの」と言える状況になっており、全ての要因に関して米国の利上げが絡んだ状況となっています。
これは、ドル円にとっては所謂「材料不足」とも取れるような状況とも言え、利上げを待った流れになると言う風に見えます。
この利上げを待った流れとは「利上げと同時に材料出尽くしの売り」と言う流れで、利上げが行われると「追加の利上げには時間が掛かる」と言う意識から上値では徹底的に売りが入る流れです。
まだまだ利上げは最短でも3ヶ月後と言うことで、短期投資家には遠い話となるため、今後どのようにマーケットが転がるのか分かりませんが、利上げに向けて上げ続ける状況になれば、最初の利上げが逆に米株売りを誘い売り方向に動くかも知れないことを覚えておく必要が今からあると考えています。
さて、話を来週のことにすると、来週はFOMCが予定されており、やはり注目は言うまでも無いですが「辛抱強く」と言う点です。
今回のFOMCで「辛抱強く」と言う文面が外されるようであれば、ターゲットは間違いなく6月の利上げを意識する動きとなるため、ドル円相場は買い方向へと高い確率で推移してくることが考えられます。
反対に「辛抱強く」が残される場合には、「まだ利上げには時間が掛かる」と言う動きでドル円は下方向に動いてくることが考えられますが、底値付近では「利上げが近い」と言う意識が買い戻しにくることが考えられます。
今現在、「日本が金融引き締めへと動き出すことは無い」と言う中、「ドル買い」と言うのは硬いかも知れないと見ています。
また、ドル高は原油安にも繋がってきますので、商品マーケットについても目を振ると同時に、資源国の不安要素が表に出てくる可能性も否定できないので、新興国株価についてもチラチラと見ておきたいと思います。
ドル円4時間足チャートについて
さて、後半はいつものドル円4時間足チャートですが、トレンド上のレンジと言う動き方をしています。
チャート的に次の下押しはトレンドブレイクになるので、そこで下値が下髭と切り上げる形ができたならば、買いで上値狙いとなることを意識したいチャート形状になることを想定しています。
また、チャートは動きにくい中ではありますが、FOMCに向けてはやはり期待上げが想定されるので、下方向に走った場合には短期で買い戻しを狙ってみるのもありだと見ています。
それでは、来週も腰を治すことに専念しながら、マーケットを追いかけたいと思います。
それでは今週も張り切って参りましょう!!